BRYAN FERRY & BRYAN FERRY ORCHESTRA - THE JAZZ AGE IN OXFORD(2CDR) [Uxbridge 504]

BRYAN FERRY & BRYAN FERRY ORCHESTRA - THE JAZZ AGE IN OXFORD(2CDR) [Uxbridge 504]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at New Oxford Theatre, Oxford, UK 3rd November 2013 PERFECT SOUND(from Original Masters)

2013年11月3日イギリスOxfordにおけるBryan Ferry& The Bryan Ferry Orchestra(BFO)最新公演がお馴染みロンドン在住のテーパーによる超高音質完全オリジナル音源で登場です。
Bryan Ferry& BFOは、2012年インスト・ジャズ・アルバムをBFO名義で『The Jazz Age』をリリース後、2013年4月からツアーを開始し、並行して映画「Great Gatsby(華麗なるギャッツビー)」のサントラにBFOにFerryのヴォーカル入りで「Crazy in Love」「Love Is The Drug」を提供、さらに8月には全編BFOによる「Great Gatsby(華麗なるギャッツビー)」サントラ(イメージ・アルバム)をリリースし、こちらには「Back to Black」「Love Is The Drug」がFerryのヴォーカル入りで収録されています。

UK Winterツアー中盤にあたる本音源のコンサートの内容は、まずBFOのみでRoxy & Ferryの曲をビッグ・バンド・ジャズ・アレンジで披露されます。はじめて聞くとこのアレンジと原曲のギャップにやや戸惑いますが、『Stranded』収録の「Just Like You」は、元曲との融合が見事になされており聴きどころのひとつといえます。また「Young And Beautiful」は、唯一「Great Gatsby(華麗なるギャッツビー)」サントラからの曲です。
「The Way You Look Tonight」でいよいよFerryが登場します。音だけでの想像ですが、曲の途中から大きな拍手が沸き起こるところから相変わらず颯爽登場のようです。ちなみに本曲は、Ferry初のジャズ・アルバム『As Time Goes By』収録で、オフィシャルビデオ『Live in Paris at the Grand Rex』のオープニング曲でもあります。「Reason Or Rhyme」では曲の途中でバンドのメインがBFOからElectric Bandに交代し、続く「The Same Old Blues」は、オリジナル・アルバム同様の印象的なオルガンのイントロが往年のファンにとってはたまらないものとなっています。「N.Y.C.」は前半BFOアレンジから『Mamouna』ヴァージョンへと移りモノクロの暗黒街の雰囲気を漂わせています。そしてColin Goodのピアノ・ソロから続く近年のパターンでの『Stranded』の名曲(19)「Song For Europe(ヨーロッパ哀歌)」で第1部が終了します。
第2部は、再びBFOの「I Thought」「This Island Earth」で始まり、「Out Of The Blue」からFerry +Electric Bandになります。「When She Walks In The Room」は、BFOとElectric Bandが徐々に合奏されてゆき最後見事に融合されます。『Avalon』から久々の「Take A Chance With Me」、本ツアーではセット入りしたばかりの「Street Life」と実にヴァラエティにとんだ内容で、長年のキャリアの時代時代のファンを喜ばせる選曲にもなっています。なお「Love Is The Drug」はBFO+Ferryヴァージョンではなく通常のElectric Bandとなっています。
いつもはソウルフルでやや強すぎる感のあるバッキングの女性コーラス隊ですが、今回はソフトで艶っぽいコーラスとなっており、本公演のFerryのやや枯れ気味の渋いヴォーカルにマッチして実に心地よい仕上がりです。Electric Bandの他のメンバーは、今やFerry Bandに欠かせないギターのOliver Thompson、お馴染みのサックスのIan Dixonのほか今ツアーから参加の女性ドラマーCherisse Oseiが、シャープな音質でフュージョン系テクニシャンという印象のドラムを披露しています。
 イギリスから届いたばかりの旬の音源“ブライアン・フェリーとの夕べ”を是非お楽しみください。

