RUSH - THE MIGHTY THREE: 1994 ENCORES & THINGS(CD) [CYGNUS 008]

RUSH - THE MIGHTY THREE: 1994 ENCORES & THINGS(CD) [CYGNUS 008]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Rare rehearsals and live tracks from Tour 1994 STEREO SBD(from Original Masters)

 新作『COUNTERPARTS』をキャリア・ハイとなる全米2位に送り込み、満を持してツアーを開始した1994年のRUSH。その“COUNTERPARTS TOUR”から発掘された極上ステレオ・サウンドボードを集成した傑作コンピレーションが再入荷決定です。
 そんな本作に収められている音源は4種類。リハーサル2種+サウンドボード・ライヴ2種です。すでに知られていた音源のアップグレード・マスターから本作によって世界初登場となったものまで様々ですが、まずはそれぞれがどんな状況だったのか、“COUNTERPARTS TOUR”全体像の中で把握しておきましょう。

《1月18日ペンサコラ・リハーサル》 ←★音源A★
・1月22日-2月12日:北米#1(15公演)
・2月23日-3月12日:北米#2(12公演)
・3月22日-4月9日:北米#3(14公演) ←★音源B★
・4月18日-5月7日:北米#4(13公演) ←★音源C/D★

【音源A:ツアー前リハーサル(1月18日ペンサコラ)】
※4曲:Force Ten/Distant Early Warning/YYZ
 最初に登場するのは、ツアー開始の4日前に行われたペンサコラでのリハーサル。本番ショウにおけるアンコール・パートを4曲演奏しています。録音自体は、かつてCygnusレーベルから登場した『FIRST PART OF COUNTERS』でも聴けたテイクですが、もちろん本作は別マスター。『FIRST PART OF COUNTERS』では「XYZ」が2分強でしたが、本作では4分40秒収録されており、「Cygnus X-1」のシグネチャー・リフによるエンディングまで完全収録されています。
 そして、驚くべきはそのクオリティ。本作に収録された4種の音源すべてに言える事ですが、まさに「超」の付く極上サウンド。ダビング痕など微塵もなく、卓直結の演奏と歌声がステレオ感も絶大に脳みそへ直接流れ込む。もちろん、現場ミックスだけに感触はラフではあるものの、サウンド・クオリティ的にはオフィシャル級……それもスタジオ名盤クラスなのです。

【音源B:サウンドボード・ライヴ(4月2日マディソン公演)】
※2曲:Force Ten/YYZ
 続く2つめのサウンドボードは、ツアーも終盤に差し掛かった「北米#3」の9公演目にあたるマディソン公演。そのアンコールで演奏された「Force Ten」「YYZ」です。これまた既発で知られた音源ではあるものの、本作はアップグレード・マスター。既発も極上レベルでしたが、ヘッドフォンで耳を澄ませると劣化も感じられた。それに対し、本作は顕微鏡的に聴き込んでも一切の劣化を感じない超極上サウンドであり、それこそ「公式シングルにでも収録されてたっけ?」と思うほどの鉄壁サウンドなのです。

【音源C:当日リハーサル(4月29日フィラデルフィア公演)】
※3曲:Nobody's Hero/Bravado/Stick It Out/Double Agent
 3つめは再びリハーサル音源で、本作によって世界初公開となった4曲です。「北米#4」の7公演目にあたるフィラデルフィア公演の当日に行われたリハなのですが、ツアー中だけにサウンドチェック程度……と思いきや、結構入念。実は、これには事情もありました。実は、この「北米#4」の最中にゲディーが風邪をこじらせて絶不調。このショウの3日前にあたるランドバー公演では高音が出ない状態となってしまい(その苦戦ぶりは、当店の極上サウンドボード盤『LANDOVER 1994 ORIGINAL DAT MASTER(Cygnus 030)』でご体験いただけます)、翌日のハンプトン公演はキャンセル。このフィラデルフィア公演は、復帰初日であり、ノドのチェックも含めて真剣なリハーサルが行われたのです。
 実際、このテイクからはシリアスな状況もビンビン伝わってくる。もちろん、ン総辞退はラフなのですが、セレクトされているのは『COUNTERPARTS』の新曲「Nobody's Hero」「Stick It Out」「Double Agent」に、前作『ROLL THE BONES』の「Bravado」。通常、RUSHのサウンドチェックはお馴染みのクラシックスを試し弾きする感じなのですが、ここではチャレンジが必要な新しめの曲をじっくりと確かめるように演奏しているのです。

【音源D:同日サウンドボード・ライヴ(4月29日フィラデルフィア公演)】
※2曲:Bravado/YYZ
 本作の最後を飾るのは、「音源C」と同日の本番ショウ。アンコール・パートの「Bravado」「YYZ」です。この日のサウンドボードもまた既発が存在しますが、それにはラストの「XYZ」が未収録。これまた本作が世界初登場となる1曲だったのです。
 そんな「XYZ」以上に注目とも言えるのが「Bravado」。1994年のフィラデルフィア公演というと公式盤『DIFFERENT STAGES』にも「Bravado」が採用されていますが、そちらは“4月30日”。このテイクは、その前日となるフィラデルフィア2公演の初日でした。つまり、「音源CのBravado」→「音源DのBravado」→「公式盤のBravado」は3連続の演奏でもあり、体調不良から復活して公式作に収録できるほどに回復していく過程を感じ取れるテイクでもあるのです。

 以上、11曲・53分84秒の秘宝ステレオ・サウンドボード。同じツアーでありながらそれぞれに事情が異なり、それでいてサウンドクオリティは超一級。サウンドボード・コレクションとして重要ではありますが、背景を知るほどに聴き応えもたっぷりの生演奏アルバムでもあるのです。アンダーグラウンドだからこそ味わえる超極上の1枚。永久保存プレスCDで手に入れる千載一遇のチャンス、どうぞお見逃しなく!


★オリジナルは2005年のリリース。長らく完売で入手困難でしたが、このたび10セット限定で海外から入荷しました。この機会をお見逃しなく!!

(53:53)
Rehearsals at Civic Arena, Pensacola, Florida, USA 18th January 1994
1. Force Ten
2. Distant Early Warning
3. YYZ

Live at Dane County Coliseum, Madison, Wisconsin, USA 2nd April 1994
4. Force Ten
5. YYZ

Rehearsal at Spectrum, Philadelphia, Pennsylvania, USA 29th April 1994
6. Nobody's Hero
7. Bravado
8. Stick It Out
9. Double Agent

Live at the Spectrum, Philadelphia, Pennsylvania, USA 29th April 1994
10. Bravado
11. YYZ

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Strictly 10 sets only imported from overseas