QUEENSRYCHE - NIPPON SEINENKAN 1989(2CD) [ZODIAC 365]

QUEENSRYCHE - NIPPON SEINENKAN 1989(2CD) [ZODIAC 365]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Nippon Seinenkan, Tokyo, Japan 7th May 1989 STEREO SBD

 プログレメタルの新基準とさえなった大名盤『OPERATION: MINDCRIME』を引っさげ、久々の再来日を果たした1989年のQUEENSRYCHE。その現場を伝える伝説のサウンドボード・アルバムが復刻です。
 そんな本作が記録されたのは「1989年5月7日:日本青年館」公演。その超絶級ステレオ・サウンドボード録音です。彼らの初来日は1984年8月で、当時は『THE WARNING』さえリリースされていない段階。“JUDAS PRIESTの後継者”と目される未知なる新人でした。その直後となる9月に『THE WARNING』をリリースし、『RAGE FOR ORDER』『OPERATION: MINDCRIME』と“PRIESTの後継者”の枠を大きく超えた名盤を連発。再来日を果たした際には5年の月日が経ち、比較にならないほど巨大な存在となって戻ってきました。まずは、そのスケジュールを振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。

・5月4日:東京厚生年金会館
・5月5日:東京厚生年金会館
・5月6日:東京厚生年金会館
・5月7日:日本青年館 ←★本作★
・5月8日:大阪厚生年金会館

 以上、全5公演。東京・大阪の厚生年金会館がメインではありましたが、その中で日本青年館も1公演のみ実現。この会場は初来日でも東京公演が行われており、あのオフィシャル映像『LIVE IN TOKYO』の現場に戻ってきたフルショウを体験できるサウンドボード・アルバムなのです。

【超絶極上な伝説の流出サウンドボード録音】
 そして、このショウは超絶なサウンドボード音源が流出した事でも有名。その初出はBondageレーベル伝説の名盤『OPERATION: PERFECTCRIME』だったわけですが、本作はその大元マスターから再デジタル化したものなのです。実際、そのサウンドは「超」をズラズラと並べたくなるほどに極上。ひと口に「サウンドボード」と言っても千差万別ですが、本作は超強力。明らかにミックス卓から直結で録音したと思われるラフな感触は「オフィシャル作品風」とはちょっと違いますが、音質的には完全オフィシャル級。芯も丸出しの演奏と歌声が土足でズカズカと脳内に入り込み、大歓声も遠く遠くに囁くよう。コンサート会場のムードなど微塵も感じさせませんが、それは決して悪い事ではない。臨場感と引き替えにバンド自身とのシンクロ感は絶大で、猛烈な幅でパンするステレオ感も異次元感覚。何より、生だからこそのハイテンションな演奏で脳みそが満たされる感覚は、オフィシャル作品でもオーディエンス録音でも味わえない卓直結サウンドボードだけの独壇場。その醍醐味を強烈に味わえるスーパー・サウンドなのです。
 また、本作は大元から再デジタル化を敢行したことで(わずかながら)アップデートもしている。サウンド的にはほとんど変わりませんが、「Revolution Calling」「Speak」の冒頭に発生していた微細な音落ちがない。これもささやかな話ではあるものの、デジタル化精度の向上によって究極形が実現しているのです。

【実は“MINDCRIME以外”も美味しいフルショウ】
 そのサウンドで描かれるのが『OPERATION: MINDCRIME』を送り出したばかりのQUEENSRYCHEなのだからたまらない。『OPERATION: MINDCRIME』は無類の完成度を誇るストーリー・アルバムでしたが、その完全再現ショウは次作『EMPIRE』以降に実現。1989年の本作では未完でした。とは言え、大盤振る舞いには違いなく、ストーリーが無視された普通構成でもない。ここで、ショウの内容を整理してみましょう。

●冒頭パート(7曲)
・THE WARNING(DISC 1):NM 156/No Sanctuary
・RAGE FOR ORDER(DISC 1):Screaming In Digital/The Whisper/Walk In The Shadows/Chemical Youth (We Are Rebellion)/London
●OPERATION: MINDCRIMEパート
・(DISC 1):I Remember Now (tape)/Anarchy-X/Revolution Calling/Operation: Mindcrime/Speak/Spreading The Disease/The Mission/The Needle Lies/Electric Requiem/Breaking The Silence
・(DISC 2):I Don't Believe In Love/Eyes Of A Stranger
●アンコール(2曲)
・QUEENSRYCHE(DISC 2):Queen Of The Reich/The Lady Wore Black

