ELTON JOHN - MOSCOW 2017(2CDR) [Uxbridge 775]

ELTON JOHN - MOSCOW 2017(2CDR) [Uxbridge 775]

販売価格: 2,500円(税込)

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Live at Crocus City Hall, Moscow, Russia 14th December 2017 TRULY PERFECT SOUND

 最新ベスト盤『DIAMONDS』も全英5位に輝き、映画『キングスマン: ゴールデン・サークル』出演も話題となっているエルトン・ジョン。彼の最新ツアー“WONDERFUL CRAZY NIGHT TOUR”の新たなるマスター・ピースが登場です。
 これまでもプロショット&サウンドボード『HYDE PARK 2016(Uxbridge 598)』や超絶クオリティ盤『BERLIN 2017(Wardour-244)』といった傑作群でレポートしてきましたが、本作もまた凄まじいクオリティの名作。「2017年12月14日モスクワ公演」の超極上オーディエンス・アルバムです。まずは、“WONDERFUL CRAZY NIGHT TOUR”全体像の中からショウのポジションをイメージしてみましょう。

【2016年】
・1月-3月:ウォームアップ/北米#1(13公演)
・5月-7月:中東#1/欧州#1(28公演)
・9月-12月:欧州#2/北米#2/欧州#3(29公演)
【2017年】
・3月-4月:北米#3/南米(16公演)
・6月-7月:欧州#4(26公演)
・9月-11月:豪州/北米#4(12公演)
・12月:欧州#5/中東#2(9公演)←★ココ★
【2018年】
・6月-7月:欧州#6(2公演)

 これが現在までに公表されているツアー概要。当初は2017年で終わるかとも思われましたが、今年初夏の2公演も発表。近年では珍しいロングラン・ツアーの様相を呈してきました。そして、本作のモスクワ公演は2017年の最終盤。「欧州#5/中東#2」の8公演目にあたるコンサートです。ちなみに先述した『HYDE PARK 2016』は「欧州#2」、『BERLIN 2017』は「欧州#4」。今回のツアーはヨーロッパから傑作が続出しているわけです。
 そんな本作最大の旨みは、凄まじいまでのハイクオリティ・サウンド。これまでは『BERLIN 2017』がツアー最高傑作に君臨しており、オーディエンス録音にも関わらずプレス化まで果たしました。しかし、本作のサウンドもまた、あの超傑作に迫る凄まじいクオリティなのです。冒頭、生々しい拍手が聞こえるためにオーディエンス録音と分かりますが、それ以降は客録であることを忘れる。クリスタル・クリアに輝く高音はどこまでも伸びに伸び、中音は豊かに鳴り、低音はどっしりと轟く。何よりも素晴らしいのはダイレクト感で、エルトンの歌声にわずかにエコー感を感じるものの、それがPAの出音自体なのか、会場音響なのか判別できず、楽器群に関してはまったく感じられない。それほどまでに自然で端正、それでいて細部までクッキリとした無距離感覚の名録音なのです。
 しかも、録音家の周辺には話し声ひとつ起こらず、曲間でも巨大な喝采が遠く小さい。それこそ、「まるでFM放送」「まるで公式アルバム」としか言いようがない美音の世界です。通常、FM放送にしても、オフィシャル・ライヴ盤にしても、ミックス作業やマスタリングで丁寧に磨き上げるもの。ところが、本作は一発録りの客席録音で同レベルの“美”を成し遂げている。無意識下のレベルにまで染み渡る自然さ、リアリティはオフィシャル以上とさえあるのです。
 そのサウンドで描かれる“WONDERFUL CRAZY NIGHT TOUR”の世界は、これまでと同じようでちょっと違う。ツアーが進むほどにセットに変化してきたわけですが、例えば超傑作『BERLIN 2017』と比べると終盤で「Burn Down The Mission」が落ちた代わりに、「Goodbye Yellow Brick Road」「Sorry Seems To Be The Hardest Word」がセットインしているのです。この2曲は11月にリリースされたばかりの『DIAMONDS』にも収録されており、そのためのセレクトかも知れません。
 また、その2曲に続く「Your Song」こそがハイライト。実は、このショウの10日前にエルトンの母シーラ・フェアブラザーが亡くなりました(享年92歳)。近年のエルトンは母親と不和で7年間も音信不通。つい数ヶ月前にやっと和解したばかりの訃報でした。その翌日、エルトンが悲しみに暮れつつも追悼曲に選んだのが「Your Song」。母の家でバーニー・トーピンと書いた曲であり、そのときの想い出を込めて歌ったのです。本作でその話をするわけではありませんが、ここにはいつにも増して深く歌い込むエルトンがいるのです。

 “WONDERFUL CRAZY NIGHT TOUR”開始から丸2年。再び登場したツアー最高傑作候補となる超極上盤です。『BERLIN 2017』とは違ってUxbridgeレーベルからのリリースとはなりましたが、それは“2本目”というインパクトの差でしかありません。もし『BERLIN 2017』よりも先に登場していたら間違いなく永久保存プレス化となっていたであろう超傑作。素晴らしいサウンド、素晴らしい曲、素晴らしい歌声……そのすべてが最上級に揃った1本。どうぞ、存分にお楽しみください。

Disc 1
1. The Bitch Is Back 2. Bennie and the Jets 3. I Guess That's Why They Call It the Blues
4. Take Me to the Pilot 5. Daniel 6. Looking Up 7. A Good Heart 8. Philadelphia Freedom
9. I Want Love 10. Tiny Dancer 11. Levon

Disc 2
1. Piano Solo 2. Rocket Man (I Think It's Going to Be a Long, Long Time)
3. Have Mercy on the Criminal 4. Goodbye Yellow Brick Road 5. Sorry Seems to Be the Hardest Word
6. Your Song 7. Sad Songs (Say So Much) 8. Don't Let the Sun Go Down on Me 9. I'm Still Standing
10. Crocodile Rock 11. Your Sister Can't Twist (But She Can Rock 'n Roll)
12. Saturday Night's Alright for Fighting 13. Candle in the Wind