UFO - READING ROCK '80(2CDR, White Label + Ltd Bonus DVDR) [Shades 407]

UFO - READING ROCK '80(2CDR, White Label + Ltd Bonus DVDR) [Shades 407]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Reading Festival, England 23rd August 1980 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters) *Longest & Best version.

 ポール・チャップマン時代のUFOが「THE WILD THE WILLING AND THE INNOCENT」製作中に、ニール・カーターを迎えて出演した'80年8月23日のイギリス"レディング・フェスティバル"でのステージが、新登場となる高音質オーディエンス・マスター使用の完全収録版で登場です!

 '78年10月に発生したマイケルの離脱と言う非常事態を、ポール・チャップマンを迎えて乗り切ったUFOは、'79年前半の「STRANGER IN THE NIGHT」リリースに伴うツアー終了後、新ラインナップでの初の作品となる「NO PLASE TO RUN」を製作。年が開けた'80年1月にリリースします。時代を反映したアメリカンな雰囲気漂う内容は、マイケル時代とは趣きを変えた作風ながらもバンドの新たな代表曲を生み出しました。'80年3月からスタートしたアメリカツアーも各地で盛況を見せ、ポール・チャップマン時代の到来をファンに印象付けました。
 この'80年アメリカツアーが一段落した後、バンドは8月23日の"レディング・フェスティバル"ヘッドライナー出演までの時間を利用して新作アルバムの作業に取り掛かります。しかしその矢先の6月、キーボードとサイドギターを務めていたポール・レイモンドがバンドを脱退し、マイケルのM.S.G.へ参加してしまいます。アルバムの製作についてはジョン・スローマンの協力で凌いだものの、スローマンは"ライヴをこなせるマルチ・プレイヤー"としては物足らず、バンドはポールの正式な後任に元WILD HORSESのニール・カーターをバンドに迎え、"レディング・フェスティバル"に出演する事となりました。

 本作ではこれまで知られていなかった'80年8月23日の"レディング・フェスティバル"中日におけるUFOのステージを、ネット上で知られるソースとは一線を画する、マスター・テープのダイレクトコピーから音盤化しています。本音源は最近ネットにアップロードされた音源とソースそのものは同じでも、テープのゼネレーション差は大きく、音の鮮度や明度、エッジの違いは明らか。野外フェスティバルでありながら演奏の輪郭はしっかりとしており、チャップマンのギター、ピート・ウェイのベースなど、バンド各人のプレイの分離感も上々と、当時のオーディエンス録音としては水準を余裕でクリアする音質で、記念すべきフェスティバルの大舞台を楽しめます。

 この時期ならではのオープニングインスト「Alpha Centauri」から会場の興奮は大変なもの。本作では熱狂する会場の様子も生々しい音像で捉えています。重厚でスペーシーなインストに導かれてスタートする「Lettin' Go」そして「No Place To Run」のライヴ序盤は、新曲の連発にも関わらず観客の反応も良く、聴き手は当時の絶大なUFO人気を肌で感じる思いをする事でしょう。以降はチャップマンとニール・カーターによって新たな解釈を得たマイケル在籍時の名曲が立て続けに演奏されます。キャッチーな「Only You Can Rock Me」、メロディアスでドラマティックな「Love To Love」、エネルギッシュな「Hot 'n' Ready」等ではフィル・モグの歌唱も好調で、本人のアクションが想像できるように躍動するピート・ウェイのベースとともに随所で光っています。さらにブルージーなイントロがアメリカン・テイストを漂わせる新曲「Mystery Train」はライヴ中盤の聴き所。いずれもフェスティバルを盛り上げるにふさわしい熱演です。「Too Hot To Handle」からのライヴ後半は「Doctor Doctor」・「Lights Out」・「Rock Bottom」とバンドの代表曲が繰り出され、会場の興奮も最高潮に達します。特に「Rock Bottom」はマイケル時代同様12分に迫るロングバージョンで演奏され、マイケルとは異なるアプローチでプレイされるチャップマンのソロも聴き応えがあります。
 ラストを締めくくるのはキャッチーでドライヴィングな「Shoot Shoot」です。ネット上で知られる同日音源は、この曲が途中で切れてカットアウト状態となっていましたが、テープから起された本音源には最後まで入っています。フェスティバルの大詰めをクロージングする本曲を最後まで聴けるのは、マスター起しの本音源ならではの強みです。テープはネット音源より更に3分以上長く収録されており、BBCでお馴染みのボブ・ハリスのクロージング・スピーチに加え、会場で流された終演BGMボストンの「More Than Feeling」のイントロまで聴くことができます。)
 
 UFOはこの"レディング・フェスティバル"の後、9月に「THE WILD THE WILLING AND THE INNOCENT」を仕上げ、アルバムリリースに先立つ10月より大規模なヨーロッパツアーを開始します。ニール・カーターを迎えてさらにメロディが洗練されたUFOは、ここから続く'81年ツアーでチャップマン時代のピークに突入します。本音源は充実期に入ったポール時代UFOの、その最初の大舞台として、ファンなら絶対に聴き逃せない一本でしょう。当時のブリティッシュ・ハードロックに少しでも興味がある方には、今回同時リリースされるWHITESNAKE / DEF LEPPARDの「READING ROCK '80」と合わせて本作を楽しみ、かつて無い盛り上がりを見せた'80年レディング・フェスティバルの熱気をぜひ追体験して頂きたいと思います!

