YES - DEFINITIVE TOKYO 1973(6CD)plus Ltd Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Virtuoso 402/403/404/405/406/407]

YES - DEFINITIVE TOKYO 1973(6CD)plus Ltd Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Virtuoso 402/403/404/405/406/407]

販売価格: 5,800円(税込)

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商品詳細

★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Koseinenkin Kaikan, Tokyo, Japan 8th March 1973 PERFECT SOUND(from Original Masters)*Upgrade
Shibuya Kokaido, Tokyo, Japan 9th March 1973 PERFECT SOUND(from Original Masters)*Upgrade
Kanda Kyoritsu Kodo, Tokyo, Japan 10th March 1973 PERFECT SOUND(from Original Masters)*Upgrade

 先日、衝撃の新発掘アルバム『DEFINITIVE OSAKA 1973: UNRELEASED MASTER(Virtuoso 400/401)』の登場により、俄然注目を集めているYES伝説の初来日。その頂点作が最高峰を更新して復刻です。
 そんな本作に収められているのは3公演「1973年3月8日:東京厚生年金会館」「同3月9日:渋谷公会堂」「同3月10日:神田共立講堂」。そう、各公演の頂点マスターを集成した一大超大作『CLOSE TO THE EAST』のブラッシュアップ・アルバムです。この大名盤は、まさに伝説の頂点。その内容に入る前に、まずは衝撃作『DEFINITIVE OSAKA 1973』とも併せ、初来日を振り返ってみましょう。

・3月8日:東京厚生年金会館 【本作Disc 1-2】
・3月9日:渋谷公会堂 【本作Disc 3-4】
・3月10日:神田共立講堂 【本作Disc 5-6】
・3月11日:名古屋市公会堂
・3月12日:大阪厚生年金会館『DEFINITIVE OSAKA 1973』
・3月14日:京都会館

 以上、全6公演。4都市を巡ってはいますが、その半数は東京。本作はその3公演を丸ごと収録した極上オーディエンス・セットなのです。そして何より、本作を頂点たらしめているのはサウンド・クオリティ。伝説的な初来日だけに数々の既発が生まれてきましたが、本作こそが最高峰。もちろん、70年代らしいヴィンテージ感覚を漂わせているものの、そのクリアさは当時の規格外。しかも大元となるオリジナル・カセットからダイレクトにデジタル化された鮮度は究極的なのです。

最新マスタリングで甦らせたもの。初日(ディスク1)の「Siberian Khatru」からしてもう、至高としか言いようがない。『CLOSE TO THE EAST』では最大の特色であるサウンドボード的なエッジの鋭さや芯の力強さが印象的でしたが、今回は微細な鳴りにも細心の配慮が行き届いている。芯はダイレクトでオンなまま、そこから立ち上る鳴りはどこまでも美しい。これを喩えるなら卓直結サウンドボードと、磨き込まれたオフィシャル作品のような違いです。鳴りや空気感が曇りではなく、丸出しの芯に気品を与えている。しかも、その鳴りの成分はエフェクトの加工ではなく、1973年の東京で現実に振動していた大気であり、一発録りだけのリアリティは微塵も損なわれていない。ドキュメント感を保ったまま、美しさだけがグッと引き立っている。念のために繰り返しますが、原音が持つ鋭いディテール、オンな手応えは一切落ちていませんし、実のところ「まるで別物」とは言えません(せっかくの奇跡を別物にしてしまったら台無しです)。

