【取り寄せ】WHITESNAKE / OZZY OSBOURNE - MASTERS OF LAUSANNE 1983(3CD) [ZODIAC 145]

【取り寄せ】WHITESNAKE / OZZY OSBOURNE - MASTERS OF LAUSANNE 1983(3CD) [ZODIAC 145]

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商品詳細

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Live at Palais de Beaulieu, Lausanne, Switzerland 22nd January 1983 TRULY PERFECT SOUND

 これはまた、えらく豪華でビッグなライヴアルバムの登場です! 本作に収められているのは、1983年のWHITESNAKEとオジー・オズボーン。どちらも大英帝国の誇るHR/HMではありますが、方やクラシカルな美旋律も奏でる“暗黒の貴公子”、方やセクシーでタフなブルースロック。ちょっと異色でもあるカップリングのライヴアルバムなのです。もちろん、関係ないライヴの抱き合わせなどではなく、この2組が一緒にツアーをした「1983年1月22日ローザンヌ公演」を本生100%の客席録音で収めたもの。以前からWHITESNAKE分が一部で知られ、オジー分はアナログLPで存在していましたが、最近になってその大本マスターが登場、今まさにマニアを大いに湧かせている音源なのです。
 まず登場するのは、オープニング・アクトだったオジー。なんと言っても聴きモノなのが、超・極初期ジェイク・E・リーのプレイ! ジェイクのデビューギグは“1983年1月12日”ですから、そのわずか10日後。実に、7公演目のライヴなのです。USフェスティバル ‘83でも溌剌とした演奏を聴かせてくれましたが、その4ヶ月以上も前、加入したての新鮮ぴっちぴちの演奏が眩しい。当時25歳の新人だけに、さぞや緊張しているだろう……と思いきや、早くも堂々と弾き倒し! 人生初のメジャー活動に無我夢中であったことは想像に難くありませんが、それが勢いの良さにだけ転化され、ワイルドながらも後年以上にトリッキーなフレーズの連射を聴かせるのですから、流石はジェイクです。
 そんなジェイクの演奏が真っ直ぐクリアに撃ち込まれるサウンドこそが驚異的! ジェイク時代のオーディエンス録音でも、ここまでのクリアさはちょっと思いつかない。ネット音源では低音がモコモコしているきらいもありましたが、ジェイクの速射を存分に味わえるよう、高音の抜けをよくするリマスタリングを施しました。あくまでジェイクのためのリマスタリングでしたが、その結果バンド・アンサンブル自体もクリア化。ドン・コスタ、リンジー・ブリッジウォーターの演奏もクッキリと浮かび上がる仕上がりとなりました。この時代のオジー・バンドは細かいメンバーチェンジを繰り返しまくっていましたが、中でもこの2人はオジー史上でも激レアなラインナップ。それがド級のクリアサウンドで聴けるとは……。

