LIZZY BORDEN - TOKYO 1987(2CDR) [Shades 1196]

LIZZY BORDEN - TOKYO 1987(2CDR) [Shades 1196]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at NHK Hall, Tokyo, Japan 8th November 1987 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 W.A.S.P.やTWISTED SISTERと共に80年代ショックロックの旗手として気を吐いていたLIZZY BORDEN。幻のようだった彼らの初来日公演を真空パックしたオリジナル録音は新発掘です。
 奇跡と言われた再来日(2010年)からもう10年が経ったわけですが、それ以前の黄金時代に実現した来日公演は一回こっきり。本作は、そんな「1987年11月8日:NHKホール」公演の一部始終を記録した絶品オーディエンス録音なのです。初来日は傑作『VISUAL LIES』によって一気に注目度が高まって実現したわけですが、まずはそんな当時を日程で振り返ってみましょう。

・1月1日+17日:北米#1(2公演)
・4月24日/8月14日+15日:LA(3公演)
・8月28日+30日:英国(2公演)
《9月5日『VISUAL LIES』発売》
・10月9日-31日:北米#2(3公演)
・11月8日:日本公演 ←★本作★
・11月28日-12月6日:北米#3(5公演)

 これが1987年のLIZZY BORDEN。彼らの場合、当時の記録は限定的で、本当にこれだけだったのか単に記録が失われてしまったのかは判断しかねるところ。ともあれ、奇跡の来日は『VISUAL LIES』から2ヶ月というタイミングで実現した事は間違いありません。
 そんな一期一会の現場を記録した本作は、貴重度も吹っ飛ばす灼熱のオーディンス録音。録音家本人から譲られた本作だけのオリジナル録音なのですが、とにかく素晴らしくクリア。やや高音に寄ったバランスではあるものの、ドラムは輪郭もクッキリとした一打一打がビシビシと轟き、ヴォーカルは歌詞の一語一語までハッキリと伝わる。ツイン・ギターは1本1本のソロが乱舞してもハーモニーで迫っても美しく、ベースは(やや引っ込み気味ではあるものの)ラインもしっかり。33年前の現場が見事に甦るのです。
 それ以上にリアルなのが、現場の熱狂。これが本当に凄い! もちろん、あくまでも美しい演奏音が主役を張っているものの、それを炙って焚きつけ、燃え上がらせる大声援。たった一晩の来日公演に駆けつけたファンの熱狂は本物で、ステージの一挙手一投足に歓喜する声援が津波のように沸き上がり、サビの大合唱を呼ぶ。現場ではリジーが半ばパントマイムのようなパフォーマンスで歌い、血肉を飛ばし、マネキンの首ギロチンで落としている。その光景の衝撃が目に浮かんでくる超リアル・ライヴアルバムなのです。
 もちろん、苛烈な熱狂を引き出しまくるのは音楽が凄いからこそ。ここで、そのセットもご紹介しておきましょう。

・GIVE 'EM THE AXE:Give 'Em The Axe/Long Live Rock 'n' Roll
・LOVE YOU TO PIECES:Psychopath/Red Rum/American Metal
・MENACE TO SOCIETY:Love Kills/Notorious/Terror On The Town
・TERROR RISING:Catch Your Death/Terror Rising
・VISUAL LIES:Den Of Thieves/Lord Of The Flies/Eyes Of A Stranger/Outcast/Visual Lies/Visions/Me Against The World/Shock

……と、このようになっています。彼らのライヴと言えば、伝統盤『THE MURDERESS METAL ROAD SHOW』が浮かびますが、初来日のメインはその後の2作『MENACE TO SOCIETY』『VISUAL LIES』。公式ライヴ盤と被っているのは4曲「Give 'Em The Axe」「Psychopath」「Red Rum」「American Metal」だけで、美味しい名曲が盛りだくさんなのです。
 そして、そのセットを綴るパフォーマンスも苛烈。最大のポイントはシアトリカルなリジーのヴォーカルですが、ギターもデイヴ・リー・ロスやオジー・オズボーンを渡り歩くことになるジョー・ホームズ。彼は“ランディの愛弟子”としてオジーと日本武道館のステージに立つわけですが、その9年前に初来日を果たしていた。そんな若き時代の熱演もたっぷりと楽しめるわけです。
 とにかく、強烈なまでにリアルなインパクト・アルバムです。帝王アリス・クーパーでさえ苦戦するほどショックロックが根付かない日本ではありますが、それは単に実体験する機会が少なすぎるからにすぎない。そう確信するほどLIZZY BORDENと日本の初対面は苛烈で、凄まじいショウが繰り広げられていました。そんな2つとない歴史的な現場を映画『シャイニング』を使用した開演SEから終演アナウンスまで真空パックした奇跡のライヴアルバムです。「凄い」ばかり連呼する文才の無さを呪うばかりですが、この衝撃は聴いていただくしかない。まさに文化遺産であり、歴史の証拠品。ここに堂々の世界初公開です!

Disc 1 (47:45)
1. Intro
2. Den Of Thieves
3. Give 'Em The Axe
4. Lord Of The Flies
5. Love Kills
6. Eyes Of A Stranger
7. Catch Your Death Intro
8. Outcast
9. Notorious
10. Catch Your Death
11. Visual Lies
12. Bass Solo
13. Visions

Disc 2 (42:46)
1. Guitar Solo
2. Psychopath
3. Terror On The Town
4. Me Against The World
5. Red Rum
6. Shock
7. Terror Rising
8. Drum Solo
9. American Metal
10. Long Live Rock 'n' Roll

Lizzy Borden - Vocals
Gene Allen – Guitar
Joe Holmes - Guitar★90年代後半にオジー・オズボーンでギターを務めたジョー・ホルムズの日本初ライヴ。
Michael Davis - Bass
Joey Scott - Drums