 初日だけで長くなってしまいましたが、2日目(ディスク3-4)、3日目(ディスク5-6)についても同様です。元々、初日(ディスク1-2)よりも鳴りが厚めの録音のために違いが分かりにくいかも知れませんが、それぞれ各音域ごとに精査。微妙なざらつきを滑らかに整え、微細なノイズも丁寧にトリートメント。各日の“極み”を追究いたしました。さらに言えば、3公演を通して聴くための完成度も追究。サウンドの統一感はもちろんですが、3日間の全長形にも注力。原音は2日目・3日目に録音漏れパートがありました(2日目は「And You and I」終盤の約30秒やアンコールの「Yours Is No Disgrace」「Starship Trooper」。3日目は「Firebird Suite」中盤から「Siberian Khatru」冒頭の2分間と、「Close To The Edge」5分台の約30秒)が、別録音を用いて最大限に復刻。2日目は同レベルの同日録音で、3日目は初日テイクで補完しました。サウンド面でもショウの全景という面でも、6枚組で聴き通す作品感を備えているのです。
 そんなサウンドで描かれる伝説の現場こそが圧倒的。複雑なフレージングが乱舞して精緻なシンフォニック・タペストリーが描かれるだけなく、その一声一声が若々しく、旋律の一筋一筋がシャープなのです。その素晴らしさは先日リリースされた『DEFINITIVE OSAKA 1973: UNRELEASED MASTER』でも楽しめましたが、本作はさらにドキュメント感が鮮烈。何しろ、本作は初来日。彼らにとって初めてのアジアであり、生まれて初めて黒髪の波を目の当たりにした現場なのです。初日にはどんな反応が返ってくるのかも未知な緊張が感じられ、それが1曲、1日と時間が過ぎるほどに安堵と自信に変わっていく。3日目にはファンサービスまで用意する余裕が生まれ、「さくらさくら」を披露する。「昨晩覚えた日本のフォークソングを歌います」というMCもドキュメントですが、内容も実に素晴らしい。後年の童謡のように「ちょっと歌ってみました」的なものではなく、ハーモニーも含めて非常にしっかりと演奏。初めて触れる日本のメロディや言葉が新鮮で、真剣に取り組む若きジョン・アンダーソンの姿が垣間見えるのです。ただし、良い事ばかりでもない。この3日目は緊張感がほぐれたせいか、逆に「Heart Of The Sunrise」でキメがボロボロになりかけたり、リズムが狂ったり、さらにはジョンが歌詞を忘れるという失態も演じてしまう。しかし、これもまた日本とシンフォニック・ロックが出会った現場の真実。本作は、そんな一部始終を手に取る様に感じ取れるライヴアルバムでもあるのです。

 PINK FLOYDの箱根から1年7ヶ月、EL&Pの大暴動から8ヶ月。華麗で精緻なシンフォニック・ロックが日本に初上陸した。そんな刹那を極上サウンドで永久保存したロックの文化遺産です。『DEFINITIVE OSAKA 1973: UNRELEASED MASTER』の衝撃が覚めやらぬ今だからこそ、今一度味わいたい“頂点の記録”。その最高峰を更新したプレスCD6枚組。どうぞ、伝説の現場を“極みの音”でご体験ください。


★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Live at Koseinenkin Kaikan, Tokyo, Japan 8th March 1973

Disc 1 (67:56)
1. Firebird Suite 2. Siberian Khatru 3. I've Seen All Good People 4. Heart Of The Sunrise
5. Mood For A Day 6. Clap 7. And You And I 8. Close To The Edge

Disc 2 (43:28)
1. Rick Wakeman Solo 2. Roundabout 3. Yours Is No Disgrace 4. Starship Trooper

Live at Shibuya Kokaido, Tokyo, Japan 9th March 1973

Disc 3 (48:33)
1. Firebird Suite 2. Siberian Khatru 3. I've Seen All Good People 4. Heart Of The Sunrise
5. Mood For A Day 6. The Clap 7. Colours Of The Rainbow 8. And You and I

Disc 4 (62:44)
1. MC 2. Close To The Edge 3. Rick Wakeman Solo 4. Roundabout
5. Yours Is No Disgrace 6. Starship Trooper

Live at Kanda Kyoritsu Kodo, Tokyo, Japan 10th March 1973

Disc 5 (51:01)
1. Firebird Suite 2. Siberian Khatru 3. I've Seen All Good People 4. Sakura Sakura
5. Mood For A Day 6. Clap 7. Heart Of The Sunrise 8. And You And I

Disc 6 (66:58)
1. Close To The Edge 2. Rick Wakeman Solo 3. Roundabout 4. Yours Is No Disgrace
5. Starship Trooper

