CHICAGO - TOKYO 1984(3CDR) [Uxbridge 794]

CHICAGO - TOKYO 1984(3CDR) [Uxbridge 794]

販売価格: 2,800円(税込)

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商品詳細

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NHK Hall, Tokyo, Japan 8th January 1984 PERFECT SOUND(from Original Masters)
Budokan, Tokyo, Japan 10th January 1984 STEREO SBD

 「Hard to Say I'm Sorry」の全米ナンバー1と『CHICAGO 16』の大成功で再び黄金期に突入した80年代のCHICAGO。その極上ライヴ・イン・ジャパンが登場です。
 本作に収められているのは11年ぶりとなった1984年の来日公演。この年の来日は「1月10日:日本武道館」公演のFM放送でも有名ですが、そのベストマスターをディスク3にしつつ、さらに「1月8日:NHKホール」の極上のフル録音をセットしたビッグな3枚組です。まずは、当時の日程から構成を確認してみましょう。

・1月8日:NHKホール ★ディスク1-2★
・1月9日:日本武道館
・1月10日:日本武道館 ★ディスク3★
・1月14日:福岡国際センター
・1月17日:横浜文化体育館
・1月18日:愛知県体育館

【ディスク1-2:NHKホールのフル・ライヴアルバム】
 最初に登場するのが本作の大本命。NHKホールのフル・ライヴアルバムです。名作サウンドボードの音源を差し置いてトップを飾るのは、このNHKホール公演が初日だからですが、サウンドも堂々の主役。録音家本人から直接譲られたマスターをダイレクトに使用したオーディエンス録音なものの、そのクオリティは客録というのが信じられないほどの超・美音! 本作をモノにしたのは、80年代録音の名手で、当店でも数々の名作プレス・タイトルを連発している人物。本作は、その名手コレクションでも特級の1本なのです。
 実際、本作のサウンドは異様。端正で美しい鳴りはクリスタル・クリアに輝き、真っ直ぐに届くディテールはどこまでも鮮やか。喝采もオンに捉えているためにオーディエンス録音と分かるのですが、その拍手も演奏中には静かであり、精緻なアンサンブルがえらく鮮明(曲間まで待って咳き込むなど、クラシック・コンサートのようなムードまであります)。言わば、「まるでサウンドボード」と呼べるタイプでして、実際にディスク3にセットされたFM音源と聴き比べてもベースの鳴りがやや違うくらいで完全に互角。日本武道館のFM放送も生々しい歓声をミックスしていたせいもあって、最初は「あの放送の全長版!?」と耳を疑ったほどです。
 そのサウンドで描かれるのは、FM音源では味わえなかったフルショウ。別会場の別公演だけにすべてが素晴らしいのですが、やはり放送では聴けなかった終盤の畳みかけ「I'm A Man」「Gimme Some Lovin’」「Feelin Stronger Everyday」が美味しい。そして、全編を貫く“11年ぶり”の空気感と再び黄金期に入った匂い。それを一気貫通のオーディエンス録音だからこそのリアリティで味わえるのです。

【ディスク3:日本武道館のサウンドボード】
 そして続くのは“1984年の日本”を象徴する極上ステレオサウンドボード・アルバム。かつてTrialレーベルから『SWEET MARIE』として人気を誇った極上マスターです。そのクオリティはオフィシャル級。これほどのサウンドボードを前にして主役を張れるディスク1の凄さ……。
 それはさておき、こちらの聴きどころはサウンドボードならではの密着感。ベースのピッキング・ニュアンスまで耳元なダイレクト感は素晴らしく、リズム隊やギターのカッティングもド直球でノリノリな演奏が脳みそに飛び込んでくる。この時期はビル・チャンプリンが加入直後で、まだピーター・セテラも在籍でもあり、レコードを忠実に再現するヴォーカル・ワークも鮮やかです。
 また「やっぱりサウンドボードは違う」と感じるのはステレオ感。クリアさはディスク1-2の極上録音と互角で、各楽器の分離も負けてはいない。しかし、オーディエンス録音は(当たり前ですが)前方から音がやってくる。それに対し、サウンドボードはバンドに囲まれる。右から左から正面から演奏が迫り、まるでステージの真ん中にいるかのような立体感。それが離情感を損ねてもいるわけですが、少しでも近づきたいファン心理を強烈に刺激してもくるのです。
 そんなサウンドボードで描かれるショウは、80年代の旨みそのもの。集大成した豪華な名曲群が一気呵成に押し寄せ、当時制作中だった『CHICAGO 17』から早くも「Stay the Night」も披露。さらにビルの「Satisfaction」やピーターの「Livin' in the Limelight」といったソロナンバー、貴重な「Follow Me」や13分に渡ってフル演奏される「Ballet For A Girl In Buchannon」等々、単に“美味しいヒット曲”以上のバラエティも楽しいショウなのです。

 復活しつつ、さらに飛躍の階段を駆け上がっていた1984年のCHICAGO。絶頂を究める『CHICAGO 17』のリリースまで、あと数ヶ月……そんな刹那に実現したライヴ・イン・ジャパンの極上記録です。象徴的サウンドボードでバンドと一体となり、新発掘の極上オーディエンスで時代とシンクロできる1本。どうぞ、この機会に存分にお楽しみください。

Live at NHK Hall, Tokyo, Japan 8th January 1984

Disc 1 (41:53)
1. Intro. 2. Beginnings 3. Scrapbook 4. Follow Me 5. Stay the Night 6. If You Leave Me Now
7. Satisfaction 8. Ballet for a Girl Ii Buchannon / Make Me Smile
So Much to Say, So Much to Give / Anxiety's Moment / West Virginia Fantasies
Colour My World / To Be Free / Now More Than Ever

Disc 2 (61:46)
1. Livin' in the Limelight 2. Sweet Marie 3. Does Anybody Really Know What Time It Is?
4. Love Me Tomorrow 5. Hard to Say I'm Sorry / Get Away 6. Saturday in the Park
7. 25 or 6 to 4 8. I'm a Man 9. Gimme Some Lovin' 10. Got to Get You Into My Life
11. Feelin Stronger Everyday

Disc 3(76:23)
Live at Budokan, Tokyo, Japan 10th January 1984

1. Beginnings 2. Scrapbook 3. Follow Me 4. Stay The Night 5. If You Leave Me Now
6. Satisfaction 7. Ballet For A Girl In Buchannon 8. Livin' In The Limelight
9. Sweet Marie 10. Does Anybody Really Know What Time It 11. Love Me Tomorrow
12. Hard To Say I'm Sorry/Get Away 13. Saturday In The Park 14. 25 or 6 to 4
15. Get To Get You Into My Life

FM BROADCAST RECORDING