 さて後日、このツアーを振り返ってジェイクはこう言っていました。「あの時は、本当にワクワクしてたよ! でも、スタッフに『誰のサポートをやるの?』と訊いたらWHITESNAKEだって言うんだ。そんなバンド聞いたこともなかったから、聞き間違いかと思った」。若き天才ギタリストにこんな事を言われてしまいましたが、本公演のメインアクトはやはりWHITESNAKE。本作でもディスク2・3の2枚に渡ってフルセットで収録。もちろん、「633騎兵隊+1812年」を使ったコージー・パウエルのドラムソロも完全収録です!
 当時のWHITESNAKEは、コージーやメル・ギャレイ、コリン・ホジキンソンを迎え、活動停止から復活したばかり。1982年12月から始まった“SAINTS & SINNERS TOUR”も1ヶ月ほどこなしたところ。2月には日本公演を控え、新バンドのほどよく暖まり、いよいよ本領を発揮しようというタイミングです。このツアーからはオフィシャル映像の「MONSTERS OF ROCK 1983」、ドイツのテレビ放送「LIVE… IN THE WEST OF THE RHINE」、そして日本公演の「BUDOKAN 1983 MONITOR MIX」など、強力なサウンドボード/プロショットがひしめいていますが、本作もそれらに負けていない。芳醇でジューシーな旧来のWHITESNAKEサウンドに、新加入3人によるタフなビート感が加わったアンサンブルは最高にパワフル。デイヴィッド・カヴァデールは、全力で叫んでも決して絶叫にはならない時代。中低音の美声を存分に発揮して熱い咆哮を轟かせてくれます。このラインナップには、未だに過渡期の印象がつきまといがちですが、音に込められた“温度”は、歴代のいかなるライヴよりも熱い。まったく、このメンツのライヴには外れはないのか!?と驚かされます。
 その“温度”をしっかりと伝えてくれるのが、本作のサウンド。バツグンのクリアさはディスク1のオジー編と変わらず、観客の熱気はそれ以上です。ジェイクではありませんが、最初は「なんでオジーが前座なんだろう?」とも思いましたが、現場の観客は間違いなくWHITESNAKEをこそ愛しているのがハッキリと分かるのです。それだけの熱気でありながら、歓声も決して楽音の邪魔にはならない。現場にいるスイスの観客は、演奏中にはじっと耳を傾ける“日本タイプ”なのか、パワフルなアンサンブルが真っ直ぐ耳に飛び込んでくるのです。
 ネットのマスターには「Ready An' Willing」の後半でテープチェンジによる大きなカットがあったのですが、本作では“1982年12月12日ニューキャッスル公演”の「BITES BACK IN THE U.K.」で補完しました。このニューキャッスル公演は、長年にわたってツアー初期を代表し続けている名音源なのですが、その補完パートでは、この名録音よりも本編サウンドの方がダイレクト感があることがハッキリと分かる。長年、大定番の座を守り続けてきた名録音も、ついに王座交代となったようです。

 ジェイクを発掘した新生OZZY OSBOURNEと、コージーを迎えた新生WHITESNAKE。共に新たなスタートを切り、世界制覇に野心をたぎらせる熱いパッションが渦巻くパフォーマンスを存分に聴かせてくれる。今まさに第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの乗り出した2組のハードロック。世界を塗り替えていくバンド・ポテンシャルを本生100%の極上オーディエンスサウンドでプレス3CDにたっぷりと詰め込みました。1983年にしかあり得ない、凄いカップリングの凄いショウ。80年代前半だからこその、パワフルで汗臭いHR/HMを現場で思いっきり吸い込んだマスターの美味しい大発掘です。ぜひ、あなたもこの空気を胸いっぱいに吸い込んでください!

OZZY OSBOURNE

Disc 1(49:52)
1. Diary Of A Madman 2. I Don't Know 3. Mr. Crowley 4. Crazy Train 5. Suicide Solution
6. Revelation (Mother Earth) 7. Steal Away (The Night) 8. Tommy Aldridge Solo
9. Iron Man 10. Children Of The Grave 11. Paranoid

Ozzy Osbourne : Vocals Jake E Lee : Guitar Bob Daisley : Bass Tommy Aldridge : Drums
Don Airey : Keyboards

WHITESNAKE

Disc 2 (42:22)
1. Intro 2. Walking In The Shadow Of The Blues 3. Rough An' Ready 4. Ready An' Willing
5. Don't Break My Heart Again 6. Here I Go Again 7. Lovehunter
8. Micky Moody & Colin Hodgkinson Solo 9. Lovehunter(reprise)

Disc 3 (50:20)
1. Crying In The Rain incl. Mel Galley Solo 2. Soldier Of Fortune 3. Jon Lord Solo
4. Cozy Powell Solo feat. 633 Squadron & 1812 Overture
5. (Ain't No Love) In The Heart Of The City 6. Fool For Your Loving 7. Thank You
8. Wine, Women An' Song 9. We Wish You Well

David Coverdale : Vocals Micky Moody : Guitar Mel Galley : Guitar Jon Lord : Keyboards
Cozy Powell : Drums Colin Hodgkinson : Bass