ALICE COOPER - ST. LOUIS 1971(1CDR) [Shades 1250]

ALICE COOPER - ST. LOUIS 1971(1CDR) [Shades 1250]

販売価格: 1,500円(税込)

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商品詳細

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Live at St. Louis Arena, St. Louis, MO, USA 17th December 1971 SBD

 盟友ボブ・エズリンと出逢い、一気に黄金時代へと突入していった1971年のアリス・クーパー。そんな初期を伝える傑作サウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作が記録されたのは「1971年12月17日セントルイス公演」。そのサウンドボード録音です。1971年と言えばアリスの人生で最大のターニング・ポイントであり、3つのツアー“EASY ACTION TOUR”・“LOVE IT TO DEATH TOUR”・“KILLER TOUR”が交錯する1年。時期によって意味がまったく異なってしまいますので、まずは当時のスケジュールから振り返ってみましょう。

・1月1日-2月28日:北米#1(11公演)
《3月9日『LOVE IT TO DEATH』発売》
・3月19日-10月19日:北米#2(78公演)
・10月22日-11月7日:欧州(9公演)
《11月27日『KILLER』発売》
・11月27日-12月31日:北米#3(21公演)←★ココ★

 これが1971年のアリス。「北米#1-3」はそれぞれツアーが異なっており、本作のセントルイス公演は“KILLER TOUR”の14公演目にあたるコンサートでした。ちなみに、当店では『RAINBOW THEATRE 1971(Shades 1046)』をご紹介したこともありますが、あれは“LOVE IT TO DEATH TOUR”。日付的にはわずか約1ヶ月後のショウでありながら、意味も中身もまるで異なるライヴアルバムなのです。
 そんなショウで記録された本作は、“KILLER TOUR”を代表する名作サウンドボード。モノラルでややヴィンテージな質感は「完全オフィシャル級!」と喧伝するタイプではないものの、それはあくまで音色や機材の当時感によるもの。ノイズレスなマスター鮮度は素晴らしく、劣化らしい劣化もまるで見られない瑞々しさが眩しい。ド密着な芯が端々まで歪みなく脳内に流し込まれる快感はサウンドボードの醍醐味満点。先ほど「ヴィンテージ」という言葉を使いましたが、それは傷ついたLP的なものではなく、むしろ艶々と輝く琥珀のようなヴィンテージ感。初めて聞いても妙に懐かしさを覚えるサウンドでもあるのです。
 そんなセピアなサウンドで描かれるのは、自らの音楽を打ち立て、世界に挑みかかっていく熱演。『RAINBOW THEATRE 1971』ではまだSTRAIGHTレーベル時代の「Return Of The Spiders」も演奏していましたが、本作は名盤2枚をモノした後。全曲WARNER時代の名曲だけでセットが組めるようになりました。その内容は……

●エイティーン(3曲+α)
・I’m Eighteen/Is It My Body/My Very Own(★)/Long Way To Go(★)
●キラー(6曲)
・Be My Lover/You Drive Me Nervous(★)/Yeah, Yeah, Yeah(★)/Halo Of Flies/Dead Babies/Killer
※注:「★」印は初期ならではの要チェック曲。

……と、このようになっています。まさに『LOVE IT TO DEATH』『KILLER』の濃縮還元。独特なショックロックが完成しつつ、大ヒット・シングルが生まれていないからこそのコアなセレクトが美味すぎる(ちなみに当時は最新ヒットだった「Under My Wheels」も演奏されたのですが、アンコールラストのために録音漏れとなったようです)。「My Very Own」付きの「Is It My Body」や「Yeah, Yeah, Yeah」等、70年代初期だけの限定レパートリーが美味しく、21世紀になって復刻された「Long Way To Go」「You Drive Me Nervous」にしてもオリジナル・バンドのアンサンブルと書かれたばかりのパッションが新鮮なのです。
 とにかく、濃ゆい。アリスのライヴは『SCHOOL'S OUT』『BILLION DOLLAR BABIES』とアルバムを重ねるほどグレイテスト・ヒッツ化していくわけですが、本作はそんな有名曲の影に隠れた初期の名曲が眩しい。STRAIGHT時代のカラーが一掃されつつ、コアなムードもたっぷりな貴重なツアーをサウンドボードで味わえる銘品ライヴアルバム。どうぞ、じっくりと噛みしめるようにお楽しみください。

(54:35)
1. Intro
2. Be My Lover
3. You Drive Me Nervous
4. Yeah, Yeah, Yeah
5. I'm Eighteen
6. Halo of Flies
7. Is It My Body / My Very Own
8. Dead Babies
9. Killer
10. Long Way To Go

Alice Cooper - Vocals
Glen Buxton - Lead Guitar
Mike Bruce - Rhythm Guitar, Keyboards
Dennis Dunaway - Bass
Neal Smith - Drums

SOUNDBOARD RECORDING