MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - SPIRIT ON A MISSION IN USA(4CDR) [NO LABEL]

MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - SPIRIT ON A MISSION IN USA(4CDR) [NO LABEL]

販売価格: 2,800円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Newton Theater, Newton, NJ. USA 17th April 2015 TRULY PERFECT SOUND
Sellersville Theater, Sellersville, PA. USA 20th April 2015 TRULY PERFECT SOUND

 新プロジェクトTEMPLE OF ROCK(以後TOR)を起動させ、本格復帰に邁進していた2015年のマイケル・シェンカー。その極上ライヴ・セットが登場です。
 そんな本作に記録されているのは2公演。「2015年4月17日ニュートン公演」と「4月20日セラーズヴィル公演」のフル・オーディエンス録音をディスク2枚ずつに配した4枚組です。2015年と言えば、公式ライヴアルバム『ON A MISSION: LIVE IN MADRID』が残されているだけでなく、グラハム・ボネットとの奇跡の再共演も実現。現在のMICHAEL SCHENKER FEST(以後MSF)へ続く萌芽も生まれた年でした。まずは、その歩みからショウのポジションを確かめておきましょう。

・1月22日:70,000 TONS OF METAL CRUISE出演
《3月4日『SPIRIT ON A MISSION』発売》
・3月29日-5月6日:北米(27公演) ←★ココ★
・5月23日-25日:欧州#1(3公演)
・6月14日-19日:日本(5公演)
・6月27日-8月8日:欧州#2(5公演)
・10月22日-12月5日:欧州#3(33公演)←※公式LIVE IN MADRID

 これが2015年のマイケル・シェンカー。GRAHAM BONNET BANDとのカップリング来日を含めたワールドツアーが行われましたが、メインとなったのはアルバム発売直後の北米ツアーと秋の欧州ツアー。公式ライヴアルバムは欧州ツアーの記録でしたが、本作の2公演は「北米」レッグの13公演目・16公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は、まさに極上のオーディエンス録音。このマスターが公開されたのは2015年の来日直前でもあったのですが、あまりの高音質ぶりに「新作のスタジオ盤を持ってなくても予習はコレで大丈夫!」と話題になったほどでした。なにしろ、初めて聴く曲のライヴ・バージョンですから、それでも楽しめるには、よほど音が良くなくては難しい。ところが、本作の100点満点サウンドは、その役目を大いに果たしてくれたのです。
 実際、5年を経た現在の耳にも圧倒的。間違いなくオーディエンス録音ではありますが、その音質は「サウンドボードか?オーディエンスか?」という区別さえ無意味にしてしまうレベル。クラブ規模と思われるド直近サウンドである上、客層の高さからかバカ騒ぎもなく、バンドのアンサンブルだけが「これでもか!」迫ってくる。特に「セラーズヴィル公演(ディスク3-4)」は、“オフィシャル級オーディエンス”とでも言いたくなるような凄まじさです。もちろん現在では、もはや“予習盤”は必要ないわけですが、だからと言って(当たり前ですが)この高音質ぶりが陰るわけではありません。しかも、聞き込むほどに客席録音ならではのリアリティがじわじわと滲んでくるのが、また美味いのです。
 そのサウンドで描かれるショウは、公式盤『LIVE IN MADRID』とも似て非なるショウ。本作の2公演は日付が近い事もあって同一セットですので、まとめて整理してみましょう。

●クラシックス(11曲)
・現象:Doctor Doctor/Rock Bottom
・フォースイット;Let It Roll(★)
・ノーヘヴィペッティング:Natural Thing
・新たなる殺意:Lights Out
・ラヴドライヴ:Lovedrive/Coast To Coast/Another Piece Of Meat(★)/Holiday(★)
・神:Victim Of Illusion/Armed And Ready(★)
●TEMPLE OF ROCK(5曲)
・TEMPLE OF ROCK:Before The Devil Knows You're Dead
・BRIDGE THE GAP:Where The Wild Winds Blow/Lord Of The Lost And Lonely
・SPIRIT ON A MISSION:Live And Let Live/Vigilante Man
●その他SCORPIONSカバー(2曲)
・Blackout『蠍魔宮』/Rock You Like A Hurricane『禁断の刺青』
※注:「★」印は公式盤『ON A MISSION: LIVE IN MADRID』で聴けない曲。

……と、このようになっています。UFO、MSG、TORの名曲群が並ぶセットは現在のMSFにも通じるものの、今となってはSCORPIONSの大盤振る舞いが新鮮。特にオリジナルにマイケルが参加していない「Blackout」「Rock You Like A Hurricane」はハーマン・ラレベル&フランシス・ブッフホルツがいるTORならではです。そして、ドゥギー・ホワイト。実のところ、SCORPIONSナンバーだと「クラウスそっくり」と話題になったロビン・マッコーリーには及ばないものの、これだけ幅広いレパートリーをこなせるの柔軟さはさすが歴戦の仕事人です。
 そんな本作でちょっと面白いのがアンコール待ちのシーン。13分に及ぶ「Rock Bottom」の熱演で本セットが終了する……はずなのですが、楽屋が小さく、バンドはステージに留まったまま。ハーマン・ラレベルだけが楽屋に戻っていたらしく、“ハーマン・コール”が起こるのです。まさに、会場の空間をそのまま切り取ったような臨場感! まさに予習うんぬんを超え、何度でも楽しめるリアル・ライヴアルバムです。
 翌2016年にはMSFが始動し、役目を終えたTOR。今となっては歴史の1ページとなったわけですが、マイケルをシーンの第一線に復帰させたのは間違いなくTORでした。そして、その現場には久々にイキイキとフライングVを奏でる神がいて、SCORPIONSナンバー大盤振る舞いの貴重なショウが繰り広げられてた。長いキャリアでも特別だったTORのフルショウを極上サウンドで丸ごと2公演楽しめてしまうビッグな4枚組。どうぞ、この機会にたっぷりとご堪能ください。

Live at Newton Theater, Newton, NJ. USA 17th April 2015

Disc 1(44:44)
1. Intro 2. Doctor Doctor 3. Live And Let Live 4. Lights Out 5. Where The Wild Winds Blow
6. Natural Thing 7. Victim Of Illusion 8. Armed And Ready 9. Lovedrive 10. Coast To Coast
11. Another Piece Of Meat

Disc 2(47:51)
1. Vigilante Man 2. Let It Roll 3. Before The Devil Knows You're Dead
4. Lord Of The Lost And Lonely 5. Rock You Like A Hurricane 6. Rock Bottom
7. MC & Herman Call 8. Holiday 9. Blackout

Live at Sellersville Theater, Sellersville, PA. USA 20th April 2015

Disc 3(44:42)
1. Intro 2. Doctor Doctor 3. Live And Let Live 4. Lights Out 5. Where The Wild Winds Blow
6. Natural Thing 7. Victim Of Illusion 8. Armed And Ready 9. Lovedrive
10. Coast To Coast 11. Another Piece Of Meat

Disc 4(48:42)
1. Vigilante Man 2. Let It Roll 3. Before The Devil Knows You're Dead
4. Lord Of The Lost And Lonely 5. Rock You Like A Hurricane 6. Rock Bottom
7. MC 8. Holiday 9. Blackout

Michael Schenker - Guitars Doogie White - Vocals Wayne Findlay - Keyboards, Guitars
Herman Rarebell - Drums Francis Buchholz - Bass