YES - SWIRLING WIND: COLUMBIA 1972(1CD + Bonus CDR) [Virtuoso 023]

YES - SWIRLING WIND: COLUMBIA 1972(1CD + Bonus CDR) [Virtuoso 023]

販売価格: 2,800円(税込)

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商品詳細

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Merriweather Post Pavillion, Columbia, Maryland, USA 13th August 1972 PERFECT SOUND

1972年、ニュードラマーにアラン・ホワイトを迎え、「危機」リリース直前に行われた夏の北米ツアーより8月13日のコロンビアはメリウェザー・ポスト・パビリオン公演を超高音質オーディエンス録音で完全収録!既発盤「Suite Distance」より更に優れた音質で収録されており、ピッチも正確で2分間長く収録されています。殆どサウンドボード録音にしか聴こえない、当時の客席録音としては驚くほどにハイレベルなサウンドで録音されており、この時期のイエスのノリにのった圧巻の演奏を楽しむことができます。既発でヒスノイズの問題のあったリックのソロ・セクションも本盤はかなり緩和されています。アランのドラムはイエスの堂々たるアンサンブルに非常に上手くとけこんでおり、その圧倒的な演奏内容に、ファンは至福の時を堪能できます。200枚限定のプレスCDにてリリース!!

初回納品のボーナスディスクとして、こちらはアルバム「こわれもの」に伴う1972年北米ツアーより驚愕の新音源を収録。ビル・ブラッフォード在籍時末期の1972年3月15日、イングルウッドはグレート・ウェスタン・フォーラム公演を超高音質オーディエンス録音で約50分に渡って収録。ブラック・サバスの前座ゆえ、演奏時間は短めですが、サバスをぶっとばしたと伝え聞く、上昇気流まっしぐらのイエスの若さ迸る超絶アンサンブル・プレイは全プログレ・ファン必聴!!テープチェンジの関係か、Perpetual ChangeのエンドパートとI've Seen All Good Peopleの冒頭が未収という欠点はあるものの、このツアーのみの「火の鳥」からRoundaboutのオープニングから「Boogie!」というアンダーソンの掛け声からスタートする12分のエンドナンバーYours Is No Disgraceまで、爽快なグルーブ感に満ちた迫力満点な演奏を楽しめます。

★beatleg誌 vol.96(2008年7月号)のレビュー要訳です。ご参考まで。

 イエスの1972年8月13日のコロンビアでのパフォーマンスを収録した作品が届いた。以前も2作ほど同日の音源はリリースされていたが、本作はピッチも音質も正確なものに修正された本格的なものだ。イエスの音源は毎月のように止めどなくリリースされ続けているが、本作は久々の貴重音源の登場となった。72年といえば、『こわれもの』から『危機』のリリースというイエスにとってまさに全盛期を迎えつつあった時期であり、本作で聴かれるのは『危機』完成後に行われたツアーということで、ドラムがアラン・ホワイトに交替した最初のツアーでもあり、後のイエスの活躍を知るうえで最も重要な音源といえるものだ。さらに72年という時代背景からは想像できないほど音がいい。この時期のオーディエンス録音にしてはめずらしく、高品質のステレオ録音である。この時期はまだカセットが珍しかったので、おそらくオープン・リールにて録音されたものだと思われるが、そのために最近のデジタル録音にも負けない高域〜低域の豊富な情報量が含まれている。PAから放射されたサウンド・バランスも申し分ないため、とても36年前の音源だとは感じられないのが魅力だ。
 音質が良いために、アラン・ホワイトが加入したばかりのイエスのパフォーマンスの完成度が如実に分かるのも本作の魅力のひとつ。実際、このツアーは7月末に始まったばかりで、アラン自体が10本程度のライヴしかこなしておらず、数曲で行き方の間違いがかなり露見する。完全主義のバンドとして日本では定着しているイエスのイメージも、本作では木っ端微塵に砕かれるわけだが、それでもここから『イエスソングス』に至るまでに素晴らしい完成度を誇るバンドにまで成長を遂げたということは恐るべき努力の結果だと言わざるを得ないだろう。チューニングの問題やジョン・アンダーソンの枯れた声、リック・ウェイクマンのソロの途中でSEのタイミングが間違っていたりと、アーティスト側もスタッフ側もてんやわんやな状態が目に浮かぶようだが、それこそが本作の最大の魅力なのだろう。
 なお本作には初回ボーナス・ディスクが付属しており、なんとこちらは72年3月15日にイングルウッドで行われた『こわれもの』ツアーからの初登場オーディエンス音源が収録されている。もちろんドラムはビル・ブラッフォードであり、オーディエンス録音であるものの解像度も良く、演奏のディテイルが良く聴き取れるのが嬉しい。「ラウンドアバウト」の中間でビルのドラムがタムタム・パーカッションになる場面や、必要無ければ延々とハイハットしか叩かないところなど、ビルの性格が丸出しのパフォーマンスに最高の魅力が感じられる逸品である。内容を考慮すれば、こちらの方がはるかに重要なのだが、これがボーナス扱いなのが、ちょっともったいない。まだ大曲は演奏されていないものの、イエスの圧倒的な存在感はすでに確認することができる。イエス・ファンならば、この2枚をなんとしてもゲットして欲しい。

1. Firebird Suite 2. Siberian Khatru 3. I've Seen All Good People 4. Mood For A Day
5. Clap 6. Heart Of The Sunrise 7. And You And I 8. Wakeman Solo 9. Roundabout
10. Yours Is No Disgrace

Jon Anderson - Vocals Steve Howe - Guitars Chris Squire - Bass Rick Wakeman - Keyboards
Alan White - Drums

YES - GREAT WESTERN: L.A. FORUM 1972(Bonus CDR)
Live at Great Western Forum, Inglewood, California, USA 15th March 1972 AMAZING SOUND

1. Firebird Suite 2. Roundabout 3. Heart Of The Sunrise 4. Perpetual Change
5. I've Seen All Good People 6. Yours Is No Disgrace

Jon Anderson - Vocals Steve Howe - Guitars & Vocals Chris Squire - Bass & Vocals
Rick Wakeman - Keyboards Bill Bruford - Drums