BILLY JOEL - NEW YORK 1977(2CDR) [Uxbridge 1331]

BILLY JOEL - NEW YORK 1977(2CDR) [Uxbridge 1331]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Nassau Veterans Memorial Coliseum, Uniondale, New York, USA 11th December 1977 STEREO SBD

 『THE STRANGER』の大ヒットで一躍時代の寵児へと登り詰めた1977年のビリー・ジョエル。そのフルショウを楽しめる極上サウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作に収められているのは「1977年12月11日ユニオンデール公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。このショウは古くからFM放送で知られ、そのエアチェックが数多くの既発を生み出してきた大定番。さらに、その一部が30周年盤『THE STRANGER』のボーナスCDに採用されたこともありました。本作はそんな大定番サウンドボードの最高峰にあたるもの。2004年に発掘されたFM放送や公式盤とは異なる完全盤なのです。その内容に触れる前に、まずはショウのポジション。ブレイクスルーを果たした1977年のスケジュールから振り返ってみましょう。

・2月16日-4月7日:北米#1(21公演)
・4月20日-5月21日:北米#2(22公演)
・6月2日-4日:北米#3(3公演)
・8月10日:テンペ公演
《9月29日『ストレンジャー』発売》
・9月28日-12月11日:北米#4(32公演)←★ココ★

 これが1977年のビリー・ジョエル。1年を通してツアーを行っていますが、アルバム『ストレンジャー』やシングル『Just the Way You Are』がヒットしたのは9月以降。いわゆる“THE STRANGER TOUR”というのは「北米#4」だけでり、本作のユニオンデール公演は、その最終日にあたる地元の凱旋コンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は、従来のエアチェック盤よりさらにクリアでステレオ感も増強された極上サウンドボード。先述のように実際に公式盤にも採用されているだけあって、収録もミックスも完璧です。実のところ『THE STRANGER』の30周年盤ではわずか5曲しか収録されていなかったのですが、このまま公式化できる……いえ、今からでもぜひリリースすべき銘品なのです。
 そんな準公式サウンドで描かれるのは、大名盤『THE STRANGER』を軸とした究極のフルショウ。実は30周年盤『THE STRANGER』にはユニオンデール公演(5曲入り)のライヴCDだけでなく、カーネギーホール(北米#3)の12曲入りCDも付属しているのですが、両者を合計してもなお本作の方が遙かに長尺。ここで比較しながら整理してみましょう。

●ピアノ・マン(5曲)
・Somewhere Along The Line(★)/Piano Man(★)/Travelin' Prayer(★)/The Ballad Of Billy The Kid/Captain Jack
●ストリートライフ・セレナーデ(3曲)
・The Entertainer/Root Beer Rag(★)/Souvenir
●ニューヨーク物語(6曲)
・Summer, Highland Falls/Prelude/Angry Young Man/New York State Of Mind/I've Loved These Days/Miami 2017 (Seen the Lights Go Out on Broadway)/Say Goodbye To Hollywood
●ストレンジャー(8曲)
・The Stranger(★)/Scenes from an Italian Restaurant/Movin' Out (Anthony's Song)(★)/Just the Way You Are/Vienna/She's Always a Woman(★)/Only the Good Die Young(★)/Get It Right The First Time
●その他(2曲)
・Still Crazy After All These Years(★)/Have Yourself A Merry Little Christmas(★)
※注:「★」印は『THE STRANGER』30周年のボーナス・ライヴCDでも聴けない曲。

……と、このようになっています。『THE STRANGER』から「Everybody Has a Dream」以外の全曲が演奏されているだけでなく、『TURNSTILES』も「All You Wanna Do Is Dance」「James」以外の全部。さらには『PIANO MAN』からも半分……と、ファンが望む名曲はほぼほぼ網羅されている。さらにポール・サイモンのカバー「Still Crazy After All These Years」やクリスマス・ソング「Have Yourself A Merry Little Christmas」まで披露されているのです。
 しかも、そんな究極セットを紡ぐパフォーマンスも強烈。ツアー最終日の凱旋公演のせいか、明日の心配をしない勢いが素晴らしく、絶好調のヴォーカルにはツアー疲れなどまるで感じられない。いきなり「The Stranger」から始まるのもビリーらしく、ライヴで聴くあの口笛は鳥肌もの。キーボード&サックスのイントロ付き「Movin' Out」やサックスの2ndソロがないタイトな「Just The Way You Are」、ドラム・イントロ付きの「Only The Good Die Young」等々、このツアーならではのアレンジもそこかしこで聴ける。さらにジャズ/フュージョン系ギタリストのスティーヴ・カーンも参加したアンコールでのファンキーな演奏も聴きどころです。
 2004年の発掘から時間も経っているのでUxbridgeレーベルからのご紹介となりましたが、それこそ『THE STRANGER』そのものと同等以上の超名盤です。まさに文化遺産以外の何物でもない極上サウンドボード・アルバム。どうぞ、この機会に思う存分お楽しみください。

Disc 1(58:37)
1. The Mexican Connection (opening tape)
2. The Stranger
3. Somewhere Along The Line
4. Summer, Highland Falls
5. Piano Man
6. Scenes From An Italian Restaurant
7. Travelin' Prayer
8. Movin' Out
9. Still Crazy After All These Years
10. Just The Way You Are
11. Prelude / Angry Young Man
12. New York State Of Mind

Disc 2(60:07)
1. The Entertainer
2. Vienna
3. Root Beer Rag
4. She's Always A Woman
5. I've Loved These Days
6. Miami 2017 (Seen The Lights Go Out On Broadway)
7. The Ballad Of Billy The Kid
8. Have Yourself A Merry Little Christmas
9. Captain Jack
10. Say Goodbye To Hollywood
11. Only The Good Die Young
12. Get It Right The First Time
13. Souvenir

Billy Joel - Piano, Vocals
David Brown - Guitar
Russell Javors - Guitar, Vocals
Richie Cannata - Saxophone, Keyboards
Doug Stegmeyer - Bass
Liberty DeVitto - Drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING