OZZY OSBOURNE - ULTIMATE BUDOKAN 1986(2CDR) [Shades 061]

OZZY OSBOURNE - ULTIMATE BUDOKAN 1986(2CDR) [Shades 061]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Budokan, Tokyo, Japan 2nd June 1986 PERFECT SOUND(from Original Masters)

 1986年の「THE ULTIMATE SIN」発表当時、オジーはショウアップされたド派手なパフォーマンスと、ジェイク・E・リーのプレイを前面に打ち出したL.A.メタル路線で、'80年代における人気のピークを迎えます。大規模なアメリカツアーや、8月の"モンスターズ・オブ・ロック"出演と同じく、オジーはこの年、日本でもひとつの頂点を極めます。それが初めて実現した日本武道館公演です。オジーにとって永遠の憧れであるTHE BEATLESも降り立った武道館でのライヴは、さぞかし感慨深かったはず。この'86年ジャパンツアーは、オジーにとっても特別なライヴと言えるでしょう。

 本作ではその1986年ジャパンツアーより、6月2日の東京・日本武道館公演を、録音者提供によるオリジナル・カセット・マスターより、1時間30分に渡って優秀なオーディエンス録音で収録しています。本作は以前Shadesレーベルよりリリースされた当時、その優れた臨場感と聴き易いサウンドでマニアから絶賛された一本。さらに文字通りの完全収録(開演前に流れていたJUDAS PRIESTの「Rock You Around The World」から、エンディングの「So Tired」と終演アナウンスまで)という内容も、本作を同日録音の決定版たらしめています。
 優れた明度と高い安定感に加え、テープ録音の長所であるマイルドな音像は非常に聴き易く、ライヴの様子をストレス無く楽しませます。開演前オープニングから場内の盛り上がりは凄まじく、「Carmina Burana」後半でオジーが登場した時の興奮ぶりは圧倒的! 聴き手は場内のひとりになった気持ちで聴き込めるでしょう。
 1曲目の「Bark At The Moon」から、本録音を聴き手へ強烈に印象づけるのがジェイク・E・リーのギタープレイ。主に右チャンネルから、ライン音源のようなリアルさとダイレクト感で飛び出してきます。いずれの曲でも高速ソロからワイルドなリフ・プレイまで素晴らしく冴えており、抜群の存在感と卓越した演奏で聴き手をノックアウトします。特にこの「Bark At The Moon」はいきなりの聴き所。2分台と3分後半のソロは本当に凄い! ジェイクのプレイに沸き立つオーディエンスの反応も非常にリアルです。
 他のツアーではショウ後半に演奏されるタイトル・トラック「The Ultimate Sin」が2曲目に演奏されているのは、'86年来日公演の大きな特徴。ここで響き渡るランディ・カスティロのドラムはビートが大変に強烈! 続く「Suicide Solution」と共に、抜群の聴き応えがあります。
 ジェイクとカスティロの良さの上に、オジーが個性的な歌で存在感を誇示する「Never Know Why」そして「Shot In The Dark」はライヴのハイライト。これらの他にも「Thank God For The Bomb」・「Secret Loser」といった「THE ULTIMATE SIN」の楽曲は、L.A.メタル真っ盛りの'86年らしい時代性を反映しています。もちろん「Mr. Crowley」(ここでのイントロは最高の荘厳さ)や「I Don't Know」などランディ時代のクラシックでも、ジェイクは持ち前のフラッシーなプレイをアピールし、ファンの大歓声を浴びています。しかしエピックな「Killer Of Giants」は、現在でも色褪せない普遍性があります(この曲が2012年の"オジー&フレンズ"でも演奏されたのは、その普遍性があればこそでしょう)。ここで聴ける「THE ULTIMATE SIN」ナンバーは、どれもが素晴らしい聴き所になっています。
 ライヴの熱気は「Iron Man」そして「Crazy Train」でいよいよ最高潮。凄まじい盛り上がりのまま「Paranoid」で幕切れを迎えたライヴは、終演後も観客の大歓声が止みません! ヘヴィメタル・ブームの絶頂を肌で感じるアウトロは、本作最後の聴き所です!

 2月のイギリスツアー、そして大規模なアメリカツアーを経て、バンドのまとまりと一体感は強固そのもの。全編に渡って繰り広げられる完成度の高いライヴ・パフォーマンスは、最も良い状態の時に来日が実現した事を物語っています。オジー・ファンなら聴き逃せない極上録音を、この機会にどうぞお楽しみください!

★beatleg誌 vol.107(2009年6月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 1986年、アルバム『THE ULTIMATE SIN』のプロモーションにともなう3度目の日本公演から、6月2日-東京-日本武道館でのステージが良好な音質のオーディエンス録音で収録したマスター・カセットからダイレクトにCD-Rされた。この日のオジーはオープニングの「Bark At The Moon」から絶好調で、そのオジーに触発されたかのようにジェイクもギター・ソロで、これでもかというくらいに弾いていて止まることを知らないかのようだ。ランディ時代の名曲「Mr.Crowley」ではジョン・シンクレアの重厚なキーボードの音色に観客が熱く反応し、オジーの最高のヴォーカルとジェイクのオリジナルを凌駕するようなメタリックなギター・プレイで、観客のヴォルテージがステージ序盤で早くも頂点を迎えている。続けてプレイされる当時、シングル・カットされた「Shot In The Dark」では、オジーの新境地のようなポップなサウンドが心地よい。1984年の日本公演では、ランディの幻影を背負っていたかのようなジェイクも、この日本公演では、彼らしさ全開で全てのテクニックをさらけ出すかのようなギター・プレイでオジーをサポートし、自身の存在感を不動のものにしているが、そのジェイクも翌1987年に脱退してしまう為、貴重なステージと言えるだろう。

Disc 1
1. Carmina Burana 2. Bark At The Moon 3. The Ultimate Sin 4. Suicide Solution 5. Never Know Why
6. Mr. Crowley 7. Shot In The Dark 8. I Don't Know 9. Killer Of Giants 10. Guitar Solo
11. Thank God For The Bomb 12. Flying High Again

Disc 2
1. Band Introduction 2. Secret Looser 3. Drum Solo 4. Secret Looser(reprise) 5. Iron Man
6. Crazy Train 7. Paranoid

Ozzy Osbourne - Vocal Jake E. Lee - Guitar Phil Soussan - Bass Randy Castillo - Drums
John Sinclair - Keyboards