ALCATRAZZ - TOKYO 1984 FINAL NIGHT(2CDR) [Shades 1225]

ALCATRAZZ - TOKYO 1984 FINAL NIGHT(2CDR) [Shades 1225]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 11th October 1984 PERFECT SOUND(from Original Masters)

 天才スティーヴ・ヴァイを発掘し、日本へ戻ってきた1984年秋のALCATRAZZ。その現場を伝える世界初公開のオリジナル録音が登場です。
 そんな本作が記録されたのは「1984年10月11日:中野サンプラザ公演」。その傑作オーディエンス録音です。ヴァイとの再来日と言えば、公式映像『POWER LIVE』が象徴として君臨していますが、もちろん本作は別公演。まずは、当時の日程を振り返り、当店のコレクションと併せて整理してみましょう。

・10月3日:名古屋勤労会館
・10月4日『NEW PRISONER: AMAGASAKI 1984』
・10月8日:渋谷公会堂
・10月10日『POWER LIVE(東京厚生年金会館)』
・10月11日:中野サンプラザ ←★本作★

 以上、全5公演。当店では公式映像を最高峰クオリティで復刻した『POWER LIVE』の他、『NEW PRISONER(Power Gate-195)』もラインナップ。記念すべきヴァイの初来日をアーカイヴしてきました。本作の中野サンプラザ公演は、そのどちらとも異なるジャパン・ツアー最終日。本作自体が世界初公開というだけでなく、これまで一切の記録が知られてこなかったショウをフル体験できる衝撃のライヴアルバムなのです。
 その貴重度だけで目眩がしそうですが、クオリティはそれ以上に凄い。録音家本人から譲られたオリジナル・マスターなのですが、この人物は幾多のプレス・タイトルを手掛けてきた名手中の名手。その蔵出し秘宝コレクションなのです。そして、本作はその名声を一層高める超クリアな逸品。開演前の生々しい会話声から収録されていますし、スネアの音色にも空間を感じるオーディエンス録音には違いない。しかし、そのクリアさはそんじょそこらのサウンドボードも蹴散らす凄まじさ! とにかくオンで力強い芯が耳元に届き、輪郭は微細部までビシッとしている。その目も醒める鮮明さは、目を閉じると青いレーザー光線が乱舞している光景が脳裏に浮かぶほど。これは実際のライトショウが浮かぶという意味ではありません。あまりにも真っ直ぐに貫き、微塵のボケも許さない鮮やかさは、レーザー光線以外に喩えるものが思いつかないのです。
 実ところ、ショウの前半と後半ではサウンドの傾向が変化しており、後半はややオーバーピーク気味。そのために永久保存プレス化は果たせませんでしたが、前半は公式ビデオのサウンドボードさえも凌駕しかねない凄まじい名録音……いえ、明録音なのです。
 そんなキラキラ・サウンドで描かれるのは、ヴァイの異次元ギターが舞い狂うフルショウ。実のところ、セットは『POWER LIVE』と同一だったりもするのですが、良い機会ですので整理してみましょう。

●ALCATRAZZナンバー(5曲+7曲)
・NO PAROLE FROM ROCK 'N' ROLL:Jet to Jet/Hiroshima Mon Amour/Kree Nakoorie/Suffer Me/Too Young to Die, Too Drunk to Live
・DISTURBING THE PEACE:Breaking the Heart of the City/Skyfire/Sons and Lovers/God Blessed Video/Will You Be Home Tonight/Painted Lover/Stripper
●その他(4曲)
・DOWN TO EARTH:Since You Been Gone/All Night Long
・その他:荒城の月/Night Games

……と、このようになっています。まだリリース前だった『DISTURBING THE PEACE』から7曲が大盤振る舞いされますが、やはり面白いのはヴァイ流に染め変えられた『NO PAROLE FROM ROCK 'N' ROLL』ナンバーでしょう。彼が『METALLIC LIVE '84』を見た事があるのかは分かりませんが、恐らくは見た事がないのではないでしょうか。イングヴェイの弾き方を知らなかったとしか思えないタッピング技で染め変えられたパッセージが新鮮。もちろん、その妙技の数々は公式映像でも楽しめたわけですが、本作はあのサウンドボードよりもギターに焦点が当たっており、クリアさもサウンドボード並み。公式盤よりも一層ビビッドに味わえるのです。
 そして、そんな天才ヴァイを前にして一歩も引かないグラハムも強靱なノドを見せつける。『POWER LIVE』でも思いましたが、イングヴェイとの初来日でもこれだけ歌ってくれていたら……そんな関係ない作品の悔しさまで甦るほど、本作の絶唱が凄まじいのです。

 様式美とは異なる超絶ギターがグラハムの新たな魅力を引き出し、ヴァイの超個性が炸裂しながらもソロより遙かに聴きやすくキャッチーだった『DISTURBING THE PEACE』時代のALCATRAZZ。その魅力をスタジオ作品よりアグレッシヴで、公式映像より生々しく味わえるライヴアルバムの傑作です。これまで聴くことの出来なかった日本最終日。どうぞ、本作でたっぷりとフル体験してください!

Disc 1 (58:19)
1. Intro.
2. Breaking the Heart of the City
3. Jet to Jet
4. Skyfire
5. Sons and Lovers
6. Hiroshima Mon Amour
7. God Blessed Video
8. Will You Be Home Tonight
9. Keyboard Solo
10. Kree Nakoorie
11. Guitar Solo
12. Since You Been Gone
13. Painted Lover

Disc 2 (31:57)
1. Suffer Me
2. Stripper
3. Too Young to Die, Too Drunk to Live
4. Koujou no Tsuki
5. Night Games
6. Band Introductions
7. All Night Long

Graham Bonnet - Vocals Steve Vai - Guitars Gary Shea - Bass Jan Uvena
- Drums
Jimmy Waldo - Keyboards