DAVID BOWIE - DEFINITIVE BUDOKAN 1983 FINAL NIGHT(4CD) [Wardour-254]

DAVID BOWIE - DEFINITIVE BUDOKAN 1983 FINAL NIGHT(4CD) [Wardour-254]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Budokan, Tokyo, Japan 24th October 1983 TRULY PREFECT SOUND *2 Diff Sources (from Original Masters)

 まさか、まさかこんな事が起ころうとは。先日、全世界初公開盤『YOKOHAMA STADIUM 1983(Wardour-253)』が発掘され、一気に注目の集まった“SERIOUS MOONLIGHT JAPAN TOUR”。あの1作だけでも強烈な衝撃でしたが、さらなる新発掘が連発。今週は世界初公開のライヴアルバムが2本も同時リリースの運びとなりました。本作は、そのうち「1983年10月24日:日本武道館」公演のライヴセットです。
 何をそんなに驚いているのかと言えば、ポイントは2つ。1つは「アルバム」ではなく「セット」なところ。実は、本作は1つのショウから生まれた2本の極上録音をコンパイルした4枚組。そのどちらもが全世界初公開マスターなのです。もちろん、当初は定石通りより優れている録音をプレスし、片方をボーナスCDRに……と考えていたのですが、まったくの互角。いくら聴いても選べないクオリティなのです。
 そして2つめの驚きは、単なるドングリの背比べではないこと。何しろ、本作の片割れは、伝説的な名テーパーの作で、も一方も超名門“キニー”のオリジナル・マスターなのです。実のところ、“SERIOUS MOONLIGHT JAPAN TOUR”はこの両雄の激戦地。当店でも数多くの名作をご紹介してきました。ここで、そのラインナップを思い起こしていただくためにもツアー日程を振り返ってみましょう。

・10月20日:日本武道館
・10月21日:日本武道館 『MOONLIGHT SHADOW』
・10月22日:日本武道館 『THIRD NIGHT AT BUDOKAN』
・10月24日:日本武道館 【本作】★
・10月25日:横浜スタジアム 『YOKOHAMA STADIUM 1983』★
・10月26日:大阪府立体育会館
・10月27日:大阪府立体育会館
・10月29日:名古屋市国際展示場 『DEFINITIVE NAGOYA 1983』★
・10月30日:大阪万博記念競技場 『OSAKA 1983 FINAL NIGHT』◆
・10月31日:京都府立体育館 『KYOTO 1983』★
※注:各日とも代表作のみ。★印はキニー録音。◆は名手の録音。

 以上、全10公演。先日の衝撃盤『YOKOHAMA STADIUM 1983』をはじめ、今週同時リリースの『DEFINITIVE NAGOYA 1983(Wardour-255)』もキニー作品であり、その横浜録音と双璧となる最高傑作盤『OSAKA 1983 FINAL NIGHT(Wardour-183)』が名手の作。本作は初登場の「名手録音」をディスク1-2に、「キニー録音」をディスク3-4に配した4枚組なのです。
 最初に登場する「名手録音(ディスク1-2)」からしていきなり強烈。『OSAKA 1983 FINAL NIGHT』だけでも凄味がご理解頂けると思いますが、他にもストーンズ、クラプトン、ジェフ・ベック等々のプレス名盤を大量に手がけた人物。今回も録音家本人から譲られた門外不出のオリジナル・マスターなのですが、超名門“キニー”を差し置いて先に収録されていることからも察していただける通り、凄まじいまでのクリア録音なのです。もちろん、甲乙付けがたいのもウソではなく、よくよく聴けば完全に互角。しかし、そのクリスタル・クリアな輝きサウンドにびっくりするのは「ディスク1-2」の方。そう、あの“キニー・マジック”よりも輝くサウンドなのです!
 そして「キニー録音(ディスク3-4)」もとんでもなく素晴らしい。「名手録音」が“輝き”だとすれば、こちらは“リッチ”。もちろん、通常の基準で言えば猛烈にクリアで、幾多のバンド/アーティストで証明してきた“キニー・マジック”そのもの。その上で、本作はほんのりとまとった会場音響が鳴りをリッチに彩り、(超詳細なディテールはそのままに)確かな手応え、手触り感覚のリアリティまでもが備わっている。もちろん、両者とも黄色い嬌声を極わずかに吸い込んではいますが、それも遙か遙か彼方に小さく遠く聞こえる。ボウイの歌声、バンドの演奏こそが全面に立つ“音楽アルバム”なのです。
 そのクオリティで描かれるショウは鉄壁のプロフェッショナルぶりが凄い。上記した通り、本作は日本武道館4連続公演の最終日。あまりショウが続くと疲れが気になるものの、“4連続”ではあっても、“4日連続”ではないのがポイント。前日“10月23日”はオフになっており、地方への移動もしていない。アンサンブルは絶好調にこなれつつ、一息抜いて疲れもないベスト・コンディション。しかも、4公演を同じ会場・同じセットで磨き上げたショウ。オフィシャル作品『SERIOUS MOONLIGHT』では聴けないアンコール「Star」「Stay」「The Jean Genie」「Modern Love」も含め、絶好調ぶり・鉄壁ぶりが全編を見事に貫くライヴアルバムなのです。

 “SERIOUS MOONLIGHT TOUR”のワールド・チャンピオンを競っている『YOKOHAMA STADIUM 1983』と『OSAKA 1983 FINAL NIGHT』。その両者を手がけた達人同士の世界初公開マスターのガチンコ対決……。まさか、34年も経ってこれほど凄まじい録音が2本も同時に現れるとは。1本1本を聴き込むほどに、凄まじいサウンドが奇跡の重さを語ってくる極上の4枚組です。どうぞ、この新発掘の“今”を存分にお楽しみください。


Recorder 1 

Disc 1 (54:20)
1. Pre-Show Music 2. Intro 3. Look Back In Anger 4. Heroes 5. What In The World?
6. Golden Years 7. Fashion 8. Let's Dance 9. Breaking Glass 10. Life On Mars? 11. Sorrow
12. Cat People (Putting Out Fire) 13. China Girl 14. Scary Monsters (And Super Creeps)
15. Rebel Rebel 16. White Light/White Heat

Disc 2 (55:06)
1. Station To Station 2. Cracked Actor 3. Ashes To Ashes 4. Space Oddity 5. Band Introduction 
6. Young Americans 7. Fame 8. Star 9. Stay 10. The Jean Genie 11. Modern Love

Recorder 2
Live at Budokan, Tokyo, Japan 24th October 1983

Disc 3 (56:19)
1. Pre-Show Music 2. Intro 3. Look Back In Anger 4. Heroes 5. What In The World?
6. Golden Years 7. Fashion 8. Let's Dance 9. Breaking Glass 10. Life On Mars?
11. Sorrow 12. Cat People (Putting Out Fire) 13. China Girl 14. Scary Monsters (And Super Creeps)
15. Rebel Rebel 16. White Light/White Heat

Disc 4 (56:41)
1. Station To Station 2. Cracked Actor 3. Ashes To Ashes 4. Space Oddity 5. Band Introduction 
6. Young Americans 7. Fame 8. Star 9. Stay 10. The Jean Genie 11. Modern Love