★beatleg誌 vol.137(2011年12月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 UFOがヘッドライナー出演した'80年8月23日の"Reading Festival"二日目の模様を、見通しと迫力に優れたオーディエンス録音で収録している2枚組CD-R。本作品ではネット上において知られる同日ソースよりも上位の素材を元にしているとの事で、ネット音源では後半部分に欠落があった「Shoot Shoot」だけでなく、終演アウトロまでライヴ全編を含んだ完全収録が大きな特徴となっている。低音にやや歪みを感じるが、フェスティバル特有の空気感と熱気を含んだ臨場感に、思いのほか演奏を近くに覚える音像など、当時の野外オーディエンス録音としては上位の素材だ。
 この時期のみのオープニングSE「Alpha Centauri」から「Lettin' Go」がスタートする展開は当時の新作「NO PLACE TO RUN」と同じ構成。UFOはレディングでも常連だけあって、フィル・モグのパフォーマンスは堂々としている。本ライヴはその「NO PLACE TO RUN」期の最後であると同時に、ポール・レイモンドの後任として加入したニール・カーターにとって事実上のお披露目。彼のプレイがフィーチャーされる「Love To Love」は聴き所だろう。「Mystery Train」はイントロの0:29頃にテープのヨレが見られるも、ポール・チャップマンの器用なスタイルはしっかり楽しめる。セットはマイケル・シェンカー時代の曲が中心で、Disc-1ラストの「Too Hot To Handle」からDisc-2まで5連続するバンド代表曲の数々はフェスのクライマックスを大いに盛り上げている。12分を越える「Rock Bottom」では、チャップマンのロングソロもシェンカーに負けない切れ味を発揮している。
 バンドのピークを飾ったレディングの熱演を迫力満点に再現する好録音。20セット限定リリースとの事なので、本作が気になるファンは早めにチェックした方が良いだろう。なお、本作の初回納品分にはボーナスDVD-Rの「DORTMUND 1980」が付属している

Disc 1
1. Alpha Centauri 2. Lettin' Go 3. No Place To Run 4. Cherry 5. Only You Can Rock Me
6. Love To Love 7. Electric Phase 8. Hot 'n' Ready 9. Mystery Train 10. Too Hot To Handle

Disc 2
1. Doctor Doctor 2. Lights Out 3. Rock Bottom 4. Shoot Shoot 5. Outro.

Phil Mogg - Vocals Paul Chapman - Guitar (RIP) Pete Way - Bass Andy Parker - Drums
Neil Cater - Guitar, Keyboards

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★UFO「READING ROCK '80」のボーナス・ディスクに、同年11月末にドイツ・ドルトムントで収録された、この時期の決定版プロショット映像「ロックパラスト」を最高画質で収録した「DORTMUND 1980」が付きます。

UFO - DORTMUND 1980(Bonus DVDR)
Live at Westfalenhalle, Dortmund, Germany 29th November 1980 PRO-SHOT

 UFOが1980年前半に行った「NO PLACE TO RUN」ツアーは5月半ばの全米ツアー終了をもって一段落し、バンドは次回作の製作と、例年通り8月下旬に出演が予定されているレディング・フェスティバルへの準備に取り掛かりました。しかしその矢先の'80年6月、キーボードとサイドギターでバンド・サウンドの土台を支えていたポール・レイモンドが脱退し、マイケル・シェンカーのM.S.G.へ参加するという出来事が起きます。バンドはこの緊急事態にポール・チャップマンの紹介でジョン・スローマンを迎え入れ、7月中はこのスローマンがキーボードを担当する形で新作アルバムの製作を継続します。しかしバンドとしてはキーボードだけでなく、サイドギターやコーラスまでステージでマルチに担当できるプレイヤーを求めていた事から、スローマンはアルバムでの参加に留まり、レイモンドの正式な後任プレイヤーとして元WILD HOSESのニール・カーターがバンドに加わる事となりました。UFOはカーターを含む新ラインナップで8月23日のレディング・フェスティバルに出演し、ヘッドライナーの大役を果たしました(なお、翌24日のヘッドライナーがWHITESNAKEです)。
 バンドは9月に「THE WILD, THE WILLING AND THE INNOCENT」となる新作を仕上げると、10月からはアルバムリリースに先立って大規模なヨーロッパツアーを開始。新作アルバムへ強い意気込みを見せていたバンドは積極的なプロモーション活動を行います。本作に収録された'80年11月26日のドイツ・ドルトムント公演もその一環として、ドイツの音楽番組"ROCKPALAST"のために収録されたライヴです。

