GIRL - OSAKA 1980(1CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [ZODIAC 252]

GIRL - OSAKA 1980(1CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [ZODIAC 252]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Festival Hall, Osaka, Japan 1st December 1980 PERFECT SOUND(from Original Masters)

 NWOBHMきっての美形バンドGIRL。彼らの初来日を極上サウンドで収めたライヴアルバムが登場です。
 本作に収められているのは「1980年12月1日:大阪フェスティバルホール公演」。以前、『LIVE AT THE EXPOSITION HALL, OSAKA, JAPAN』が発掘されたこともありましたが、あれはフィル・コリン脱退後となる二度目の来日公演(1982年)。本作は、フィル・コリンもキチンといる初来日です。まずは、ショウのポジションをツアースケジュールから確認してみましょう。

・11月28日:浅草国際劇場
・11月29日:浅草国際劇場(昼の部)
・11月29日:浅草国際劇場(夜の部)
・12月1日:大阪フェスティバルホール 【本作】
・12月2日:名古屋市公会堂

 以上、全5公演。今は亡き浅草国際劇場も懐かしいところですが、本作はその後に行われた大阪公演です。
 そんな本作最大のポイントは、極上のサウンド。実は、かつて大阪でその人ありと知られた名録音家の作なのです。とは言っても、この方が有名になったのは90年代のこと。当店ではこの名手の作品をシリーズでCD化しており、これまでもRAINBOW『OSAKA 1995 1ST NIGHT(BLACK BOX 006)』、RICHIE SAMBORA『UNDISCOVERED SOUL IN OSAKA(ZODIAC 199)』、SYKESの『OSAKA 1998(ZODIAC 233)』等々、数々の名作が大変な好評を賜りました。本作は、その名手の初期録音。オリジナル・カセットからダイレクトにCD化した秘宝なのです。
 もちろん80年代だけに機材の差はあるのですが、録音の腕前は初期から凄かった。90年代作のように「まるでサウンドボード」と呼ぶタイプでこそないものの、そのクリア極まりない楽音/歌声はそんじょそこらのライン録音を遙かに凌駕する美しさ。会場音響もほんのりとまといつつ、それが濁らせたり曇らせたりすることなく、クリスタル・クリアに透き通っている。後に“名手”の名を欲しいままにする録音テクニックと、“神が作った”とさえ称される大阪フェスティバルホールの美音が出会った幸せなサウンドなのです。
 そのクオリティで描かれるのは、若々しく、そして美しかったGIRLの熱演。当時はデビュー作『SHEER GREED』しかなかったわけですが、その全12曲中9曲をたっぷり演奏。その上で既に完成していた(そしてレコード会社に発売を邪魔された)『WASTED YOUTH』からも6曲、さらには『KILLING TIME』までお蔵入りになってしまう「This Town」「Green Light」「White Prophets」まで披露しているのです。
 そんなセットを演奏するGIRLは猛烈にフレッシュ。何しろ、フィル・コリンもフィリップ・ルイスも22歳(!)。シンプルなロックンロールにブギーやレゲエ、ニューウェーブの要素まぶした音楽性は年齢に似つかわしくない本格的なものでしたが、それを演ずるアンサンブルはパッションの塊。特にフィル・コリンは、まだ“ゲイリー・ムーア後継者の1人”と目されていた熱い弾きっぷりを聴かせてくれるのです。
 その彼ら以上に“80年代の薫り”を発散しているのが観客。現場の観客は95%が女性客だったと言われていますが、そのアイドル的な人気が丸出し。黄色い嬌声が絹を切り裂きまくり、端正に整った拍手はそれこそアイドルのコンサートそのもの。あちらで悲鳴が上がり、こちらでキャーッキャー。もう、歓声の立体感だけでメンバーの一挙手一投足まで浮かぶほど。特に超名曲「Hollywood Tease」がコールされた瞬間と言ったら(それだけ真っ黄色な嬌声をねじ伏せる楽音の極太感も凄い……)。

 デニム&レザーに汚い長髪だらけだった当時のNWOBHMにあって、ひときわグラマラスな輝いていたGIRL。その初来日を極上のオーディエンス・サウンドで描ききった歴史的大傑作です。よく聴けば通好みでタフなロック。でも、眩しい光に満ちあふれていた彼ら。その輝きを永遠に残すプレスCDに封じ込めました。DEF LEPPARDやL.A. GUNSのファンはもちろん、“あの時代”に目のない方々にぜひ味わっていただきたい歴史的な1枚です。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(73:52)
1. Wasted Youth 2. Heartbreak America 3. This Town 4. Nice 'n' Nasty 5. Green Light
6. Little Miss Ann 7. The Things You Say 8. White Prophets 9. Old Dogs 10. Passing Clouds
11. Strawberries 12. Sweet Kids 13. Doctor Doctor 14. My Number 15. Lovely Lorraine
16. 19 17. Member Introduction 18. Hollywood Tease 19. Born To Be Wild 20. Overnight Angels

Phil Lewis - lead vocals Phil Collen - lead guitar, backing vocals
Gerry Laffy - rhythm guitar, backing vocals Simon Laffy - bass guitar, backing vocals
Bryson Graham - drums

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★★特別企画

★GIRL初来日を極上サウンドで収めたライヴアルバム『OSAKA 1980』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、同じく1980年の貴重なプロショット集『ON TV 1980』が特別に付属致します。

GIRL - ON TV 1980(Special Bonus DVDR)
TV Studio Live compilation

 デニム&レザーの漢臭いNWOBHMにあって、ひときわ艶やかだったGIRL。本編プレスCDは、そんな彼らがもっとも輝いていた刹那を極上サウンドで捉えた決定盤です。しかし、それはあくまでもライヴアルバム。彼らは、その端正なルックスとグラマラスなパフォーマンも大事な魅力でした。そこで、そのボーナスには、彼らの姿を極上の光景で目撃できるプロショット集をご用意しました。
 本作に収められているプロショットは4種8曲分。すべてフィル・コリンが在籍していた1980年のテレビ放送です。それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

【OLD GREY WHISTLE TEST】
 まず登場するのは、BBCの名物番組“OLD GREY WHISTLE TEST”に出演した際の3曲。そのクオリティは驚異的! 冒頭こそマスターの乱れもありますが、それはホンの1-2秒。それ以降はデジタル全盛の現代の眼にも充分に鮮やかな極上の光景が画面いっぱいに広がります。何よりも凄いのは発色。ダビング痕もなく、原色バリバリなGIRLの衣装・メイクがビビッド。まさに当時そのものの映像美で、20代前半の若さハジけるパフォーマンスが目撃できるのです。
 超名曲「Hollywood Tease」からスタートしますが、驚きなのはラストの「Sweet Kids」。セカンドアルバム『WASTED YOUTH』がリリースされるのは1982年まで待たなければならないわけですが、すでに早くも演奏されているでのす。

【ROCK POP IN CONCERT】
 続いては、西ドイツの名物番組“ROCK POP”。スタジオ・アルバムを流してのマイム映像ながらクオリティは先の“OLD GREY WHISTLE TEST”と同等の極上ぶり。一応、サクラの観客もいるにはいるのですが、局スタジオならではの時代がかったセットで音に合わせるのも忘れてマイクを手放す(笑)ほどの大熱演を見せてくれます。

【STUDIO LIVE】
 3つめは、詳細不明ながらも貴重なスタジオ・ライヴ2曲。ここでは「Hollywood Tease」の他に、VAN HALENでお馴染みのKINKSカバー「You Really Got Me」を披露しています。これのみ画質が今イチなのですが、その姿は一番貴重。何しろ、グラマラスなイメージのGIRLにしては珍しくTシャツ&デニムといったラフな出で立ちでワイルドにロックするのです。そのパフォーマンスは猛烈で、彼らもNWOBHMの一員だったことを起こさせる初々しいプロショットです。

【PROMO CLIPS】
 最後は、コレがなくっちゃ始まらない。懐かしのビデオ・クリップ2曲です。何と言っても超名曲にして代表曲の中の代表曲「Hollywood Tease」! ここまでのすべての番組でも演奏してはいますが、やはりこのクリップこそが最高。GIRLのすべてと言っても過言ではない名クリップです。
 そしてもう1曲は、KISSのカバー「Do You Love Me」。なんでも、このカバーを見たジーン・シモンズは彼らにオリジナル曲の提供を申し出たそう。ところが当時、若く血気盛んだったGIRLの面々は「他人の曲は必要ない」と、この申し出を蹴った。勿体ないというか、無謀というか……「だったらなんでカバーしてんのさ?」と思わず突っ込みたくなるほどハマッているカバーの傑作です。

 先ほどから「若い若い」を連呼していますが、やはりそれこそが要。そのフレッシュで美しく、それでいてヤンチャだったGIRLが目に染みるプロショット集です。これこそ、本編プレスCDの向こう側にいる彼らの姿。ライヴアルバムのイメージを何倍にも膨らませてくれるだけでなく、本作1枚こそが傑作。どうぞ、併せて“1980年の薫り”を胸いっぱいに吸い込んでください。

(22:25)
Old Grey Whistle Test
1. Intro. 2. Hollywood Tease 3. Strawberries 4. Sweet Kids

Rock Pop In Concert
5. Hollywood Tease

Studio Live
6. You Really Got Me 7. Hollywood Tease

Promo Clips
8. Hollywood Tease 9. Do You Love Me

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.22min.

Special Bonus CDR for limited numbered stickered edition of "OSAKA 1980"(ZODIAC 252)