BLACK SABBATH - CANADIAN ASSAULT: TORONTO 1981(2CDR) [POWER GATE-253]

BLACK SABBATH - CANADIAN ASSAULT: TORONTO 1981(2CDR) [POWER GATE-253]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Maple Leaf Gardens, Toronto, Canada 19th November 1981 TRULY AMAZING SOUND

 1981年「MOB RULES」ツアー序盤のレアライヴがもうひとつ復刻登場です!ツアー開始から4公演目(存在が確認されている音源の中では初日に次いで2つめ。)の11月19日、カナダ・トロントのメイプル・リーフ・ガーデン公演を高音質オーディエンス録音で完全収録した本作は、熱心なSABBATHファンを中心に大きな話題となり、3年前にリリースされた直後から「MOB RULES」ツアー序盤の定番音源との評価を受けました。当時のライヴの模様を克明に描き出した本作は、ツアー初日を収録した「TURN UP THE MOB TOUR」と共に、SABBATHファン必携必聴の大推薦タイトルです!

 本作は入手しうる最上位マスターをダイレクト使用したため音の鮮度やクリアさは申し分なく、優れたS/N比を実現しています。全体的にやや遠目のオーディエンス録音ではありますが、各パートの分離はこの当時としてはなかなかのレベルで、メンバー各人のプレイを均整の取れたサウンドでしっかりと聴き取れます。音質的には「TURN UP THE MOB TOUR」以上に聴き易く、疲労やストレスを感じる事無くショウを丸ごと聴き通せるはずです。 元マスターで気になったピッチは勿論ジャストに調整されており、びしっと締まったプレイはロニーSABBATHの凄みを聴き手に思い知らせる事でしょう。 

 '80年のツアーはツアー中のドラマー交代があったため、ロニー・トニー・ギーザーを中心とした「三頭政治」の観もありましたが、そのツアーとレコーディングを経てヴィニー・アピスもバンドに溶け込んでいます。まさにこの「MOB RULES」ツアーこそ、後のHEAVEN AND HELLに連なる鉄壁の布陣が完成したツアーなのです。オープニングの「Neon Knights」でスピーディに立ち上がるライヴは'80年代らしい色合いを感じさせ、新しい時代の到来を宣言しているかのようです。もちろんSABBATHらしい重厚な演奏ぶりは終始一貫して満点の聴き応えで、ロニー解釈の「N.I.B.」や「Black Sabbath」では歌と曲のせめぎ合いが、これらクラシックナンバーをより劇的かつメロディアスに成長させています。またこの日が'80年代最後の演奏となった「Falling Off The Edge Of The World」に、2010年にHigh Voltage Festivalで取り上げられるまで再演されなかった「Turn Up The Night」は、オンなサウンドで収録されたロニーのヴォーカルがより一層の輝きと説得力を与えており、誰もが真っ先に耳を惹き付けられるポイントになっています。初日はパターン崩しが見られた「Heaven And Hell」と「Paranoid」も、ここでは「LIVE EVIL」の形に準じたアレンジに修正され、「あるべき所に必要なモノが収まった」ような、ナチュラルな構成で楽しめます。ドラマティックな「Children Of The Grave」で締めくくるまで約100分間、ショウの局面全てが聴き手を圧倒し続けます!

 この日の音源は昔からコレクター・トレーダー間では有名なマテリアルとして存在していましたが、本作のほかに国内でアイテム化された形跡が無く、トレードを希望してもできないファンにとって「聴きたいけれど聴けない」もどかしさがありました。 多くのファンの「聴きたい」願いをかなえた本作の復活は、再び多くのファンに「MOB RULES」ツアー初期の面白さを知らしめてくれるでしょう。単品で聴いても楽しいのは当然ながら、本作は初日の「TURN UP THE MOB TOUR」と併せて聴く事でさらに価値を増す一枚です。両方とも未聴の方は言うまでもなく、どちらか一方しかお持ちでないという方も、この機会をどうぞお見逃しありませんように!

★beatleg誌 vol.96(2008年7月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 1981年11月15日、カナダ-ケベックからスタートしたアルバム『MOB RULES』のプロモーション・ツアーから4日目となる19日-トロントでのステージを、複数の良好な音質のオーディエンス録音で収録したテープをミックスしたCD-R。アルバム『HEAVEN AND HELL』の世界的な成功により、オジー・オズボーン在籍時の呪縛のようなものから完全に抜け出したSABBATHが満を持してレコーディングしリリースした『MOB RULES』を引っ提げてのツアーだけにファンの期待も大きかった。オープニングS.E.の「E5150」から「Neon Knights」がプレイされると観客の歓声が湧き起こる。『HEAVEN AND HELL』のツアーでは、オープニングに「War Pigs」をプレイして、ともすれば70年代のSABBATHを意識したようにも感じられたが、「Neon Knights」をプレイしたことにより、80年代のSABBATHのカラーを見事に打ち出している。4曲目にプレイされる「Turn Up The Night」は『MOB RULES』のオープニング・ナンバーであるが、ステージにフィットしなかったのかツアー序盤で姿を消して、「Country Girl」に取って代わられているので貴重なライヴ・テイクだろう。6曲目にプレイされる「Voodoo」も一時的に姿を消すので、やはりバンドのプレイがこなれていなかったのか、プレイして違和感があったのかも知れない。中盤でプレイされる「Falling Off The Edge Of The World」は、ツアー初日と、この日の2回しかプレイされていない非常に貴重なテイク。ツアー序盤ということもあり、セット・リストは勿論、ステージそのものの完成度は決して高くはないが、貴重な曲も含めて逆に手探りでステージを作り上げる様を楽しむことが出来る。

Disc 1
1. E5150 2. Neon Knights 3. N.I.B. 4. Children Of The Sea 5. Turn Up The Night 6. Black Sabbath
7. Voodoo 8. War Pigs 9. Slipping Away incl. Drums Solo

Disc 2
1. Iron Man 2. Falling Off The Edge Of The World 3. E5150/The Mob Rules 4. MC
5. Heaven And Hell/Sign Of The Southern Cross 6. Paranoid 7. Children Of The Grave

Ronnie James Dio - Vocals Tony Iommi - Guitar Geezer Butler - Bass
Vinny Appice - Drums