★beatleg誌 vol.163(2014年2月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 2013年フェリーのジャズ・オーケストラ&通常バンド混成ツアーの音源が続々登場してきた。このツアーの変則的なプログラム構成については別項の『THE JAZZ AGE IN EUROPE』(Virtuosso 166/167)をご覧になって下さい。
 さて、こちらの音源は2枚組で2013年11月のイギリス公演を収録したもの。現時点での最新音源ということになる。
 録音はオーディエンスで、音が立て込むと時々、ヴォーカルや楽器音が一体となって固まりと化す箇所があるが、それもライヴ客席で聴いているかの臨場感が味わえる。そういった意味では、同時発売の『THE JAZZ AGE IN EUROPE』とは違った聴き心地でこのツアーを楽しめる一品となっている。
 2セットが収録されているが、セット・リストは重複しない。というか、1セットが50分程度なので、1コンサート二部構成ということなのだろう。
 ファースト・セットではジャズ・オーケストラのパートがセカンド・セットより長く、10曲目の「Reason Or Rhyme」で通常のロック・バンド構成(Electric Bandと表記される)に入れ替わる。ざっとセット・リストを眺めてみると10月のライヴの頃と大差はないが、バンドのまとまりや盛り上げ方の巧妙さはアップしている。
 まず、ジャズ・オーケストラ部分は置いておくと、DISC 1の縻でのエレクトリックバンドへの移行が演出効果あり。ヴィジュアルで確認したいところだ。縲のうらぶれたヴォーカルの味を女性コーラスが補強することで哀愁が増す。
 DISC.2 に移ると、縟でイントロのストリングスを管楽器で代用しているのが新鮮だ。また、縻や縵もホーンが大勢居ることで通常のバンド・スタイルでは出せない盛り上がり感が出ているのが分かる。ライヴ登場久々の縹は2人交互のギター・ソロが各々のスタイルの違いが顕著に出ていて興味深い。そして繃から縲のエンディングにかけては、この公演独自のお祭りのような賑やかな大所帯バンド・サーカスを聴かせてくれる。

Disc 1(71:06)
First Set

Bryan Ferry Orchestra
1. Intro 2. Do The Strand 3. Slave To Love 4. The Bogus Man 5. Avalon 6. Just Like You
7. Young And Beautiful 8. The Way You Look Tonight (with Bryan and BFO)
9. The Only Face (with Bryan and BFO)

Transition of Orchestra to Electric Band
10. Reason Or Rhyme

Electric Band
11. The Same Old Blues 12. Just Like Tom Thumb's Blues 13. Don't Stop The Dance 14. Oh Yeah
15. Carrickfergus 16. N.Y.C. 17. Smoke Gets In Your Eyes 18. Knocking On Heaven's Door
19. Song For Europe

Disc 2(58:50)
Second Set

Bryan Ferry Orchestra
1. I Thought 2. This Island Earth

Electric Band
3. Out Of The Blue 4. When She Walks In The Room 5. Don't Think Twice It's Alright
6. Take A Chance With Me 7. Jealous Guy 8. Member Introduction 9. Casanova 10. Street Life
11. Love Is The Drug 12. Shame Shame Shame 13. Let's Stick Together 14. Hold On I'm Coming
15. Editions Of You

Bryan Ferry - Vocals Oliver Thompson - Guitar Martin Wheatley - Guitar, Banjo
Colin Good - Piano Ian Dixon - Saxophone, Keyboards Robert Fowler - Saxophone
Malcolm Earle Smith - Trombone Enrico Tomasso - Trumpet
Richard White - Bass, Saxophone, Clarinet Tom Wheatley - Bass
John Sutton - Drums, Percussion Cherisse Osei - Drums
Jodie Scantlebury - Backing Vocals Bobbie Gordon - Backing Vocals