DAVID BOWIE & NINE INCH NAILS - GREAT WESTERN FORUM 1995(4CDR) [Uxbridge 1287]

DAVID BOWIE & NINE INCH NAILS - GREAT WESTERN FORUM 1995(4CDR) [Uxbridge 1287]

販売価格: 2,800円(税込)

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商品詳細

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Great Western Forum, Inglewood, CA, USA 28th & 29th October 1995 PERFECT SOUND

 インダストリアル・ロックの旗手として頭角を現してきたNINE INCH NAILS(以後、NIN)を従え、カップリング・ツアーに乗り出した1995年のデヴィッド・ボウイ。新旧のカリスマが鎬を削る貴重なショウを2公演味わえるビッグな4枚組が登場です。
 そんな本作に収められているのは2公演。「1995年10月28日+29日イングルウッド公演」の傑作オーディエンス録音セットです。現場となった“Great Western Forum”は、今週同時リリースとなる『L.A. FORUM 1983 1ST NIGHT: MIKE MILLARD FIRST GENERATION CASSETTES』や大ヒット中の名盤『L.A. FORUM 1978: MIKE MILLARD 1ST GEN』と同じ会場でもあり、本作はそんな名作群の1995年版ともなる4枚組なのです。
 また、本作のポイントと言えば、NINとの世紀のカップリング。これはただの合同ツアーではなく、構成が非常に複雑でもありました。まずは、日程から1つずつ押さえていきましょう。

●1995年
《9月25日『OUTSIDE』発売》
・9月14日-10月31日:北米(27公演)←★ココ★
・11月14日-12月13日:英国(16公演)
●1996年
・1月17日-2月20日:欧州#1(23公演)
・6月4日-13日:日本(7公演)
・6月18日-7月21日:欧州#2/イスラエル(20公演)

 これが“OUTSIDE TOUR”の全体像。この中でカップリングだったのは「北米」レッグのみで、それも最終日以外の全26公演でした。本作のイングルウッド2公演は、その最終盤25公演目・26公演目にあたります。「2組×2公演でCD4枚組」とは言っても、1バンド1枚ではありません。ここがポイントでもありまして、非常に複雑なショウなのです。次に本作の構成も整理しておきましょう。

●初日(10月28日)
・DISC 1の1-11:NINE INCH NAILS
・DISC 1の12-16:NIN&ボウイ
・DISC 2の全部:ボウイのソロ
●2日目(10月28日)
・DISC 3の1-5:NIN&ボウイ
・DISC 4の全部:ボウイのソロ

 ……と、このようになっています。初日(DISC 1-2)はNINとボウイの両ステージを完全収録していますが、2日目(DISC 3-4)はボウイ編こそ完全収録なものの、NIN単独ステージは録音漏れのために省略されています。では2日目にNINはいないのか……と思いきや、そうではない。実はここがこのツアーの特別なところでして、NIN→ボウイが入れ替わる際に共演コーナーが設けられ、2つのショウがシームレスに繋がっている(上記の「NIN&ボウイ」パートの部分です)のです。しかも、単なる共演でもない。まずNINステージの最後でゲスト的にボウイが登場。互いの曲を共演していくうちにボウイのバックバンドが登場し、代わってNINのメンバーが去っていく。そして、最後はトレント・レズナーがステージから降り、ボウイのソロ・ステージへと変化していくのです。この「NIN&ボウイ」パートは1曲ずつ細かく見ておきましょう。

・1曲目:ボウイ&NIN「Subterraneans(ボウイ曲)」
・2曲目:ボウイ&NIN「Scary Monsters(ボウイ曲)」
・3曲目:ボウイ&NIN「Reptile(NIN曲)」
・4曲目:ボウイ・バンド&NIN「Hallo Spaceboy(ボウイ曲)」
・5曲目:ボウイ・バンド&レズナー「Hurt(NIN曲)」

 このように、両者フルメンバーの大共演「Hallo Spaceboy」を挟んで総入れ替えになる。ロック界に豪華なカップリング・ツアーは数あれど、他に類を見ない凝った構成だったわけです。そして、そんな特別なツアー現場を伝える本作のサウンドも特別。まず、衝撃なのが初日(10月28日)。これまで録音の知られていなかったショウなのですが、それがNIN分まで含めて一気に発掘。しかも、クリアでダイレクト感もたっぷり。高音にややシュワシュワ感が否めないものの、真っ直ぐに届く芯は力強く、ディテールも詳細。音色や周囲のリアルな熱狂からサウンドボードと間違えはしませんが、そんなオーディエンスらしさも濁りや距離感になっていないから素晴らしい。25年間も知られて来なかったのが不思議なほどの名録音です。
 そして、それ以上なのが2日目(10月29日)。こちらは録音の存在は知られていましたし、NIN編がないために衝撃度で譲るものの、クオリティは大きく上回る! とにかく超クリアでダイレクト感たっぷり。高音は艶っ艶に輝き、中音域は密度も手応えもずっしり。重低音も五臓を蹴り上げ六腑を揺るがすド迫力ながら、決してビビらない安定感が絶大。初日には(わずかながら)オーディエンスらしさも感じられましたが、こちらは「まるでサウンドボード」を地で行く。本作では時系列に初日(10月28日)をDISC 1-2にしていますが、本作を手にしたらまず2日目(10月29日)の方を先に聴いていただきたい。それほどまでに極上な美録音です。
 時代の寵児へと登り詰めていたNINの単独ステージまで聴ける新発掘の初日(10月28日)と、驚きの極上サウンドで圧倒する2日目(10月29日)。そして、世紀のカップリング・ツアーだからこそのグラデーションで変化していく競演ステージ……個性は違えど、世紀のツアーをたっぷり2公演味わえるビッグな4枚組です。どうぞ、心ゆくまで存分にお楽しみください。

Great Western Forum, Inglewood, CA, USA 28th October 1995

Disc 1 (78:55)
1. Terrible Lie
2. March of the Pigs
3. The Becoming
4. Sanctified
5. Piggy (Nothing Can Stop Me Now)
6. Burn
7. Closer to God
8. Wish
9. Gave Up
10. Down In It
11. Eraser
12. Subterraneans
13. Scary Monsters
14. Reptile
15. Hallo Spaceboy
16. Hurt

Disc 2 (68:22)
1. Look Back in Anger
2. Hearts Filthy Lesson
3. The Voyeur of Utter Destruction (As Beauty)
4. I Have Not Been to Oxford Town
5. Outside
6. Andy Warhol
7. The Man Who Sold the World
8. Strangers When We Meet
9. A Small Plot of Land
10. Breaking Glass
11. We Prick You
12. Nite Flights
13. Teenage Wildlife
14. Band Introductions
15. Under Pressure

Great Western Forum, Inglewood, CA, USA 29th October 1995

Disc 3(28:20)
1. Eraser/Subterraneans
2. Scary Monsters
3. Reptile
4. Hallo Spaceboy
5. Hurt

Disc 4 (69:45)
1. Look Back In Anger
2. The Hearts Filthy Lesson
3. The Voyeur
4. I Have Not Been To Oxford Town
5. Outside
6. Andy Warhol
7. The Man Who Sold The World
8. Strangers When We Meet
9. A Small Plot Of Land
10. Breaking Glass
11. We Prick You
12. Nite Flights
13. Teenage Wildlife
14. Band Introductions
15. Under Pressure