JUDAS PRIEST / QUIET RIOT - LEICESTER 1983(3CDR) [Shades 1183]

JUDAS PRIEST / QUIET RIOT - LEICESTER 1983(3CDR) [Shades 1183]

販売価格: 2,800円(税込)

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商品詳細

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Live at De Montford Hall, Leicester, UK 20th December 1983 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters) 

大名盤『DEFENDERS OF THE FAITH』で英国メタルの理想郷を体現したJUDAS PRIESTと、『METAL HEALTH』で時代の寵児に登り詰めたLAメタルの旗手QUIET RIOT。大全盛期にあった英米メタルの象徴バンドががっぷり四つに組んだ傑作オリジナル録音が登場です。

【英米メタルの象徴が激突した奇跡のショウ】
 そんな本作が記録されたのは「1983年12月28日レスター公演」。その一部始終を記録した極上オーディエンス録音です。1983年と言えば、両雄ともに絶頂の時代。ここでは両者のスケジュールを組み合わせて振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。

★1月4日-2月21日:北米#1(34公演)
◇2月28日:オールバニ公演
《3月11日『METAL HEALTH』発売》
◇3月18日-5月27日:北米#2(14公演)
★/◇5月29日:US FESTIVAL '83出演
◇6月4日-12月3日:北米#3(99公演)
《11月『DEFENDERS OF THE FAITH』完成》
★/◇12月12日-22日:欧州(9公演) ←【ココ】
◇12月27日-31日:北米#4(5公演)
※注:「★」印はJUDAS PRIEST、「◇」印はQUIET RIOTの公演。

 これが両雄の1983年。やや混沌としていますが、JUDAS PRIEST単独の日程は“復讐の叫びツアー”の最終レッグだった「北米#1」だけで、他は基本的にQUIET RIOTと捉えると見やすい。そのうち、両雄がステージを分け合ったのは伝説の“USフェス”と、“背徳の掟ツアー”の冒頭にあたる12月の「欧州」ツアー。本作のレスター公演は、そんな「欧州」の7公演目にあたるコンサートでした。
 また、この「1983年の欧州ツアー」は両雄の歴史にとって特別&グロリアス。まずJUDAS PRIEST側ですが、前年に『復讐の翼』によってブレイクを果たしたものの、そのツアーは北米のみ。「1983年の欧州ツアー」はようやく実現した母国イギリスの凱旋ツアーでした。そして、QUIET RIOT側にとっては『METAL HEALTH』によって実現した初の海外公演。どちらも大ヒット真っ最中で最高に脂の乗った状態でぶつかり合う究極のステージだったのです。

【名手Crazy S.による極上の証拠品】
 もう「歴史的」としか形容のしようがないショウ現場を伝える本作は、サウンドも歴史的。何しろ、本作を記録したのは、かの名匠“Crazy S.”氏。そのオリジナル・カセットからダイレクトにデジタル化した銘品中の銘品なのです。のサウンドは、さすが名手の業物。“Crazy S.”コレクションの全盛期は80年代後期で、1983年は比較的初期。そのため本作が彼の最高傑作とまでは行かないのですが、クリアな鳴りと骨太でオンな芯の旨みはたっぷり。現場の熱狂も吸い込みつつも、それが遠く演奏音との間にも入ってこない。苛烈なギターリフも勢いたっぷりのビートもクッキリと楽しめるのです。そして、それ以上なのがヴォーカル。メタルとは言っても80年代初期で最重要なのはヴォーカルであり、ロブ・ハルフォードとケヴィン・ダブロウという英米のカリスマの生歌がダイレクト感たっぷりに捉えられた名録音なのです。
 そんなサウンドで描かれるのは、まさに究極の重金属バトル。上記の日程を見ての通り、両雄の初顔合わせは伝説の“USフェスティバル”であり、両者ともプロショットが残されている。ここでは、それと比較しつつセットを整理しておきましょう。

●QUIET RIOT(8曲)
・METAL HEALTH:Run for Cover/Love's a Bitch/Slick Black Cadillac/Let's Get Crazy/Metal Health (Bang Your Head)/Cum On Feel the Noize
・その他:Danger Zone

●JUDAS PRIEST(16曲)
・運命の翼:The Ripper(★)/Victim Of Changes
・背信の門:Sinner(★)
・殺人機械:The Green Manalishi (With the Two Prong Crown)/Hell Bent For Leather
・ブリティッシュスティール:Grinder(★)/Metal Gods/Breaking The Law/Living After Midnight
・黄金のスペクトル:Desert Plains(★)
・復讐の叫び:Hellion/Electric Eye/Riding On The Wind/Bloodstone(★)/Screaming For Vengeance/You've Got Another Thing Comin'
・背徳の掟:Freewheel Burning(★)
※注:「★」印は“US FESTIVAL ’83”プロショットでは聴けない曲。

……と、このようになっています。QUIET RIOTは前座ということもあって“USフェスティバル”をさらに濃縮。名盤『METAL HEALTH』から厳選しつつ、さらに貴重な「Danger Zone」を追加した特濃スタイル。一方のJUDAS PRIESTはヘッドライナーという事もあり、大幅増量。おおよそは『LIVE VENGEANCE '82』にも酷似していますが、そこでも聴けない「Grinder」と目玉の新曲「Freewheel Burning」まで披露されています。
 そのセットで組み上げられたショウの熱く、素晴らしい事と言ったら! 両者とも絶頂のポテンシャルに特別な気概が上乗せされ、とにかく猛烈な勢いの爆テンション。そして、そんな英米メタルの象徴を目の当たりにした現場も灼熱。前述したように、本作は肉厚な演奏音こそがすべて支配しており、大歓声はあくまでも刺身のツマ。しかし、それでも十分に燃え上がっているのが伝わる熱量がしっかりと感じられ、それがステージにフィードバック。強火で煽られた鉄鍋の如くグツグツと煮たって吹き出すような熱演がブチかまされるのです。

 とにかく、灼熱に燃え立つ鋼鉄音楽の理想郷。シーン全体でも1983年はメタルが核爆発を起こした年でしたが、本作にはその最前線に立っていた英米トップ・バンドのエネルギーが充満している。シンプルに名曲の塊を素晴らしいサウンドで味わえる音楽作品であるものの、それを包み込む「時代の熱気」が凄すぎる。本作に詰まっているのは、メタル者なら誰もが立ち会いたいであろう時代と場所なのです。これぞ、メタル爆発の証拠品。どうぞ、3枚組で時代の目撃者となってください!

Disc 1(40:55)
Quiet Riot

1. Introduction
2. Run For Cover
3. Danger Zone
4. Love's A Bitch
5. Slick Black Cadillac
6. Let's Get Crazy
7. Metal Health
8. Band Introduction
9. Cum On Feel The Noize

Kevin DuBrow - Vocals
Carlos Cavazo - Guitar
Rudy Sarzo - Bass
Frankie Banali - Drums

Judas Priest

Disc 2(40:42)
1. Intro
2. Hellion
3. Electric Eye
4. Riding On The Wind
5. Grinder
6. Metal Gods
7. Bloodstone
8. Breaking The Law
9. Sinner
10. Desert Plains
11. The Ripper

Disc 3(45:34)
1. Freewheel Burning
2. Screaming For Vengeance
3. You've Got Another Thing Comin'
4. Victim Of Changes
5. Living After Midnight
6. Green Manalishi
7. Hell Bent For Leather

Rob Halford - Vocals
Glenn Tipton - Guitars
K.K. Downing - Guitars
Ian Hill - Bass
Dave Holland - Drums

Special Thanks Crazy S.