Jon Anderson - Vocals Steve Howe - Guitar, Vocal Chris Squire - Bass, Vocal
Rick Wakeman - Keyboards Alan White - Drums

★★特別企画

★伝説の初来日を頂点クオリティでセットしたライヴアルバム『DEFINITIVE TOKYO 1973』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、伝説の現場を目撃できる貴重映像『SHIBUYA KOKAIDO 1973 8MM』が特別に付属いたします。

YES - SHIBUYA KOKAIDO 1973 8MM(Bonus DVDR)
Live at Shibuya Kokaido, Tokyo, Japan 9th March 1973
Originally silent audience-shot 8mm film of Yes live at Shibuya Koukaido, Tokyo on the Close to the Edge Tour, synched with an audience recording from the same show

 本編プレス6CDは、日本洋楽史に輝くYES初来訪を最高峰クオリティで楽しめる文化遺産となるライヴアルバムです。そのボーナスには、伝説の光景を目撃できるカラー映像作品をご用意しました。かつて同種の映像作品『SINGLE-8』をご紹介したこともありますが、本作はグッと増量。約4分半だった従来バージョンに加え、約8分の別バージョンも加えた最新版です。
 そんな本作に収められているのは、本編プレス6CDのディスク3-4と同じ「1973年3月9日:渋谷公会堂」公演。その貴重な8ミリ・フィルムです。現在では、クラシック・ロックの映像マニアが70年代の8ミリ映像をアーカイヴしておりますが、本作もその発掘調査から生まれたもの。当時の8ミリはショウのところどころで数秒から数十秒ほどの短い撮影が行われ、そのほとんどはサイレント。そのため、そのままでは貴重ではあっても楽しみづらいのですが、そこからコアなマニアが演奏曲を判別。別録音の音声を重ねて音楽作品に仕上げているのです。
 ややマニアックなイメージもありますが、そのクオリティは絶品。何よりも素晴らしいのは映像美。当時の8ミリ・フィルムは解像度も鮮度も極上。ダビングを経たビデオ等とは比べものにならないほど艶やかで美しく、衣装のラメもキラキラと輝き(リック・ウェイクマンは電飾でも仕込んでいるかのように光っています)、ノイズも皆無です。8ミリ唯一の懸念はフィルムの経年劣化ですが、本作に関しては無問題。よほど保存状態が良かったのか、ヨレも歪みもなければ、色あせもまったく感じられない。まさに当時そのものの光景が蘇るのです。さらに、カメラワークも素晴らしい。撮影時間の短い8ミリだけに「ここぞ!」というところでフィルムを回しており、視界も絶景。スタッフ撮影なのか、ビデオ時代のように観客の影に悩まされる事もなければ、メンバーの姿も間近なのです。
 そして、本作はそんな映像を2種収録している。「Version 1」は、以前から知られているもので、ボーナスタイトル『SINGLE-8』でもお馴染み。約4分半のバージョンです。2つめの「Version 2」が新登場。「Version 1」と同じフィルムも使われているのですが、それよりグッと長い約8分バージョンなのです。

 2種で合計12分間ではありますが、そこに描かれるのは日本とYESにとって特別な初来日の現場。当時の音楽誌や本編プレスCDから想像していたYESの動く姿が鮮明に目撃できるのです。歴史の資料としての貴重度はもちろんですが、それ以上に、本作を見る前と後では本編プレスCDの聞こえ方がまるで違ってくる。歴史的ライヴアルバムのイマジネーションを数倍に膨らませ、46年前の初対面を鮮やかに甦らせてくれる映像作品。どうぞ、究極の本編6枚組と併せてじっくりとお楽しみください。

1. Version 1

Siberian Khatru / I've Seen All Good People / Heart Of The Sunrise
And You and I / Close To The Edge / Roundabout / Yours Is No Disgrace

2. Version 2
I've Seen All Good People / Heart of the Sunrise / And You & I / Close to the Edge

COLOUR NTSC Approx.12min.

Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "DEFINITIVE TOKYO 1973"(Virtuoso 402/403/404/405/406/407)