【近日入荷】JETHRO TULL - BUDAPEST 1986(1CDR) [Uxbridge 1283]

【近日入荷】JETHRO TULL - BUDAPEST 1986(1CDR) [Uxbridge 1283]

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商品詳細

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Live at MKT Stadion, Budapest, Hungary 2nd July 1986 STEREO SBD

 栄光の歴史でも秘境であった80年代中期。その貴重なショウを伝える極上サウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作が記録されたのは「1986年7月2日ブダペスト公演」。そのFM放送から生まれたステレオ・サウンドボード録音です。エディ・ジョブソンの後任にピーター=ジョン・ヴェテッシを迎えたJETHRO TULLでしたが、徐々に活動は鈍化。イアン・アンダーソンやデイヴ・ペグのソロ活動もあって日に日に規模が縮小していきました。そんな80年代の状況を知る意味でも、当時のスケジュールから振り返ってみましょう。

●1984年
《9月7日『UNDER WRAPS』発売/ドーン・ペリー加入》
・8月30日-10月7日:欧州#1(31公演)
・10月12日-11月22日:北米(33公演)
・12月5日-18日:豪州(6公演)
●1985年
・3月16日:ベルリン公演
●1986年
・6月28日-7月6日:欧州#2(6公演)←★ココ★
《夏:ピーター=ジョン・ヴェテッシ離脱》

 これが1984年-1986年のJETHRO TULL。翌1987年の『CREST OF A KNAVE』を契機に復活を果たすわけですが、それ以前は至って低調。1985年には一度しかステージに立っておらず、1986年もわずか6公演のミニツアー“SUMMER RAID 1986”が行われただけでした。本作のブダペスト公演は、その「欧州#2」の3公演目にあたるコンサートでした。また、当時のハンガリーはまだ鉄のカーテンの向こう側。ちょうどこの頃、QUEENの“MAGIC TOUR”でもハンガリー公演が話題となりましたが、JETHRO TULLの方が約3週間早く行われました。
 まだ西側のロックバンドが珍しかった時代だけに、このショウはラジオでも放送。本作は、そのFMサウンドボードをCD化したものです。しかも、本作の元になったのは有名コレクター「Lucifer Burns」のお眼鏡に叶ったベスト・マスター。ロック放送に慣れていないのか冒頭部分でわずかに荒れも感じられるのですが、それも1分ほど。そこからはミックスもビシッと安定し、ラインならではの各楽器の分離も脳内侵入レベルのシンクロ感も絶大。左右パンのステレオ感も鮮やかな発掘盤レベルのオフィシャル級サウンドが一気に広がるのです。
 そんなベスト・サウンドで描かれるのは、貴重ナンバーも散りばめられた1986年ならではのショウ。“SUMMER RAID 1986”からはミルトンキーンズ公演(英国)やディンケルスビュール公演(西独)のFM放送もありましたので、コレクターの方のためにも比較しながらセットを整理してみましょう。

●60年代(3曲)
・Living In The Past/Serenade To A Cuckoo『日曜日の印象』/Fat Man『スタンドアップ』
●70年代(4曲)
・Locomotive Breath『アクアラング』/Hunting Girl『神秘の森』/Thick As a Brick『ジェラルドの汚れなき世界』/Aqualung『アクアラング』
●80年代他(5曲)
・Watching Me, Watching You『ザ・ブロードスウォード・アンド・ザ・ビースト:★』/Black Sunday『A』/Unknown Dreams(★)
・その他:Fly By Night(イアン・アンダーソン)/Level Pegging(デイヴ・ペグ)
※注:「★」印はミルトン・キーンズ公演やディンケルスビュール公演のFMサウンドボードでは聴けない曲。

……と、このようになっています。このメンバーで演奏される60年代/70年代ナンバーも聞き逃せませんが、なんと言っても貴重なのは80年代のレパートリー。この後10年間で定番だった「Black Sunday」以外はどれもレアな曲ばかり。特に「Fly By Night」はイアン、「Level Pegging」はペグのソロアルバムからのセレクトです。
 音源以前にライヴの回数自体が異様に少なかった80年代中期。そんな貴重な時代を極上ステレオ・サウンドボードで楽しめる傑作です。世界のマニアが認めたベスト・マスター、どうぞじっくりとお楽しみください。

(71:29)
1. Locomotive Breath
2. Hunting Girl
3. Living In The Past
4. Serenade To A Cuckoo
5. Fly By Night
6. Watching Me Watching You
7. Keyboard & Drums Duet
8. Band Introductions
9. Fat Man
10. Thick As A Brick
11. Level Pegging
12. Black Sunday
13. Unknown Dreams
14. Aqualung

Ian Anderson - Vocals, Flute, Acoustic Guitar
Martin Barre - Guitar, Electric Mandolin
Dave Pegg - Bass
Peter-John Vettesse - Keyboards
Doane Perry - Drums, Percussions

STEREO SOUNDBOARD RECORDING