OZZY OSBOURNE - GERMAN MONSTER 1986(1CDR) [Shades 233]

OZZY OSBOURNE - GERMAN MONSTER 1986(1CDR) [Shades 233]

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商品詳細

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Live at Maimarktgelaende, Mannheim, Germany 31st August 1986 TRULY PERFECT SOUND

 『THE ULTIMATE SIN』時代の隠れた大傑作がお求めやすくなって再発です。その“隠れ名盤”とは、「1986年8月31日:MONSTER OF ROCK公演」のオーディエンス・アルバムです。
 「はぁ? MORが隠れ?」と思われるかも知れません。確かに“1986年のMOR”と言えば、80年代オジーでも指折りの名録音。サウンドも演奏もズバ抜け、幾多のマニアに愛され続けている有名音源。当店でもプレス・タイトル『MONSTERS OF ROCK 1986(Zodiac 192)』が大好評を賜っております。しかし、その現場は“英国ドニントン”。本作は、それとは違う“ドイツ版MOR:ニュルンベルク公演”なのです。
 実は、ジェイク時代の1984年・1986年には、“MONSTERS OF ROCK EUROPE”なるミニレッグがあり、英国以外でもヘッドラインで回っていました。まずは、日程で確認してみましょう。

【1984年版】
・8月18日:ドニントン
・9月1日:カールスルーエ『MOR IN GERMANY 1984 VOL.1』
・9月2日:ニュルンベルク

【1986年版】
・8月16日:ドニントン『MOR 1986』
・8月23日:ストックホルム『MOR IN SWEDEN 1986』
・8月30日:ニュルンベルク
・8月31日:マンハイム 【本作】
(注:両年ともにFM音源は省略)

 以上、2ツアーで7公演。どれも「ジェイク時代のMOR」と記憶されがちで、混乱されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。本作はその中でも「1986年・西ドイツ・マンハイム」のMORなのです。
 このような事情に加え、聖地ドニントンの超名作『MONSTERS OF ROCK 1986』の存在感があまりに強烈。そのために“隠れ”になってきたマンハイム公演ですが、そのクオリティは“名盤”の誉れに相応しい。事実としてはオーディエンス録音ですが、当時から「まるでサウンドボード!」と絶賛されてきたものなのです。実のところ、デジタルばりばりの現代基準で聴くと「やはりオーディエンスだよな」となるのですが、そのクリアさは今の耳にも異常。開演を告げる「Carmina Burana」からやたらと繊細なのに、実際に演奏が始まるとさらに向上。オジーのヴォーカルもジェイクの引っ掻きギターも細部まで細やかで、フィル・スーザンのベースも1音1粒に至るまでゴリッゴリ。オーディエンス録音では難しいシンセの重低音もビビる寸前のド迫力です。
 しかも、安定感がバツグン。現代録音ならいざ知らず、楽音が風に流されがちだった80年代の野外でこれほど揺るぎない鉄壁サウンドを実現するとは……。「もしかしてドニントン公演の名声は、本作と混同している人もいるのかな」などと勘ぐってしまう。もちろん、『MONSTERS OF ROCK 1986』は超傑作ではあるのですが、本作もそれに肉薄する極上サウンドなのです。
 そのサウンドで描かれるショウがまた、とんでもなく素晴らしい。ジェイク時代というと『BARK AT THE MOON』時代の方が人気が高めですが、“ショウの完成度”も“セットのレア度”も、そして何より“ジェイク度”のいずれを見ても『THE ULTIMATE SIN』時代の方が上。ややポップではあるものの、それこそがジェイクのメタル。ブライトなサウンドで細かいノートを絶え間なく紡ぎまくり、親しげなメロディをスパスパと細切れにしていく。そしてリズム隊も最高。特に故ランディ・カスティロは、後年MOTLEY CRUEにもリクルートされる“グルーヴの名手”。単なるパワー押しではないのにパワフルで、重すぎず、ベタつかないグルーヴをたっぷり注入しているのです。ひと口に「アメリカンなノリ」と呼ぶのはカンタンですが、この躍動感をそんじょそこらのアメリカ人ドラマーが叩き出せるわけではない。国籍を超えた次元で素晴らしいドラマーだった事に改めて思い知らされるライヴアルバムでもあるのです。

 兎にも角にも、強烈なハイクオリティ・サウンド。そして、他のどの時代よりもキラキラと輝く“ジェイク&ランディ時代”がたっぷり詰まったライヴアルバムの傑作です。トニー・アイオミやランディ・ローズ、ザック・ワイルド……世界のロック誌で讃えられるのはこの3人ですが、“80年代メタル”を愛する者にとってジェイク・E・リーこそがオジーの相棒。その絶頂期を現場体験できる1本。MONSTERS OF ROCKはドニントンだけじゃない。“隠れ名盤”の凄味、ぜひこの機会にご体験ください。

1. Opening 2. Carmina Burana 3. Bark At The Moon 4. Suicide Solution 5. Mr. Crowley
6. Shot In The Dark 7. I Don't Know 8. Killer Of Giants 9. Guitar Solo 10. Thank God For The Bomb
11. Flying High Again 12. Secret Looser incl. Drum Solo 13. Iron Man 14. Crazy Train 15. Paranoid

Ozzy Osbourne - Vocal Jake E. Lee - Guitar Phil Soussan - Bass Randy Castillo - Drums
John Sinclair - Keyboards