LITTLE FEAT with ERIC CLAPTON - ROCHESTER HILLS 1992(2CDR) [Uxbridge 980]

LITTLE FEAT with ERIC CLAPTON - ROCHESTER HILLS 1992(2CDR) [Uxbridge 980]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Meadowbrook Amphitheater, Rochester Hills, MI, USA 13th August 1992 TRULY PERFECT SOUND

 エリック・クラプトンとの共演も実現した1992年のLITTLE FEAT。その極上ライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に収められているのは「1992年8月13日ロチェスターヒルズ」公演。その超極上オーディエンス録音です。1992年のLITTLE FEATと言えば、様々な大物ミュージシャンとの共演も話題になりました。ボニー・レイット、ジャクソン・ブラウン、サンタナ等々。そして、この日はクラプトン。ショウ中盤に登場し、「Mellow Down Easy」「A Apolitical Blues」を共演したのです。
 その共演こそが最大のポイントですが、それを記録したサウンドも驚異的。再生した瞬間からびっくり。開演を告げるアナウンスからスタートするのですが、その声が猛烈にオン。距離感など微塵もなく、FM放送のDJかと思うほどです。その直後に「Hate To Lose Your Lovin’」が始まるのですが、そのバンド・サウンドもド直近だから二度驚く。距離感がないだけでなく、ヘッドフォンで聴いても会場音響が聴き取れず、ディテールまで目の前。オーディエンス録音では軽くなりがちなスネアの音色もヘヴィで、「まるでサウンドボード」と言うよりは「これのどこがオーディエンス?」という次元。エレクトリックでもアコースティックでも細部まで究めて詳細で、眉間に皺を寄せてよーく耳を澄ますと極々微少な声援にも気づき、やっと客録と納得する……そんなレベルの異様サウンドです。しかも、ショウが進むと、極上サウンドが更に向上するから三度ビックリ。4曲目の「Rad Gumbo」辺りからグッと高音の伸びが良くなり、輝くような鮮烈サウンドになる。スタート時点からFM放送と信じ込むレベルだったというのに「まだ向上する余地があった!?」とド肝を抜かれるのです。
 そんなサウンドで描かれるショウは絶品。『THE LAST RECORD ALBUM』以外の全作から満遍なく披露しつつ、当時の最新作『SHAKE ME UP』からはタイトル曲のみ。セットの約半分はローウェル・ジョージ時代の名曲群で、そこにブルース・スタンダードが絡んでいきます。再始動後のライヴ盤と言えば、オフィシャルの『LIVE FROM NEON PARK』も思い浮かびますが、そこでは聴けない「Old Folks Boogie」「Hangin' On To The Good Times」「Cajun Girl」「Mellow Down Easy」「A Apolitical Blues」「Shake Me Up」も楽しめるのです。
 そして、その「Mellow Down Easy」「A Apolitical Blues」こそが最大の聴きどころ。エリック・クラプトンとの共演です。スタートの「Mellow Down Easy」からいきなり凄い。リトル・ウォルターのオリジナルも軽快ですが、さらに数段ギアを上げたハイテンポでガンガン突き進む。そのテンポはハイテンションにも繋がり、凄絶なギターバトルが爆発する。硬めのトーンでオン・ビートに対して切り込みながら入ってくるギターソロ、対するはオープン・チューニングのボトルネック。冒頭から飛ばしまくりながら、後半になるにつれさらにヒートアップしていくから凄い。そして、約7分かけて加熱したアンサンブルがハイライトを迎えたところで、間髪入れずローウェル・ジョージが残したミディアム・ブルース「A Apolitical Blues」へ雪崩れ込む。その瞬間にガラッとムードが変わり、今度はじっくりと醸成。ブルース・スケールでグイグイと緊張感のあるソロで練り込み、随所でメジャー・ペンタトニックで色付けしたりと飽きさせない。その見事な切り替えと多彩な引き出し。ともすれば、貴重共演であっても音だけでは今いち掴みにくいことも多々ありますが、本作はまったく違う。苛烈なバトルには紛れもなくクラプトンの存在が輝き、サウンドボードばりの極めつけサウンドだからこそ、その音色もフレーズも極めて鮮烈なのです。

 とにかく超絶なサウンドと苛烈なバトル。貴重なLITTLE FEATの超極上ライヴアルバムとしても、クラプトンのコレクションとしても満点の1本です。LITTLE FEAT、クラプトン双方のファンにとって必携・必聴なだけでなく、ホワイト・ブルースに目がないすべての諸兄に触れていただきたい大傑作。どうぞ、じっくりとお楽しみください。

Disc 1(45:10)
1. Hate To Lose Your Lovin' 2. Fat Man In The Bathtub 3. Old Folks Boogie
4. Rad Gumbo 5. Texas Twister 6. Down On The Farm 7. Hangin' On To The Good Times
8. Can't Be Satisfied / They're Red Hot (Hot Tamales)
9. Cajun Girl

Disc 2(53:10)
1. Mellow Down Easy ★with Eric Clapton 2. A Apolitical Blues ★with Eric Clapton
3. Shake Me Up 4. Oh Atlanta 5. Dixie Chicken / Tripe Face Boogie
6. Willin' 7. Let It Roll

Bill Payne - vocals, keyboards Paul Barrere - vocals, guitar, slide guitar
Richie Hayward - drums, backing vocals
Craig Fuller - vocals, additional guitar Fred Tackett - guitar, mandolin, trumpet
Kenny Gradney - bass Sam Clayton - congas, vocals, percussion