DAVID BOWIE - MOUNTAIN VIEW 1990 2ND NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1354]

DAVID BOWIE - MOUNTAIN VIEW 1990 2ND NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1354]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Shoreline Amphitheatre, Mountain View, CA, USA 29th May 1990 PERFECT SOUND

 究極のグレイテストヒッツ・ステージを世界中に届けた栄光の“SOUND + VISION TOUR”。その現場を体験できる新たなるマスターピースが登場です。
 そんな本作に記録されているのは「1990年5月29日マウンテンビュー公演」。その絶品オーディエンス録音です。“SOUND + VISION TOUR”は、TIN MACHINE始動に際して大ヒット曲を封印するためにあえて行われたグレイテストヒッツ・ツアー。その動機はさておきギタリストにエイドリアン・ブリューを迎えたアンサンブルも、ファンが望む極めつけのベスト選曲も超豪華。約110公演というスケールはボウイの人生でも最大規模という豪奢なツアーとなりました。まずは、そのスケジュールからショウのポジションを確かめてみましょう。

・3月4日-15日:北米#1(7公演)
・3月19日-4月22日:欧州#1(22公演)
・4月27日-5月9日:北米#2(7公演)
・5月15日+16日:日本(2公演)
・5月20日-7月29日:北米#3(40公演)←★ココ★
・8月4日-9月16日:欧州#2(24公演)
・9月20日-29日:南米(6公演)

 これが“SOUND + VISION TOUR”の全体像。東京ドームも実現した来日公演が思い出深いところですが、本作のマウンテンビュー公演はその直後。約2週間後となる「北米#3」7公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は、まさに絶品のオーディエンス録音。何よりも素晴らしいのは、超クリアな空気感。音色にオーディエンスらしい空間感覚はあるものの、真っ直ぐに届く芯はレーザー光線のようにクッキリとしていて距離感がなく、それに伴ってディテールも微細部まで克明。サウンドボード的なド密着なシンクロ感とはちょっと違うものの、鮮やかな聴き応えはFM放送かのようです。
 その端麗なクリアさの要因は、恐らく会場にある。本作の現場となった“SHORELINE AMPHITHEATRE”はマウンテンビューでも有名な4万人収容の円形劇場。テント状の白い屋根をご覧になった事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。あの白天井は柱で支えられているだけで周囲に壁がない構造なのです。つまり、ホール鳴りはわずかな天上からの降り注ぎ感のみで、周囲から回り込む事がない。そんな会場だからこそ、反響の曇りや濁りがなく、それでいてほんのりとしたスケール感も感じさせる本作のサウンドが可能だったのでしょう。さらに加えるならマスター鮮度も特筆モノ。”Nakamichi 700”マイクで録られたオリジナルのDATマスターからダイレクトにデジタル化されており、まさに劣化ゼロ。現場の大気がそっくりそのままスピーカーから流れ出てくるような瑞々しいサウンドなのです。
 そんな美音で描かれるのは、ボウイも絶好調なフルショウ。東京ドーム公演と時期が近い事もあってセットは酷似しておりますが、良い機会でもありますので整理しておきましょう。

・SPACE ODDITY:Space Oddity
・HUNKY DORY:Changes/Life On Mars?
・ZIGGY STARDUST:Ziggy Stardust/Suffragette City
・ALADDIN SANE:The Jean Genie
・DIAMOND DOGS:Rebel Rebel
・YOUNG AMERICANS:Young Americans/Fame
・STATION TO STATION:TVC 15/Stay/Station To Station
・LOW:Be My Wife/Sound And Vision
・"HEROES”:“Heroes”
・SCARY MONSTERS:Ashes To Ashes/Fashion
・LET'S DANCE:Let's Dance/China Girl/Modern Love
・TONIGHT:Blue Jean
・YOUNG LIONS:Pretty Pink Rose

……と、このようになっています。セットは日本に近くても、聴いた印象はだいぶ違う。本稿に目を留められる方ならご存じと思いますが、東京ドーム公演ではボウイが風邪をひき、本調子とは言えないショウになっていました。しかし、本作はそれから2週間が経ち、回復したのか調子が良い。1曲1曲かみしめるよう歌うヴォーカリゼーションもさることながら、曲間も良い。いかにも気分爽快と言った感じで、MCも多く軽快なジョークも飛ばす。豪華絢爛のグレイテスト・ヒッツだけでなく、そんなボウイの調子も心地よいライヴアルバムなのです。
 サウンドも演奏もムードも胸のすく爽快なライヴアルバムの傑作です。本来であれば、こんなショウを日本でも聴かせてほしかった。今さら言っても仕方がない30年前の愚痴まで滲んでしまうほどの1本。どうぞ、本作でじっくりとお楽しみください。

Disc 1(57:00)
1. Pre-Show Music
2. Intro
3. Space Oddity
4. Changes
5. TVC 15
6. Rebel Rebel
7. Ashes to Ashes
8. Fashion
9. Life on Mars?
10. Blue Jean
11. Let's Dance
12. Band Introductions
13. Pretty Pink Rose
14. Stay

Disc 2(54:54)
1. Sound and Vision
2. Ziggy Stardust
3. China Girl
4. Station to Station
5. Young Americans
6. Suffragette City
7. Fame
8.“Heroes”
9. Modern Love
10. The Jean Genie

David Bowie - Vocals, Saxophone, Guitar
Adrian Belew - Guitar, Vocal
Erdel Kizilcay - Bass
Rick Fox - Keyboards
Michael Hodges - Drums