FLEETWOOD MAC - L.A. FORUM 1977 2ND NIGHT: MIKE MILLARD ORIGINAL MASTER TAPES(2CD) [Wardour-411]

FLEETWOOD MAC - L.A. FORUM 1977 2ND NIGHT: MIKE MILLARD ORIGINAL MASTER TAPES(2CD) [Wardour-411]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at the Forum, Inglewood, CA, USA 30th August 1977 TRULY PERFECT SOUND

 全世界を震撼させているマイク・ミラードの新発掘マスター・シリーズ。その最新弾が永久保存プレス2CDで登場です。これまでもLED ZEPPELINやPINK FLOYD、QUEENなどの衝撃作が連発しましたが、今回の主役はFLEETWOOD MAC。それも『ファンタスティック・マック』『噂』で一気に時代の寵児へと登り詰めた一大全盛期のフルライヴ・アルバムです。
 そんな本作が録音されたのは「1977年8月30日ロサンゼルス公演」。『LISTEN TO THIS EDDIE』と同じ“THE FORUM”で約2ヶ月後に記録されたオーディエンス録音です。“マイク・ミラード”と言えば、伝説中の伝説であり、コンサート録音史の象徴ともなっているテーパー。その意匠についてはコレクター界に広く知られているわけですが、昨今の新発掘群は従来の常識を覆したもの。これまでミラード・コレクションのオリジナル・マスターは失われたとされており、「生前に本人が焼き捨てた」「価値を知らない遺族が処分した」等々が定説となってきました。ところが、2019年末になって真実が発覚。失われたはずの大元マスターが次々と見つかったのです。それに伴ってFLOYDの伝説録音もアップグレードしましたが、同時に衝撃だったのは完全初公開となる録音も多数発掘されたこと。当店ではQUEENの衝撃作『L.A. FORUM 1977 2ND NIGHT: MIKE MILLARD ORIGINAL MASTER TAPES(Wardour-407)』が大ヒットしておりますが、本作もまた知られてこなかった初登場の秘宝なのです。
 その内容に触れる前に、まずはショウのポジション。絶頂時代に突入した1977年のスケジュールから振り返ってみましょう。

●1977年
《2月4日『噂』発売》
・2月24日-4月1日:北米#1(14公演)
・4月2日-26日:欧州(15公演)
・5月1日-7月24日:北米#2(29公演)
・8月15日-10月4日:北米#3(25公演)←★ココ★
・11月6日-23日:オセアニア(9公演)
・11月6日-12月10日:初来日/ハワイ(5公演)
●1978年
・7月17日-8月30日:北米#4(17公演)

 これが“RUMOURS TOUR”の全体像。1977年には伝説の初来日も実現したわけですが、本作のロサンゼルス公演はその約2ヶ月前。ワールド・ツアーのメイン「北米#3」の6公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は“Mike The Mike”の意匠そのもの。全体的には半年前のQUEEN編に似ており、絶品の鳴りに心がとろける美録音。オンな芯のダイレクト感も絶大ならディテールも超繊細。分離感も完璧な演奏音の上で伸びるスティーヴィー・ニックスの歌声の素晴らしさと言ったらもう。その要因はミラード天賦の才にあるわけですが、本作に限ってはポジションの威力もあるようです。どうやらこのショウではステージ真ん前の2列目で録音していたらしく、その間近感が圧倒的。もちろん、最前付近が録音に最適とは限らないわけですが、ミラードにその心配などあるわけがない。音の回り込みなどまったく感じられず、旨みのダイレクト感だけが綺麗に活かされているのです。
 もう1つ、2列目が要因と思われるのは現場の熱狂。人気絶頂のFLEETWOOD MACということもあって、普段のミラード・コレクションよりもリアルな熱狂が多めに吸い込まれている。さらに言えば、2列目というのは「セキュリティの目の前」という事も意味する。例によって車椅子で臨んだようですが、それは目立つ姿でもある。周囲に金を掴ませて黙らせることまでは出来なかったのでしょう。もちろん、多めとは言ってもミラード・コレクションの中での話であり、(QUEEN編と同じように)人気絶頂のムードそのものが美味しいリアル録音でもあるのです。
 そんなサウンドで描かれるのは、今まさに我が世の春を謳歌しているFLEETWOOD MACのフルショウ。全盛期の彼らと言えば、伝統の公式盤『フリートウッド・マック・ライヴ』もあるものの、あれは複数のツアーから組み上げられた編集作なのに対し、本作は一気貫通のオーディエンス録音。その体験感も絶大ですが、セットも大幅に異なる。ここで比較しながら整理してみましょう。

●ファンタスティック・マック(8曲)
・Say You Love Me/Monday Morning/Rhiannon/Landslide/Over My Head/I'm So Afraid/World Turning(★)/Blue Letter(★)
●噂(9曲)
・Dreams/Oh Daddy(★)/Never Going Back Again/Gold Dust Woman(★)/You Make Loving Fun(★)/Go Your Own Way/The Chain(★)/Second Hand News(★)/Songbird(★)
●その他:Oh Well
※注:「★」印は公式盤『フリートウッド・マック・ライヴ』でも聴けない曲。

……と、このようになっています。大ヒット真っ最中の2大名盤『ファンタスティック・マック』『噂』を濃縮還元。両作のほとんどの曲を演奏しており、例外は1969年のシングル「Oh Well」だけ。全米1位に輝く「Dreams」を筆答に、当時だからこその濃厚なセットを全盛の瑞々しさで演奏していく。しかも1曲1曲が眩しいだけでなく、それらを積み重ねていくからこそ生まれる熱狂が素晴らしく、その熱気がステージをさらに熱くさせていく。公式盤『フリートウッド・マック・ライヴ』にも負けない極上サウンドでありながら、さらに自然な体験感で特濃なショウをフル体験できてしまうライヴアルバムなのです。
 絶頂のフルショウを伝説のテーパーが記録しきった初公開マスターです。そのサウンドは「MACのエディ」と呼ぶに相応しく、ライヴの内容はそんじょそこらのベスト盤よりも濃厚。もし、録音史にまったく興味がない方でも超極上のサウンドで描かれるショウには心奪われるでしょうし、オーディエンス録音を知らないご友人に聴かせたとしても正式なライヴアルバムとしか思わないでしょう。それだけの超名盤。どうぞ、永久保存プレス2CDで思う存分、心ゆくまでご堪能ください。

★最初の50枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (48:52)
1. Intro
2. Say You Love Me
3. Monday Morning
4. Dreams
5. Oh Well
6. Rhiannon
7. Oh Daddy
8. Never Going Back Again
9. Landslide
10. Over My Head
11. Gold Dust Woman

Disc 2 (42:45)
1. You Make Loving Fun
2. I'm So Afraid
3. Go Your Own Way
4. World Turning
5. Blue Letter
6. The Chain
7. Second Hand News
8. Songbird

Lindsey Buckingham - Guitar, Vocals
Stevie Nicks - Vocals
Christine McVie - Keyboards, Vocals
John McVie - Bass
Mick Fleetwood - Drums