CHICAGO - NACOGDOCHES 1971(2CDR) [Uxbridge 1235]

CHICAGO - NACOGDOCHES 1971(2CDR) [Uxbridge 1235]

販売価格: 2,500円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。

Stephen F. Austin State University, Nacogdoches, TX, USA 17th March 1971 SBD

 大作3連作を大ヒットさせ、押しも押されもせぬ大物となった1971年のCHICAGO。そんな当時を伝える新発掘サウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作に収められているのは「1971年3月17日ナカドーチェス公演」。そのサウンドボード録音です。1971年と言えば『シカゴIII』によって幕を開けましたが、続く『AT CARNEGIE HALL』や『シカゴV』と、歴史的な名作を次々と生み出した1年でもありました。まずは、そのスケジュールを振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。

《1月11日『シカゴIII』発売》
・1月20日-3月26日:北米#1a(40公演)←★ココ★
・4月5日-5月23日:北米#1b(32公演)←※『AT CARNEGIE HALL』
・6月1日-10日:欧州(10公演)
・6月11日-19日:アジア/ハワイ(5公演)
・7月12日-9月16日:北米#2(37公演)
《9月20日-29日『シカゴV』製作》
・10月20日-11月27日:北米#3(23公演)

 これが1971年のCHICAGO。『シカゴIII』のリリースから間もなくツアー「北米#1」を開始したわけですが、その日程は大きく2つに細分できる。伝統作『AT CARNEGIE HALL』は後半「北米#1b」の冒頭から生まれたわけですが、本作のナカドーチェス公演はその直前。「北米#1a」の35公演目であり、『AT CARNEGIE HALL』の約3週間前にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は最近になって発掘されたサウンドボード録音で、そのクオリティは極上。モノラルなためにスペクタクルは『AT CARNEGIE HALL』に及ばないものの、音質自体はまったく負けていない。綺麗にセパレートした7人編成のアンサンブルが脳みそに直接流し込まれ、テリー・キャスのエネルギッシュなヴォーカルも熱いギターも絶大なダイレクト感でたっぷりと楽しめる。実のところ、多少は傷でもあった方が語れるのですが、ここまで素晴らしいと「とにかく聴いちゃってください!」としか言いようがありません。
 そんなサウンドで描かれるのは、伝統盤『AT CARNEGIE HALL』とは似て非なるショウ。前述した通り、3週間しか離れていないのでバンド・ポテンシャルは酷似しているものの、セットは異なる。ここで比較しながら整理してみましょう。

●シカゴの軌跡(3曲)
・Listen(★)/Does Anybody Really Know What Time It Is?/Beginnings
●シカゴと23の誓い(3曲)
・Poem for the People(★)/Ballet For A Girl In Buchanon/Fancy Colours
●シカゴIII(6曲)
・Happy Cause I'm Going Home/Lowdown/Sing a Mean Tune Kid/Elegy Suite(★)/I Don't Want Your Money/Loneliness Is Just A Word(★)
※注:「★」印は『AT CARNEGIE HALL』でも聴けない曲。

……と、このようになっています。「Elegy Suite」は約8分と短めのアレンジながら『AT CARNEGIE HALL』で聴けない曲が4つもあり、まさに伝統盤の補足盤となり得る。しかも「Poem for the People」以外の3曲は後年あまり演奏していない貴重なレパートリー。それを極上のオフィシャル級サウンドボードで楽しめてしまうのです。
 『AT CARNEGIE HALL』自体も2005年のライノ盤で拡張されましたが、本作はさらに多彩な“1971年の生演奏”を味わわせてくれるサウンドボード・アルバムです。『シカゴIII』『AT CARNEGIE HALL』『シカゴV』と歴史的な名作がひしめく1971年から生まれた“新たなる名盤”。どうぞ、じっくりとご堪能ください。

Disc 1(59:18)
1. Listen
2. Happy Cause I'm Going Home
3. Poem For The People
4. Lowdown
5. Piano Intro
6. Does Anybody Really Know What Time It Is
7. Sing a Mean Tune Kid
8. Ballet For A Girl In Buchanon

Disc 2(26:18)
1. Fancy Colours
2. Elegy Suite
3. Beginnings
4. I Don't Want Your Money
5. Loneliness Is Just A Word

Robert Lamm - keyboards, lead vocals
Terry Kath - guitar, lead vocals
Peter Cetera - bass, lead vocals
James Pankow - trombone, percussion
Lee Loughnane - trumpet, percussio, background vocals
Walter Parazaider - woodwinds, percussion, background vocals
Daniel Seraphine - drums

SOUNDBOARD RECORDING