IRON MAIDEN - SECRET GIG 1981(2CDR) [Shades 614]

IRON MAIDEN - SECRET GIG 1981(2CDR) [Shades 614]

販売価格: 2,500円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。

Ruskin Arms, London, England 23rd December 1981 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(UPGRADE)

 変名バンド“GENGHIS KHAN”で行われたシークレット・ギグがアップグレードで復活です! 本作が録音されたのは「1981年12月23日ラスキン・アームズ公演(ロンドン)」。かねてより「RUSKIN ARMS 1981(Shades 203)」として愛されてきた“1st Gen”マスターですが、今回は再びオリジナル・カセットからデジタル化し、最新マスタリングで整えました。
 そのサウンドはもはや別物。従来から「プレス級のハイクオリティ・サウンド!」と絶賛されましたが、さらに音抜け・エッジが良くなり、楽音がグッと前に迫ってくる。既発以上にムキ出しになったダイレクト感は、ラスキン・アームズの狭い密室感でむせ返るよう。本作は、ブルース・ディッキンソン加入から7回目という極初期ライヴなのですが、世界レベルの実力を完成させたばかりの勢いとやる気がクラブの狭い空間にギュウ詰めされている。そのはち切れんばかりパフォーマンスの密着感が鮮やかに浮き彫りになるサウンドに生まれ変わったのです。現代のデジタル技術と言えども魔法ではなく、どんな録音でも必ず良くなるわけではありません。マスタリングの腕や元録音の相性によっては、せっかくのナチュラルさを殺してしまうことにもなりかねない。しかし、本作の元録音は、デジタルとの相性が極めて良かった。思い切ったマスタリングが似合う、その大成功例なのです。
 さて、そのサウンドで彩られたライヴは、まだ「魔力の刻印」の録音も始まっていない“ブルース加入直後”がポイント。ここで、ブルースの加入から「魔力の刻印」までの流れを振り返ってみましょう。

《1981年9月:ブルース・ディッキンソン加入》
・1981年10月26日ボローニャ公演 (ブルース初ステージ)
・1981年10月27日ローマ公演
・1981年10月28日フィレンツェ公演
・1981年10月29日パドヴァ公演
・1981年10月30日ミラノ公演
・1981年11月15日レインボウ・シアター公演【本作ボーナス】
・1981年12月23日ラスキン・アームズ公演 【本作】
《1982年1・2月「魔力の刻印」制作》

 このように、ブルース加入から「魔力の刻印」までに行われたライヴは7回で全部。10月イタリアのウォームアップ・ツアー5公演は、同時リリースの「KILLER GIG WITH DICKINSON(ZODIAC 165)」「KILLER TOUR WITH DICKINSON(Shades 615)」にまとめられていますが、本作はその2ヶ月後となる本国イギリス。本作は、「魔力の刻印」録音のためにスタジオ入りする寸前のラストギグにあたるわけです。イタリア・ツアーでは全曲ポール・ディアノ時代の曲だけで占められていたものの、本作では新曲「Run To The Hills」「The Prisoner」も披露しています。この2曲こそが、本作最大のポイント。これが全世界初公開の初演であり、スタジオ録音よりも前の最初期バージョンなのです。その新鮮なパフォーマンスは、もう最っ高! もちろん、現場の観客は誰ひとり聴いていないわけですから「Run To The Hills」も全編アルバム通り、高らかに歌う、歌う! 歌う!! 直後の“BEAST ON THE ROAD 1982”でも百発百中とは行かず、数年後にはハイノートが厳しくなって観客に任せてしまうあのサビ。それを綺麗に伸びる声で見事に歌いきるのです。その絶好調で丁寧な歌いっぷりは「The Prisoner」でも変わらず、まだ歌詞もアレンジも固まり切れていない初期バージョンです。
 また、本作には“この日だからこそ”のスペシャルが他にもあります。冒頭からブルースが「All Right, Happy Christmas!」と挨拶しますが、ショウ終盤の「Iron Maiden」の後にもバースデイ・ソングの合唱が巻き起こる。そう、この日はデイヴ・マーレイの25歳の誕生日。まさに“12月23日”でしかあり得ない、ラスキン・アームズだからこそのお祝いムードがたっぷりと味わえるのです。しかも、ここでよーく耳を澄ますと、日本語で「おめでとー」と言ってる声が!? 英語の空耳なのか、観客に日本人がいたのか……。

