RINGO STARR & HIS ALL STARR - TOKYO DOME CITY HALL 2019 FINAL NIGHT: ORIGINAL IN-EAR MONITOR RECORDING(3CD) [IMPORT TITLE]

RINGO STARR & HIS ALL STARR - TOKYO DOME CITY HALL 2019 FINAL NIGHT: ORIGINAL IN-EAR MONITOR RECORDING(3CD) [IMPORT TITLE]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Tokyo Dome City Hall, Tokyo, Japan 7th April 2019 STEREO IEM(from Original Masters)

 お待たせいたしました!リンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドの東京ドームシティホール公演最終日の極上イヤモニ・マトリクス音源がプレスCDで登場です!

ビートルズのメンバーが半年の間で二人とも来日してコンサートを開いてくれるとは、何とも恵まれた時代になったものです。昨年のポール・マッカートニー来日公演に関してはイヤモニの巨匠による別格の録音アイテムが席巻し、中でも「RYOGOKU KOKUGIKAN 2018: ORIGINAL IN-EAR MONITOR RECORDING」が稀代の名盤にまで昇格したのは記憶に新しいところ。
 その点リンゴの今回の来日公演に関しては2019年度オーディエンス・アルバムにおける早くもベストタイトルでは?との呼び声高い「TOKYO DOME CITY HALL 2019 1ST NIGHT」が世界中のマニアをアッと言わせましたが、もちろんイヤモニの巨匠も黙っていません。先のタイトルが東京ドーム・シティホール初日を極上クオリティにて収録していたのに対し、イヤモニ巨匠は同会場三日目での録音を敢行。その驚異的な録音クオリティに関しては昨年のポール来日公演やイギリス・ツアーの音源で証明済みですが、さすがは巨匠、今回も素晴らしいライブアルバムを提供してくれました。
 
 その驚異的なリアルステレオ・サウンドはポールの時からさらに進化を遂げており、スピーカーはもちろんですが、ヘッドフォンで聞くとまるで普通のライブアルバムを聞いてるとしか思えないクリアネスとステレオ・イメージは言葉を失うほどの完成度。各人の曲で繰り広げられるバックコーラスはメンバーごとにステレオに分離して左右から飛び出すハーモニーワークが鮮烈なまでに楽しめるのです。さすがは職人ミュージシャン指数の高いバンドですので、それぞれのボーカルが卓越した上で本当にコーラスハーモニーがよくまとまっている。それをあまりにクリアーなステレオで聞かせてくれる様には言葉を失ってしまうほど。
 演奏に関しても各曲での見事なバンドの一体感がこの音源で聞くとリアルに実感できるでしょう。何と言っても今回のオールスターズはヘイミッシュ・スチュアートが加入してアヴェレージ・ホワイト・バンド時代の曲を演奏したことでインストナンバーの比重が上がりました。そこに加えてグレッグ・ローリーのサンタナ・ナンバーもあり、これらがまたクリアーなステレオ・サウンドが映えまくる。その点に関してはオーディエンスの「TOKYO DOME CITY HALL 2019 1ST NIGHT」でもかなりいい線をいっていましたが、イヤモニ音源ならではのクリアネスはあまりにも格別。
 おまけにAWBの「Pick Up the Pieces」ではスティーブ・ルカサーがベースを弾くという、このバンドだからこそ実現した演奏楽器の交換ですが、彼が弾くベースがはっきりと聞き取れるのもイヤモニ音源の面目躍如。当たり前ではありますが、彼はベースを弾いても本当に上手。AWBナンバーに不可欠なファンキーさを踏まえたルカサーのベースをじっくりと聞き込めます。それでいて演奏のバランスを飽和させてしまうようなことのないバランスのステレオ・サウンドにまとめられた状態がさらに楽しませてくれるというもの。
 一方リンゴの歌声と言えば、78歳という年齢の現実から公演によってはヨレッとした歯切れの悪さが気になる日もあるのが近年の傾向であり、それがイヤモニ音源によって克明すぎるくらいに再現されてしまう可能性もありました。ところがどっこい、この日のリンゴはオープニングから絶好調。それに輪をかけてゴキゲンなリンゴの様子も捉えられていて、随所で聞かれる観客とのやりとりが本当に楽しい。常にホール・クラスの会場を使うリンゴ&オールスターズならではの光景ですが、今回のイヤモニ音源で聞いてもホールならではのアットホームな臨場感がしっかりと伝わってくるのは驚き。

 そしてステージ本番はもちろん、その前に行われたサウンドチェックの様子までもキャッチしてくれるのがイヤモニの巨匠ならではの仕事。序盤こそノイズが少しだけ漂っていますが、すぐに安定したクリアネスを確保して貴重なサウンドチェックの模様をこちらも素晴らしいステレオ・サウンドにてドキュメントしてくれる。完全なバックバンドを従えたポールと違い、リンゴ&オールスターズの場合はそれぞれに実績のあるスター・プレイヤーの集合体です。それを引率するのがルカサーであることを伝えてくれるのがこの音源の貴重なところ。
 最初のまとまった演奏はリンゴによって「Rising Sun」という単語が繰り返される、ほとんどアドリブに近いナンバーですが、それは明らかに日本を意識して飛び出した単語なのでしょう。これを各人が交代で歌っているのも面白い。全体的にはサウンドチェックらしくレギュラーレパートリーやブルースが軽く演奏されていましたが、ルカサーが「Africa」をサラッと終えた後でジミヘンの「I Don't Live Today」を弾き始めたらバンドが一斉に合わせるのが本当に面白い。
それを機に「Purple Haze」を始めると、これはもうフルコーラスで演奏できそうなほど演奏が白熱。さらにルカサーは「Manic Depression」や「Voodoo Chile」のフレーズを弾いてジミヘン・フリークぶりを見せつけていますが、サウンドチェックわき道にそれすぎたからか、リンゴから「Boys」の練習へと軌道修正されている場面が愉快。それでもジミヘン熱の収まらないルカサーが「Castles Made Of Sand」を悪あがきとばかりに弾き始めるのも実に楽しく、本来なら垣間見られないであろう貴重な場面が本番と同様の極上クオリティで楽しめるとは。久々にイヤモニの巨匠がやってくれました!究極のイヤモニ・マトリクス音源をぜひご堪能ください!


Disc 1 (50:39)
1. Intro 2. Matchbox 3. It Don't Come Easy 4. What Goes On 5. Evil Ways 6. Rosanna
7. Pick Up the Pieces 8. Down Under 9. Boys 10. Don't Pass Me By 11. Yellow Submarine

Disc 2 (78:09)
1. MC 2. Cut the Cake 3. Black Magic Woman 4. Gypsy Queen 5. You're Sixteen 6. Anthem
7. Overkill 8. Africa 9. Work to Do 10. Oye como va 11. I Wanna Be Your Man
12. Who Can It Be Now? 13. Hold the Line 14. Photograph 15. Act Naturally
16. With a Little Help From My Friends

Disc 3(36:02)

SOUNDCHECK

1. Warm Up 2. Rising Sun 3. Matchbox 4. It Don't Come Easy 5. Blues 6. Africa
7. Jimi Hendrix Medley (I Don't Live Today / Purple Haze / Manic Depression / Voodoo Chile)
8. Boys 9. Castles Made Of Sand 10. Pick Up the Pieces 11. Improvised Jam

Ringo Starr - drums, percussion, vocals
Steve Lukather - guitar, vocals Gregg Rolie - keyboards, vocals
Colin Hay - guitar, vocals Hamish Stuart - bass, guitar, vocals
Warren Ham - saxophone, Percussion Gregg Bissonette - drums, percussion