 ROCKPALASTといえば、あのRAINBOWの「LIVE IN MUNICH 1977」に代表されるように、貴重で優れたライヴ映像の宝庫。本映像もその例に漏れず、観る者にマスター・クオリティを確信させる最高の音質と画質で、チャップマン時代のレアなプロショット映像を75分に渡って完全収録しています。はっきりとした輪郭とにじみの少ない画像は、こちらもオフィシャル・リリース可能ではないかと思わせるレベルです!
 この時点では「THE WILD, THE WILLING AND THE INNOCENT」がリリースされる約2ヶ月前ですが、セットリストには「Chains Chains」や「Long Gone」がすでに取り上げられています。これら'80年代UFOを代表する名ナンバーを最高の形で楽しめるのはファン冥利に尽きるというもの。特に叙情性とドラマ性を両立した「Long Gone」は、最初期の演奏からすでに名曲としてのポテンシャルを発揮しています!
 ショウ中盤以降は「NO PLACE TO RUN」ツアーの要素を残しており、「Cherry」から「Only You Can Rock Me」の流れ、「Love To Love」と「Mystery Train」の組み合わせを楽しむ事ができます(その中間に位置する新曲「Making Moves」も必聴です)。
 マイケル・シェンカーとは全く異なるタイプながら、B.C.RICHを弾きまくるポール・チャップマンはテクニック・ステージング共にクールです。彼は地味な印象があるプレイヤーかもしれませんが、ステージ映えするたたずまいはなかなか見事で、野性的なピート・ウェイの力強いアクションと並んでも画面的に何ら見劣りしていません。フィル・モグが「No Place To Run」等で聴かせるブルージーな歌唱も個性に溢れており、彼らメンバーそれぞれの存在感は、本作のような優れた映像で観ると一層引き立つというものです。「Lights Out」・「Doctor Doctor」・「Rock Bottom」といったマイケル時代の名曲でもチャップマンのプレイは冴えており、バンドサウンドには確かな聴き応えがあります。

 この'80年から'81年あたりをピークとして、UFOは次第にその勢いを失っていきますが、この時点ではまだ彼らならではのパワフルな演奏を、ブリティッシュらしい湿り気とアメリカ市場を志向したキャッチーな音楽性を併せ持つ、極上の楽曲群で楽しむ事ができます。'80年のUFOを知る上で欠かせないファン必携のライヴ・マテリアルを、この機会にどうぞお楽しみください!

★beatleg誌 vol.137(2011年12月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 UFOの「READING ROCK '80」初回納品分に付属しているボーナスDVD-R。'81年の「THE WILD, THE WILLING AND THE INNOCENT」リリースに先行して行われたヨーロッパツアーから、'80年11月29日のドイツ・ドルトムンド公演を優れたプロショットで収録している。
 この"Rockpalast"映像はVTR時代からマニアにはおなじみだが、本映像ではかつての素材よりも向上しており、しっかりした発色や鮮明な画質は同時代の他映像と比べても優れている。音質も当然クリアなライン音源で、音を聴くだけでも充分以上に楽しめる。
 オープニングの「Chains Chains」から次々に取り上げられるポール・チャップマン加入後の楽曲が見どころ。リリース前の新曲「Long Gone」イントロでギターをつま弾く佇まいもなかなか画になっている。マイケル・シェンカー脱退による加入から2年を経て、バンドの内部での彼の存在感や一体感も完全に定まったようだ。後にゲイリー・ムーアの元で大活躍するニール・カーターも、「No Place To Run」ではキーボード、「Making Moves」ではサイドギターと、すでにマルチなプレイを見せてくれる。新メンバーのプレイを活かした直近の楽曲を中心にしつつも、マイケル時代からは中盤のハイライト「Love To Love」に、終盤「Too Hot To Handle」から始まる定番4連続と、選曲のバランスも理想的。UFOファンにとってもこの時期は印象が薄いかもしれないが、それならばなおの事観ておきたい、チャップマン時代の決定版映像。

1. Chains Chains 2. Lettin' Go 3. Long Gone 4. Cherry 5. Only You Can Rock Me 6. No Place To Run
7. Making Moves 8. Love To Love 9. Mystery Train 10. Too Hot To Handle 11. Lights Out
12. Rock Bottom 13. Doctor Doctor

Phil Mogg - Vocals Paul Chapman - Guitar (RIP) Pete Way - Bass Andy Parker - Drums
Neil Carter - Guitar, Keyboards

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 75min.

Special Bonus DVDR for "READING ROCK '80"(Shades 407)