VAN HALEN - REALLY GOT THE BEST: MONTREAL 2007(2CDR) [POWER GATE-238]

VAN HALEN - REALLY GOT THE BEST: MONTREAL 2007(2CDR) [POWER GATE-238]

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Live at Bell Centre, Montreal, Canada 10th November 2007 TRULY PERFECT SOUND

 全世界を揺るがした2007年のデヴィッド・リー・ロスとの再結成。その衝撃の現場を極上体験できる傑作ライヴアルバムが特別復刻リリース決定です。世界中が注目したツアーだっただけに当時は無数の録音が登場したわけですが、今回はその中でもクオリティ/内容の両面で絶賛を集めた代表作を厳選。2007年編で2作/2008年編で2作の計4作を同時リリース致します。

 そんな中で本作は第2弾となる「2007年11月18日モントリオール公演」の極上オーディエンス録音です。彼らの再結成時代は9年間に及び、2007年/2008年はその中でも序盤。そのトータルの流れは同時復刻となる『THE ONE FOR ALL(Power Gate-236)』解説に譲るとして、ここではより詳細なスケジュールにフォーカス。「再結成直後期(2007-2008年)」の中でポジションを確かめてみましょう。

●2007年
《2月2日:デイヴ・リー・ロス復帰を公表》
・9月27日-10月22日:北米#1a(13公演)
・10月24日:ミネアポリス公演『THE ONE FOR ALL』
・10月26日-11月8日:北米#1b(6公演)
・11月10日:モントリオール公演 ←★本作★
・11月13日-12月30日:北米#1c(19公演)
●2008年
・1月22日-2月20日:北米#2(15公演)
・4月17日-7月3日:北米#3(22公演)

 これが2007年/2008年のVAN HALEN。今回は便宜的に「再結成直後期」と呼んでいます。第1弾の『THE ONE FOR ALL』と本作は、その中でも序盤となる「北米#1」のライヴアルバム。特に本作のモントリオール公演は21公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は、当時タイトル「BEST」が付けられたほどの極上サウンド。今回の4作だけを聴くと2007年/2008年期は大豊作だったように思われるかも知れませんが、それは厳選の結果。当時をご存じの方はピンと来るかも知れませんが、ダメ録音も多くありました。その中で本作は別格中の別格。とにかく空気感が透き通り、太く力強い芯が距離感を感じさせない。もちろん、観客の熱狂やホール鳴りも吸い込んでいるのでサウンドボード間違えたりはしませんが、ヌケがズバ抜けており、聴き応えも細やかさもFM放送にも匹敵するレベル。この次元に最初に達したのは第1弾の『THE ONE FOR ALL』でしたが、本作は酷似しながらも、さらに鳴りに照りとと艶がある。『THE ONE FOR ALL』がナチュラル派のサウンドだとすれば、本作はやや金属光沢をまとったサウンドなのです。
 そんな輝きのサウンドで描かれるショウは、バンドの全力運転が始まったフルショウ。実のところ、2007年/2008年ツアーはセットが固定されており、今回の4作も選曲は同一。とは言え、個別にご覧頂く方もいらっしゃいますのでここでも整理しておきましょう。

●炎の導火線(8曲)
・You Really Got Me/I'm The One/Runnin' With The Devil/Atomic Punk(★)/Little Dreamer(★)/Jamie's Cryin’(★)/Ice Cream Man/Ain't Talkin' 'Bout Love
●伝説の爆撃機(3曲)
・Somebody Get Me A Doctor/Beautiful Girls/Dance The Night Away
●暗黒の掟(3曲)
・Romeo Delight/Everybody Wants Some!!/And the Cradle Will Rock...
●戒厳令(3曲)
・So This Is Love?(★)/Mean Street/Unchained
●ダイヴァーダウン(2曲)
・(Oh) Pretty Woman/Little Guitars(★)
●1984(4曲)
・I’ll Wait/Hot For Teacher/Panama/Jump
※:「★」印は公式ライヴアルバム『TOKYO DOME LIVE IN CONCERT』で聴けない曲。

……と、このようになっています。『TOKYO DOME LIVE IN CONCERT』で聴けないナンバーも美味しいですが、全体的なバランスも興味深い。何しろ「デイヴ時代」を総括する純粋なグレイテストヒッツ・ツアーは2007年/2008年だけ。かつての“1984 TOUR”はプロモーションのために『1984』に偏重していましたし、再結成時代も2012年以降は『A DIFFERENT KIND OF TRUTH』ナンバーが取り上げられ、新鮮さを出すためにレア曲を盛り込むようになっていきました。
 それに対し、この「2007年/2008年ツアー」は商品を売る欲目もない純粋なベスト選曲。デイヴやヴァン・ヘイレン兄弟が考える「これぞ、VAN HALEN!」を純粋に叩きつけるセットなのです。そして、そんな本人達の結論は(やっぱり)『炎の導火線』至上でした。上記を見ての通り、『炎の導火線』は全11曲中8曲(「Eruption」はギターソロ内で演奏されるので、実質は9曲)が大盤振る舞いされるのに対し、他のアルバムは2-4曲からほぼ均等にセレクトされている。前述した通り、「2007年/2008年ツアー」はセットが固定されており、他のバージョンもない。これこそが唯一無二にして究極の「デイヴ時代ベストセット」なのです。
 究極セレクトのベスト選曲をショウとしての起伏に飛んだ構成で組み上げ、生演奏の熱気で演奏している。さらにステージでも客席でも再結成したばかりの興奮が渦巻き、その真っ直中を極上サウンドで体験できる。音楽作品としてもドキュメント感としても最高の1本。どうぞ、存分にお楽しみください。

Disc 1(57:47)
1. You Really Got Me
2. I'm The One
3. Runnin With The Devil
4. Romeo Delight
5. Somebody Get Me a Doctor
6. Beautiful Girls
7. Dance The Night Away
8. Atomic Punk
9. Everybody Wants Some!
10. So This Is Love?
11. Mean Street
12. (Oh) Pretty Woman
13. Drum Solo

Disc 2(63:42)
1. Unchained
2. I'll Wait
3. And the Cradle Will Rock
4. Hot For Teacher
5. Little Dreamer
6. Little Guitars
7. Jamie's Cryin
8. Ice Cream Man
9. Panama
10. Guitar Solo
11. Ain't Talkin Bout Love
12. 1984
13. Jump

David Lee Roth – Vocal
Eddie Van Halen – Guitar
Alex Van Halen - Drums
Wolfgang Van Halen - Bass