 また、本作にはディスク2として同時期の貴重音源をパックしたボーナスディスクも同梱しました。まず登場するのは、ディスク1と同じ「12月23日ラスキン・アームズ」当日のサウンドチェック。軽い音合わせの後に「Transylvania」「Hallowed Be Thy Name」がフル演奏され、さらに「Wrathchild」「Phantom of The Opera」が試し弾きされます。いずれもライヴ本編にも負けない高音質なのですが、特に必聴なのが「Hallowed Be Thy Name」。あくまでサウンドチェックなので“初演”とは言えませんが、これが唯一記録に残る「魔力の刻印」以前バージョン。ブルースもフルで歌っており、IRON MAIDENを象徴する超名曲の最初期が聴ける激レア・テイクなのです。
 さらにサウンドチェックの後は「1981年11月15日レインボウ・シアター公演(ロンドン)」から、ラスキン・アームズで演奏しなかった5曲をダイジェスト収録しました。古いアイテム「RAINBOW WARRIORS」からの収録で、サウンドは絶賛できるものではありませんが、マスタリングで可能な限り聴きやすいよう整えました。このライヴを伝える唯一の貴重な記録で、特に「22 Acacia Avenue」「Children Of The Damned」は、これが全世界初演。「Children Of The Damned」のイントロ・ソロも完成版とは違っています。「Twilight Zone」「Innocent Exile」にしても(現在のところ)ブルースが歌ったラスト・パフォーマンスです。たった5曲ではありますが、この5曲こそが1981年レインボウ・シアター公演の美味しいどころ。ブルース加入直後のイタリア・ツアー「KILLER GIG WITH DICKINSON」「KILLER TOUR WITH DICKINSON」に本作を併せることで、ブルース加入から「魔力の刻印」までの全記録に触れることができるというわけです。

 ブルース・ディッキンソン加入直後の情熱、伝説のクラブ“ラスキン・アームズ”の密着感、最新デジタルと相性ばっちりの極上録音、さらには全世界初演の瑞々しいパフォーマンス……挙げればキリがないほどの魅力が吹き出す2枚組。究極形で蘇った決定的なライヴアルバム。大傑作「KILLER GIG WITH DICKINSON」「KILLER TOUR WITH DICKINSON」が登場する今週だからこそ、堂々の復活です!


Disc 1 (77:27)
Live at Ruskin Arms, London, England 23rd December 1981

1. Sanctuary 2. Wrathchild 3. Run To The Hills 4. Remember Tomorrow 5. Genghis Khan
6. Killers 7. Another Life 8. The Prisoner 9. Running Free 10. Murders In The Rue Morgue
11. Phantom Of The Opera 12. Iron Maiden 13. Happy Birthday Dave!! 14. Transylvania
15. Drifter 16. Prowler 

Disc 2 (37:11)「Bonus Disc」
Soundcheck at Ruskin Arms, London, England 23rd December 1981

1. Soundcheck 2. Transylvania 3. Hallowed Be Thy Name 4. Wrathchild 5. Phantom of The Opera 

Live at Rainbow Theatre, London, England 15th November 1981

6. Twilight Zone 7. 22 Acacia Avenue 8. Innocent Exile 9. Children of the Damned
10. I’ve Got The Fire

Bruce Dickinson - Vocal Steve Harris - Bass Dave Murray - Guitar Adrian Smith - Guitar
Clive Burr - Drums