【取り寄せ】STYX - CHICAGO 1983(2CDR) [Uxbridge 1255]

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商品詳細

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Live at Chicago Auditorium, Chicago, IL, USA 26th April 1983 ULTIMATE SOUND

 SFストーリーのコンセプト・アルバム『KILROY WAS HERE』を全米3位に送り込みつつ、崩壊への道を辿っていた1983年のSTYX。その現場を伝える新発掘ライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に記録されているのは「1983年4月26日シカゴ公演」。その絶品オーディエンス録音です。このところ、さまざまなバンド/アーティストで80年代初期のシカゴ録音が発掘され、世界中のマニアに衝撃を振りまいている。当店でもピーター・ガブリエル編『Amity 600』やフィル・コリンズ編『Amity 602』、ROXY MUSIC篇『Uxbridge 1250』が大人気となっておりますが、本作はその最新弾にしてSTYX篇となる極上ライヴアルバムなのです。そのクオリティが気になるところですが、まずはショウのポジション。黄金期最後となった“KILROY WAS HERE TOUR”の全体像から振り返ってみましょう。

《2月22日『KILROY WAS HERE』発売》
・3月11日-4月10日:北米#1(16公演)←※公式盤
・4月25日-29日:シカゴ(5公演)←★ココ★
・5月11日-7月31日:北米#2(35公演)
・8月16日-10月23日:北米#3(28公演)

 これが1983年のSTYX。欧州や日本はなく、北米のみでした。このツアーは公式盤『CAUGHT IN THE ACT』にも残されていますが、それは「北米#1」の最終日。それに対し、本作は約2週間後のシカゴ5連続公演の2公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は、まさに絶品の美録音。現在話題になっているシカゴ録音シリーズはいずれもサウンドボード的なビビッド感が特徴なのですが、本作も例に漏れない。生々しい喝采も吸い込んだオーディエンス録音には違いないものの、客録感を感じるのはその程度。力強く距離感のない芯、舞い踊るシンセの1音まで細やかなディテールはおよそオーディエンスとは思えず、スカスカになりがちなスネアの鳴りも密度たっぷり。そんじょそこらのFM放送にも匹敵する超ダイレクト録音なのです。
 そんなド直球サウンドで描かれるのは、黄金時代を総括するような名曲まみれのフルショウ。前述のように『CAUGHT IN THE ACT』と2週間違いなのですが、セットは似て非なるもの。ここで比較しながら整理してみましょう。

●70年代(8曲)
・EQUINOX:Suite Madame Blue
・CRYSTAL BALL:Crystal Ball
・THE GRAND ILLUSION:Fooling Yourself (The Angry Young Man)/Miss America/Come Sail Away
・PIECES OF EIGHT:Blue Collar Man (Long Nights)/Renegade(★)
・CORNERSTONE:Babe
●PARADISE THEATRE(4曲)
・Rockin' the Paradise/Snowblind/Too Much Time on My Hands/The Best of Times(★)
●KILROY WAS HERE(5曲+α)
・Don't Let It End/Heavy Metal Poisoning(★)/Cold War(★)/Haven't We Been Here Before(★)/Don't Let It End (Reprise)/Twist and Shout(★)
●その他
・Great Balls of Fire(★:ジェリー・リー・ルイス)
※注:「★」印は公式盤『CAUGHT IN THE ACT』で聴けない曲。

……と、このようになっています。公式ライヴアルバムで聴けないナンバーが7曲の大盤振る舞い。実のところ『CAUGHT IN THE ACT』には選曲の異なる映像版もあるのですが、「The Best of Times」や「Great Balls of Fire」はそちらと併せても聴けません。トミー・ショウ時代の全作+『EQUINOX』から満遍なくセレクトされた総括感もさることながら、やはり美味しいのは『KILROY WAS HERE』の新曲群(仕方ないとは言え、「Mr. Roboto」を演奏していないのはあまりにも惜しい!)。いずれも再始動後も演奏されず、後にも先にもこのツアーでしか演奏されていないレパートリーなのです。
 熱演ぶりは公式盤『CAUGHT IN THE ACT』に肉薄しつつ、全盛期を総括したフルセットの旨みは上回ってさえいる。そんなライヴアルバムの大傑作です。80年代最後の輝きを素晴らしいサウンドで現場体験できる1本。どうぞ、たっぷりとご堪能ください。

Disc 1(47:39)
1. Kilroy Was Here
2. Guitar solo
3. Rockin' the Paradise
4. Blue Collar Man
5. MC
6. Fooling Yourself
7. MC
8. Babe
9. MC
10. Snowblind
11. MC
12. Too Much Time on My Hands
13. Too Much Time (reprise)
14. MC
15. Don't Let It End
16. Heavy Metal Poisoning

Disc 2(76:28)
1. MC
2. Acoustic Solo
3. Crystal Ball
4. MC
5. Suite Madame Blue
6. MC
7. Cold War
8. MC
9. The Best of Times
10. Miss America
11. Piano Intro
12. Great Balls of Fire
13. MC
14. Come Sail Away
15. Renegade
16. MC
17. Haven't We Been Here Before
18. Don't Let It End (Reprise) / Twist and Shout

Dennis DeYoung - vocal, keyboards
Tommy Shaw - guitar, vocals
James Young - guitar, vocals
Chuck Panozzo - bass
John Panozzo - drums, percussion