YES - PLAY FULL ALBUMS IN ALBANY 2014(2CD) [Virtuoso 179/180]

YES - PLAY FULL ALBUMS IN ALBANY 2014(2CD) [Virtuoso 179/180]

販売価格: 2,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Hart Theatre, The Egg Center For The Performing Arts, Albany, NY. USA 6th July 2014 TRULY PERFECT SOUND

2014年7月5日ニューヨーク州ニコルスよりスタートした話題のUSツアーより、ツアー2日目の7月6日、ニューヨーク州アルバニーはハート・シアター公演を2時間10分に渡って超高音質オーディエンス録音で完全収録!ライン録音に匹敵する最高音質でプレスCD2枚組でリリースです。前回の「Three Classic Albums Tour」では「サード・アルバム」「危機」「究極」をアルバム構成順ごとに演奏し、大きな話題を呼びましたが、この「Heaven & Earth」に伴うツアーでは、「危機」と「こわれもの」収録曲を全曲演奏するということで、ツアー開始前から、世界中のイエスファンをエキサイトさせていました。オープニングSEは「火の鳥」から「The Young Persons Guide To The Orchestra」に変更され、前半は「危機」3曲を演奏。ただし、この時期は、実際のアルバムとは真逆の曲順での演奏。クリスのMCを挟み、当時の新作「Heaven & Earth」からTo AscendとThe Gameを演奏。前日の初日公演は演奏しなかったのでこの2曲はこの日が記念すべき初ライヴということになります(ちなみに翌日のボストンからは大曲のBelieve Againに代わっています)。続いてはハウの紹介で「こわれもの」を、今度はリアルにアルバム曲順でフル演奏!ここで注目したいのはRoundaboutに続いて演奏されるキーボードソロCans And Brahmsです。リックも1972年ツアーでは一時演奏していましたが、まさかこの曲のライヴがそれから42年ぶりに(ジェフ・ダウンズによって)イエスのステージで再現されるとは!(ちなみにこの日はまだライヴアレンジが完成していなかったようで、幾分シンプル気味に演奏されています。)そして、本盤最大の聴きどころは、レコードのB面頭…ではなく、CDディスク2の一曲目の「無益の5%」!!その昔、プレグレ好き学生が暇にまかせて軽音楽部でチャレンジする以外、真面目に再現を試みた人はいなかったと思われる小曲を、まさか本家イエスのライヴで聴ける日が来るとは!実際、本人たちもこの曲を人前で演奏するとは思ってもいなかったのではないでしょうか(基本・楽曲とは無関係のアラン・ホワイトは、うつむき加減にヘッドフォンを付けて、タイミングを計りながら演奏しています)。企画モノとは言え、ファンにとっては、ハウ&クリスのこの曲の生演奏が聴けるだけでも、ライヴに行って良かったーと思うのではないのでしょうか。今回のツアーはメンバー全員やる気満々で全体的には非常に良い演奏が聴けます(ただしHeart Of The Sunriseでは7:18でアランが構成を間違えて叩いてしまい、一瞬全体が混乱するという珍しい場面が聴けます)。

メインセットの締めは楽しいI've Seen All Good Peopleですが、何と言ってもファンを驚かせてくれたのは、アンコールのOwner Of A Lonely Heart!始まった直後、それまで押し黙って聴き入っていたレコーダー回りのファンも流石に(小声で)「マジっすか」と会話しています。ただ、演奏自体は結構ラフで、前日も演奏しているはずなのですが、最初のドラムSEが上手くかからず、後半のキメも何もかもすっ飛んでしまったメチャクチャなエンディングは、失笑を通り越して痛快ですらあり、「もしかして本人たちもこの混乱を楽しんでるのかな?」と思うようなファン必聴の迷奏ぶりを聴くことができます。それでも、定番Starship Trooperを演奏すると、いきなりシャキっとするのですから、そこは流石です。前回のThree Classic Albums Tourも素晴らしかったですが、今回のHeaven & Earthツアーは、演奏・セット、本当に良いです。聴きどころ満載の最新ショウをいち早く、最高音質で、しかもプレスCDで楽しめるとくれば、イエス・ファンが本タイトルを無視することは許されないことでしょう。お薦め超高音質タイトルが好評Virtuosoレーベルから登場です!!

★beatleg誌 vol.171(2014年10月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 11月に予定されている日本公演を含んだイエスの最新ツアーより、その2日目にあたる7月6日のアルバニー公演をオーディエンス録音にて捕らえている。今回のツアーは『Fragile』と『Close To The Edge』の2大傑作を再現することが売りとなっているが、中でも前者の小曲に注目が集まることだろう。『Fragile』には5人のメンバーそれぞれの個性を反映させた小曲が入っているわけだが、現在はジョン・アンダーソンもリック・ウェイクマンもビル・ブラッフォードも居ないにもかかわらず、それをやってのけていることに、ますますトリビュート的な要素を感じざるを得ない。ジェフリー・ダウンズによる「Cans And Brahms」と、ジョン・デヴィソンの多重録音を駆使した「We Have Heaven」には正にそれが表れているが、スティーヴ・ハウとクリス・スクワイアがアラン・ホワイトとジェフリー・ダウンズを迎えて繰り広げている「Five Per Cent For Nothing」には、トリビュートという範疇を超えたプロフェッショナルな素晴らしい演奏を聴くことが出来る。新作『Heaven & Earth』からも2曲ほど演奏されているが、面白いのはジョン・デヴィソンが新曲に限って音程を外すのが目立つことである。『Heaven & Earth』においてジョン・デヴィソンは全面的に曲作りにも参加しているだけに、自分の曲の方が上手く歌えないというのも不思議であるが、それくらいイエス・クラシック・ナンバーの歴史は彼にとっても本当に重いものなのだろう。音像は近く、バランスにも優れており、オーディエンス録音としては申し分のない高音質で収録されている。しかも充実さを反映したプレス盤である。

★素晴らしい音質で聴ける「危機」「こわれもの」完全再現ツアーの序章。

Disc 1 (78:12)
1. The Young Persons Guide To The Orchestra 2. Siberian Khatru 3. And You And I
4. Close To The Edge 5. To Ascend 6. The Game 7. Roundabout 8. Cans And Brahms
9. We Have Heaven 10. South Side Of the Sky

Disc 2 (51:45)
1. Five Per Cent for Nothing 2. Long Distance Runaround 3. The Fish (Schindleria Praematurus)
4. Mood For A Day 5. Heart Of The Sunrise 6. I've Seen All Good People
7. Owner Of A Lonely Heart 8. Starship Trooper

Steve Howe - Guitars, Vocal Chris Squire - Bass, Vocal Alan White - Drums
Geoffrey Downes - Keyboards, Vocal Jon Davison - Lead Vocal