SUZI QUATRO - TOKYO 1977 & 1978(2CDR) [Uxbridge 1307]

SUZI QUATRO - TOKYO 1977 & 1978(2CDR) [Uxbridge 1307]

販売価格: 2,500円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。

Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 12th June 1977 & 11th August 1978 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 70年代の日本で空前の現象を巻き起こしていたスージー・クアトロ。そのオリジナル録音コレクションが衝撃の登場です。
 スージーのライヴ・イン・ジャパンと言えば、当店でも大ヒットとなった2連作『TOKYO 1975 2ND NIGHT(Shades 1197)』『TOKYO 1976 2ND NIGHT(Shades 1198)』が記憶に新しいところ。録音家本人による門外不出のオリジナル・マスターであるばかりか、その凄まじいクオリティで“時代の真実”を鋭くえぐり出したライヴアルバムの大傑作。スージーの音楽はもちろんのこと、「洋楽」に沸いていたあの時代の魅力・熱量が肌感覚で吹き出し、ファンの域を超えた方々にも広く愛されたタイムカプセル・アルバムでした。
 しかし、あの姉妹作は2本で終わりではなかった。スージーは1974年の伝説の初来日から1978年まで5年連続で来日公演を実施。先の姉妹作は「二度目」と「三度目」だったわけですが、その続編となるオリジナル録音も存在していたのです。本作は、そんな「四度目・五度目」の来日公演を同じ録音家が真空パックした傑作オーディエンス録音セット。「1977年6月12日+1978年8月11日:中野サンプラザ」公演をディスク1枚ずつに配した2枚組です。
 1年でも大量なスージーの来日日程を2年分は膨大すぎるので割愛させていただくとして、ポイントなのは「中野サンプラザ」というところ。すでにピンと来た方も多いと思いますが、前2作の現場も中野サンプラザ。同じ録音家の同会場コレクションという統一感もさることながら、もっと言えばこの録音家にとっては必勝の方程式が確立している事を意味する。音響も出音も客ノリもすべて経験済みの状態であり、名作になるべくしてなった名録音なのです。
 実際、本作は1977編も1978編も絶品。音色的にサウンドボードと間違えるタイプでこそありませんが、クリアに透き通った空気感を貫く芯は手応えたっぷりで、ディテールも輪郭までクッキリ。スカスカになりがちな重低音も五臓を蹴り上げ、六腑を揺らすド迫力ですし、特に1978年(DISC 2)はまるで反響ゼロの野外会場でPAの出音を直接拾ったかのようなダイレクト・サウンド(もちろん実際には屋内会場ですが、それほどまでに鮮やかな名録音)なのです。
 時間の流れを易々と飛び越えるマスター・サウンドで描かれるのは、前2作とはまた違ったショウ。当時のスージーは人気絶頂だっただけでなく、次々とヒット曲を生み出していった全盛期。セットもその都度新曲が大量に盛り込まれ、毎年毎年えらく新鮮なのです。ここで、2公演まとめて整理してみましょう。

●1977年/1978年共通
・サディスティック・ロックの女王(1曲):Glycerine Queen
・陶酔のアイドル(2曲):The Wild One/Devil Gate Drive
・クアトロ白書(2曲):Half As Much As Me/What's It Like To Be Loved
・その他(1曲):Can The Can
●1977年編のみ(DISC 1)
・陶酔のアイドル(1曲):Cat Size
・クアトロ白書(4曲):The Honky Tonk Downstairs/Heartbreak Hotel/Make Me Smile/American Lady
・その他(1曲):Roxy Roller(スウィーニー・トッド)
●1978年編のみ(DISC 2)
・陶酔のアイドル(1曲):Keep A Knockin'
・クアトロ白書(1曲):Tear Me Apart
・スージーからの伝言(5曲):Tired Of Waiting(★)/Breakdown(★)/Suicide(★)/The Race Is On(★)/If You Can't Give Me Love(★)
・その他(1曲):Jailhouse Rock(★:エルヴィス・プレスリー)

……と、このようになっています。実のところ、『AGGRO PHOBIA(クアトロ白書)』を軸とした1977年編(DISC 1)は公式ライヴアルバム『LIVE AND KICKIN’』にも酷似しており、あの名盤を現場体験しているような感覚。それに対し、1978年編(DISC 2)は新作『IF YOU KNEW SUZI(スージーからの伝言)』の半分を大盤振る舞いしていて実にフレッシュ。前2作から続けて聴いても飽きることなくフルショウを楽しめてしまうのです。
 『TOKYO 1975 2ND NIGHT』『TOKYO 1976 2ND NIGHT』で話題となったあの鮮やかサウンドで、1977年/1978年の来日公演も楽しめる。本作自体が素晴らしいタイム・カプセルでもありますが、さらに前2作と併せることで“70年代の日本”までもが浮かび上がってくる同会場・同一録音家コレクションです。オーディエンス録音でしかあり得ない定点観測の醍醐味も満点の1本。どうぞ、たっぷりとご堪能ください!

Disc 1 (68:47)
Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 12th June 1977

1. Intro.
2. The Wild One
3. The Honky Tonk Downstairs
4. Heartbreak Hotel
5. Half As Much As Me
6. Cat Size
7. Make Me Smile
8. American Lady
9. Glycerine Queen
10. Band Introduction
11. What's It Like To Be Loved / Jam
12. Can The Can
13. Devil Gate Drive
14. Roxy Roller

Disc 2 (77:54)
Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 11th August 1978

1. Intro.
2. The Wild One
3. Tired Of Waiting
4. Half As Much As Me
5. Breakdown
6. Suicide
7. The Race Is On
8. Jailhouse Rock
9. Glycerine Queen
10. Band Introduction
11. What's It Like To Be Loved / Jam
12. Devil Gate Drive
13. If You Can't Give Me Love
14. Tear Me Apart
15. Keep A Knockin'
16. Can The Can

Suzi Quatro - vocals, bass
Len Tuckey - guitar, backing vocals
Dave Neal - drums, backing vocals
Mike Deacon - keyboards, backing vocals