……と、このようになっています。開演からしばらくは『RAGE FOR ORDER』ナンバー5曲を「NM 156」「No Sanctuary」で挟むカタチで行われ、その後は巨大な『OPERATION: MINDCRIME』パート。3曲「Suite Sister Mary」「Waiting for 22」「My Empty Room」を省略しつつも、アルバムの曲順通りに演奏していく。そこで本編セットが終了し、アンコールはデビューEP『QUEENSRYCHE』の2曲で〆る。完全ではないものの“ほぼ再現”であり、トータルでもコンセプチュアルな流れが見事に出来上がっているショウ構成なのです。
 もちろん、今となっては公式映像や当店の『OPERATION: LIVECRIME NOVEMBER 1991 DAT MASTER(Zodiac 365)』で完全再現ショウも楽しめる。そこでグッと注目したくなるのが実は序盤なのです。歴史的には『OPERATION: MINDCRIME』の影に隠れてしまったものの、『RAGE FOR ORDER』もまたプログレ・メタルの大名盤。そのレパートリーは貴重なのです。特に「Chemical Youth (We Are Rebellion)」がレビューラーセット入りしたのはこのツアーが最後ですし、「London」も約20年に渡って封印されてしまったレア曲です。また、『THE WARNING』の「NM 156」「No Sanctuary」にしても初来日の『LIVE IN TOKYO』では聴けず、本作は同会場で“公式映像の続き”が楽しめるわけです。

【次作『EMPIRE』セッションのサウンドボード・デモ】
 そんなショウ本編だけでも超絶ですが、本作は『OPERATION: PERFECTCRIME』の意匠通りにボーナストラックも復刻しました。こちらは再デジタル化ではないのでコピーですが、『EMPIRE』製作時のスタジオ・デモを極上クオリティで約47分間収録しています。
 「The Thin Line」「Hand On Heart」「Jet City Woman」「Anybody Listening?」といった『EMPIRE』ナンバーの初期バージョンも素晴らしいですが、さらにアルバム未収録曲もある。作曲段階のインスト・ジャム2テイクに加え、映画『フォード・フェアレーンの冒険』に提供されたサントラ曲「Last Time In Paris」のデモも収録されています。本編ライヴはデビューEPから『OPERATION: MINDCRIME』までの濃縮でしたが、このボーナスにより『EMPIRE』までの黄金時代を“裏側サウンドボード”で辿ることができるのです。
 5年ぶりの来日公演を超絶級サウンドボードでフル体験できる本編ライヴと、超貴重な『EMPIRE』セッションのデモ。まさに流出サウンドボードでしか味わえない醍醐味に充ち満ちたプレス2CDです。伝説盤の意匠を再び永久保存する復刻盤。どうぞ、心ゆくまで存分にお楽しみください!

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Live at Nippon Seinenkan, Tokyo, Japan 7th May 1989

Disc 1(69:29)

1. NM 156
2. Screaming In Digital
3. The Whisper
4. Walk In The Shadows
5. Chemical Youth (We Are Rebellion)
6. London
7. No Sanctuary

Operation: Mindcrime

8. I Remember Now
9. Anarchy-X
10. Revolution Calling
11. Operation: Mindcrime
12. Speak
13. Spreading The Disease
14. The Mission
15. The Needle Lies
16. Electric Requiem
17. Breaking The Silence

Disc 2(71:52)
1. I Don't Believe In Love
2. Eyes Of A Stranger
3. Queen Of The Reich
4. The Lady Wore Black

The Empire Demos

5. Instrumental Jam #1
6. The Thin Line #1
7. Hand On Heart #1
8. Jet City Woman
9. Instrumental Jam #2
10. The Thin Line #2
11. Anybody Listening?
12. Hand On Heart #2
13. Last Time In Paris

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Geoff Tate - Lead Vocals Chris Degarmo - Lead Guitar, Vocals Michael Wilton - Guitars
Eddie Jackson - Bass Scott Rickenfield - Drums