BRUCE SPRINGSTEEN & THE E STREET BAND - YOYOGI OLYMPIC POOL 1985: FIRST & LAST (5CDR) [Uxbridge 1305]

BRUCE SPRINGSTEEN & THE E STREET BAND - YOYOGI OLYMPIC POOL 1985: FIRST & LAST (5CDR) [Uxbridge 1305]

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商品詳細

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Yoyogi Olympic Pool, Tokyo, Japan 10th & 16th April 1985 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)*New Souce

 今週はブルース・スプリングスティーン栄光の「BORN IN THE USA」ツアーから一気に三タイトルもの限定プレスCDリリースが実現し、その内の二つは1985年に実現した初来日公演からのアッパー版音源だった訳ですが、それらとは別にさらなるレアなオーディエンス録音マスターまで蔵出しさせてしまおうという企画がこのCD-R。そこに収録されているのは初来日公演の初日である4月10日の代々木オリンピック・プール。
 初日といえばちょっと懐かしいPRIVETE MASTERレーベルからリリースされた「LIGHTS OUT FIRST NIGHT」という名作(海外サイトだとCD-Rでのリリースと誤記されるケースもありますが、もちろんプレス盤でした)がリリースされていましたが、今回提供された独自入手のオーディエンス・マスターは、何とそれをも上回る極上音質を誇ります。それなのにCD-Rで?と不思議がられるかと思いますが、今回の新音源はステージ第一部の「My Hometown」以降、三曲も未収録という大きな欠点があったのです。
 それでもお蔵入りにさせてしまうのはあまりにも惜しいクオリティ…そこで今回のリリースに当たっては、欠けている三曲を「LIGHTS OUT〜」から補填。この編集によって、あれほど高音質に思えた既発盤をも上回る驚異の音質に圧倒させられることでしょう(だからこそ三曲のカットが本当に惜しい)。特にオンな音像の迫力がそれを圧倒している。
 おまけに、ただ音像がオンというだけでなく、演奏のバランスも実に素晴らしい。中でもE・ストリート・バンドのゲイリー・タレントが弾くベースラインを絶妙なバランスで捉えており、その点においても「LIGHTS OUT〜」を圧倒していました。
 
 また演奏内容や会場の雰囲気が今回のプレスCDリリースされる公演たちとはまるで違うから面白い。よく知られているように、ブルース自身は初めての日本でのステージでありながら、基本的にはそれまでのツアーの構成で挑んでいた。そのせいで冒頭に長い語りの入る「Pink Cadillac」などは少しだけ日本語を交えてみても会場がシーンとしてしまう。それだけならまだしも、長い語りが二回も入る「Racing In The Street」でライブ本編を終えてしまうのは明らかに昭和の日本人を戸惑わせてしまう。やはり13日の公演から「Rosalita (Come Out Tonight)」を復活させたのは賢明だったとしか言いようがありません。
 これがアンコールになると盛り上がりの差が激しく出てしまうのがまた微笑ましく、CCRを解散した後のジョン・フォガティの曲「Rockin' All Over The World」は海外だと大合唱となる訳ですが、英語に恥じらいがあり、なおかつカバー曲に疎いバブリーな盛り上がりの日本だと合唱がフェイドアウトするという事態(苦笑)。これにはブルースが思わず苦笑する様子も音像が近いのではっきり伝わってきます。ところがフィナーレ「Twist And Shout」になるとビートルズ大国ならではのパワーが炸裂して凄まじい盛り上がりに。初日ならではの面白さが詰まっているのです。

 そして本リリースには東京日程の締めくくりであった4月16日の公演も併せて収録。こちらも初日と同じテーパーから提供された初登場です。元々この日は他の公演のようなクオリティの音源が発掘されておらず、それが災いしてプレスCDがリリースされたことすらない。こうした状況が続いただけに、CD-Rリリースながら「TOKYO 1985 4TH & FINAL NIGHT」はマニア感涙モノなリリースだった訳ですが、今回の音源はそこで使われたオーディエンス録音をも軽く上回るもの。今回の初日の音源と同じく圧巻な音像の近さが素晴らしい。
 そこだけなら文句なしにプレスCDレベルだった訳ですが、本当に惜しまれることに、こちらは初日の音源以上に欠損が多かった。まず「Prove It All Night」のエンディングでテープ・チェンジに当たってしまった挙句に「Glory Days」を録音し損ねてしまう。それだけならまだしも、何とアンコールは丸々未収録という残念な状態。この音質で完全収録だったら東京最終日から初のプレスCDリリースも可能だったレベルなのに…惜しい。
 ただし幸いなことに、この日の目玉だった日本で唯一の「Because The Night」が披露される場面は素晴らしい音質で捉えてくれており、これだけでもマニアなら感動できるはず。それに演奏も東京日程の最終日だけあってボルテージ高めで、最後の「Rosalita (Come Out Tonight)」での盛り上がりも凄まじい。それ以上にブルースの歌の力の入りようがまた凄く、文字通りの手探り状態ショーだった東京初日と比べると面白い。どちらの音源も収録状態に問題のある点が惜しまれますが、それでも極上音質がマニアを満足させること請け合いです!
 
★初登場のマスターテープを使用。カットが惜しいが音質は非常に良い!

Yoyogi Olympic Pool, Tokyo, Japan 10th April 1985

Disc 1 (78:21)
01. Introduction
02. Born In The U.S.A.
03. Out In The Street
04. Darlington County
05. Working On The Highway
06. Johnny 99
07. Atlantic City
08. The River
09. Prove It All Night
10. Glory Days
11. The Promised Land
12. My Hometown *
13. Badlands *
14. Thunder Road *

*3曲欠損していたため同日既発「LIGHTS OUT FIRST NIGHT」(Private Master)で補填

Disc 2 (56:18)
01. Audience
02. Cover Me
03. Dancing In The Dark
04. Hungry Heart
05. Cadillac Ranch
06. Downbound Train
07. I'M On Fire
08. Pink Cadillac
09. Bobby Jean
10. Racing In The Street

Disc 3 (28:56)
01. Audience
02. Born To Run
03. Ramrod
04. Rockin' All Over The World
05. Twist And Shout / Do You Love Me

Yoyogi Olympic Pool, Tokyo, Japan 16th April 1985

Disc 4 (63:36)
01. Introduction
02. Born In The U.S.A.
03. Badlands
04. Out In The Street
05. Johnny 99
06. Atlantic City
07. Point Blank
08. Working On The Highway
09. Prove It All Night

(Glory Days)未収

10. The Promised Land
11. My Hometown
12. Thunder Road

Disc 5 (49:34)
01. Cover Me
02. Dancing In The Dark
03. Hungry Heart
04. Cadillac Ranch
05. No Surrender
06. Because The Night
07. Bobby Jean
08. Rosalita (Come Out Tonight)

★以降が未収

(Can't Help Falling In Love)
(Born To Run)
(Ramrod)
(Sherry Darling)
(Twist And Shout / Do You Love Me)