【取り寄せ】RAINBOW - NO SMOKE WITHOUT FIRE: FUKUOKA 1981(2CDR) [Shades 438]

【取り寄せ】RAINBOW - NO SMOKE WITHOUT FIRE: FUKUOKA 1981(2CDR) [Shades 438]

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Live at Sun Palace, Fukuoka, Japan 18th August 1981 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters)

 「DIFFICULT TO CURE」リリース後に行われたRAINBOWの1981年ジャパンツアーより、8月18日の福岡サンパレス公演が、新登場オリジナル・マスターカセットをダイレクト使用した、高音質オーディエンス録音で登場です。'81年来日公演でもアンコールのハプニングで特に有名な福岡でのライヴを、優れた音質でじっくりとお楽しみ頂けます!

 ジョー・リン・ターナーを三代目のヴォーカリストとして迎えたRAINBOWは、'81年2月から5月までアメリカ各地を入念にツアーしたのち、6月にはヨーロッパ各国、7月はイギリスと、バンドの新しい姿とサウンドをファンにアピールしました。リッチーのギターをフィーチャーしつつも、これまで以上にキャッチーでポップな音楽性を志向した「DIFFICULT TO CURE」は、ロニー時代からのファンを驚かせたものの、前作「DOWN TO EARTH」からバンドに興味をもったファンだけでなく、これまでRAINBOWに関心が無かった人々にも注目させました(特にジョーのルックスは女性層をも惹きつける要因となりました)。バンドは'81年ツアーの大詰めとして8月に来日公演を実現します。'80年ツアーでは東京・大阪それぞれ3公演の日程でしたが、この時はサーキットする地域も増え、5都市8公演と規模が大きくなりました。本作ではそのジャパンツアー初日に当たる福岡公演を、この日最大の特徴である「Fire」まで、ほぼ完全に収録しています。この日の音源は10年以上前に幾つかのタイトルで登場していましたが、最近は目立った音源が登場していませんでした。またそれら既発タイトルも不完全収録だったり音質面で見劣るなど、現在の視点ではやや食い足りない内容だったので、今回このように現状でベストといえるアイテムが登場するのは、RAINBOWファンにとって嬉しいニュースでしょう。

 ライヴのオープニングS.E.である「Land Of Hope And Glory」より優れた明度で会場の模様を収めており、観客の興奮やざわめきなど臨場感を生々しく味わえます。テープの鮮度やコンディションは素晴らしく、ノイズや歪みがほとんど気にならない、均整の取れた音像でライヴの模様を聴き込めるのが本作の特徴です。テーパーとステージにやや距離を感じますが、機材はしっかりとステージに向けられていたようで、明るく抜けの良いサウンドで捉えられたパフォーマンスは聴き応えがあります。特に「Spotlight Kid」や「I Surrender」など「DIFFICULT TO CURE」ナンバーは、キャッチーでメロディアスな曲想を理想的な形で楽しませてくれます。イギリスツアーから半月ほど間隔をとってのジャパンツアーとあって、リッチーほかバンドの面々はオープニングから元気一杯のプレイを繰り広げています。さらにジョーにとっては初めてとなる日本でのライヴとあって、彼の歌唱は特に出色。「Love's No Friend」で聴かせるパワフルな歌いまわしはグラハムとも違った魅力で、ジョーがもともと有する豊かなブルース・フィーリングを感じられるでしょう。演奏がバックとずれてリッチーが弾き直す「Lazy」はちょっとした聴き所です(続く「Man On The Silver Mountain」は前半でマスターに起因するノイズが見られますが、すぐに回復します)。本作の安定した録音がリッチーの繊細なプレイも余さず聴かせる「Catch The Rainbow」はファン必聴のポイント。続く「Can't Happen Here」ではイントロとして、本来ならアンコールでプレイされている「Woman From Tokyo」が用いられているのもこの日の特徴。本ライヴ中盤は'81年の来日公演中でも面白い演奏になっています。
 ディスク2の冒頭、「Lost In Hollywood」の導入に当たるキーボードソロではテープチェンジに由来するカットが存在しますが、これ以降サウンドはよりオンな印象となり、「Lost In Hollywood」と「Difficult To Cure」・「Long Live Rock 'N' Roll」ともに素晴らしい迫力で楽しめます。
 この日最大の聴き所は何と言ってもアンコールから終演部分にかけて。元マスターではこの部分が未収録だったのですが、本作では別素材のオーディエンス録音からこの部分を補填し、RAINBOWの来日公演でも屈指のサプライズをしっかりと楽しめます! リッチーが日本では8年ぶりに完奏した「Smoke On The Water」で大興奮のうちにステージは締めくくられ、おなじみの「Over The Rainbow」が流れますが、途中で突如リッチーがギターをかき鳴らしてバンドが再登場。ファンの大歓声を受けてジミ・ヘンドリクスの「Fire」を演奏し、この日一番となる熱狂を演出するのです。同曲の演奏後、改めて終演BGMとして流される「Maybe Next Time」をバックに、あちこちから飛び交うファンの感極まった「リッチー!」コールに、会場側の「本日のコンサートは全て終了いたしました」という困惑気味のアナウンス・・・ここは全てが印象的な名場面です。リッチーの再登場から本当のライヴ終了まで5分程度ですが、このハプニングが福岡公演をスペシャルなライヴにしています。

 RAINBOWの「DIFFICULT TO CURE」ジャパンツアーは、昨年リリースされたサウンドボード音源の決定版「DEFINITIVE SURRENDER DOCUMENTS」を中心に、東京3公演のコンプリート・セットである「3 NIGHTS AT BUDOKAN」が登場するなど、音源環境が整備されてきました。そのラインナップへ新たに加わる本作は、長らく抜け落ちた状態だった福岡公演をフォローし、RAINBOWの'81年来日公演音源で欠けていた"最後の1ピース"を埋める存在となるでしょう。リリースが待ち望まれていた特別なライヴがここに登場! ファンの皆さんは本作をどうぞお見逃しなく!

Disc 1(43:30)
1. Land Of Hope And Glory
2. Over The Rainbow
3. Spotlight Kid
4. Love's No Friend
5. I Surrender
6. Lazy Intro
7. Man On The Silver Mountain
8. Catch The Rainbow
9. Woman From Tokyo Intro.
10. Can't Happen Here

Disc 2(50:26)
1. Keyboard Solo
2. Lost In Hollywood
3. Guitar Solo incl. A Light In Black
4. Difficult To Cure
5. Jam
6. Drum Solo
7. Long Live Rock 'N' Roll
8. All Night Long
9. Maybe Next Time
10. Smoke On The Water
11. Over The Rainbow ★
12. Fire ★
13. Outro(Maybe Next Time)★

Ritchie Blackmore - Guitar Joe Lynn Turner - Vocal Roger Glover - Bass
Don Airey - Keyboards Bob Rondinelli - Drums