URIAH HEEP - BOSTON 1976(2CD + Ltd Bonus CDR) [Virtuoso 270/271]

URIAH HEEP - BOSTON 1976(2CD + Ltd Bonus CDR) [Virtuoso 270/271]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Orpheum Theatre, Boston, MA. USA 6th May 1976 TRULY PERFECT SOUND

 ジョン・ウェットン時代の最高音源が究極サウンドで蘇りました! 本作は「1976年5月6日ボストン公演」を収めたオーディエンス・アルバムで、世界的・歴史的な名録音家ダン・ランピンスキー氏のコレクションです。この録音が世に出たのは2009年の「SHADY BOSTON(Uxbridge 158)」のことで、その衝撃は凄まじいものでした。それまでウェットン時代と言えば、“PINK POP FESTIVAL公演”が有名ですが、この録音はそれさえも遙かに超えるサウンドでの完全収録。専門誌でも「ウェットン在籍時のヒープアイテムとしては過去最高のクオリティ」「かなり気合の入った素晴らしい演奏が聴かれ、それがステレオ効果バツグンの高音質で聴けるのだからキミタチサイコダヨ!と言いたい」等々の激賛が連なり、世界中のコレクターが色めき立つの当然だったのです。
 そして、本作は「ウェットン時代を聴くならコレ」の1本を最新リマスターで蘇らせたもの。元々ランピンスキー・コレクションでもバツグンのサウンドだったわけですが、さらに中高域のリード楽器や低音のベース・サウンドを調整、高音質のまま各楽器の演奏が鮮明に浮き立つように調整しました。もちろん、ウェットンのベースラインもより鮮明に生まれ変わっています。ここで誤解しないでいただきたいのは、無闇に低音を上げているわけではないこと。「SHADY BOSTON」をご存じの方ならピンと来ると思いますが、この録音は原音からして低音が極太。ところがあまりに太すぎて低音の残響が未整理で輪郭がぼやけ気味だったのです。ですから、さらに低音を強くするのは却って逆効果であり、本作では各音域を精緻に整理、単純に低音成分の音量だけを見れば、むしろ下がっているにも関わらず、結果としてベースラインの“芯”が浮き立ち、KING CRIMSON時代を彷彿とさせる“ブリブリ”感がたっぷりと味わえるのです。
 芯が丸裸になったベースのド迫力、ぜひ「July Morning」でご体験いただきたい。「SHADY BOSTON」では低音の風呂場感の中に高音が突き抜けるようなクリアさでしたが、本作ではごちゃ混ぜになっていたシンセの低音とベースもクッキリと分かれ、すべてのラインが絡み合いつつ、圧倒的なドラマとなって燃え上がっていく。もちろん、「Easy Livin’」「Look At Yourself」といったドライヴィング・ナンバーでもブリブリ・ベースの威力は絶大。ウェットンの本領は当然プログレッシヴ・ロックでのバトルにありますが、バンドが一丸となって疾駆する曲も極上に染め変える。彼がURIAH HEEPを去らなければ、UKもASIAも存在しなかったわけですが、もう少しブリティッシュHRの世界でドライヴ感を聴いてもみたかった……。そして、インプロの魅力が爆発するのが「Sweet Lorraine」。長いギターソロをフィーチュアした「Improvisation」から止めどなく20分以上にも渡って繰り広げられる大作仕様ですが、その中盤では4分半にも及ぶベースソロも挟み込まれる。URIAH HEEPがウェットンに何を求め、どんな音世界を描いて迎え入れたのか。それがこれ以上ないほど克明に伝わってくるのです。

 実のところ、URIAH HEEPは1972年ごろまではインプロをフィーチュアしていたものの、ゲイリー・セイン時代には楽曲主導のショウに変わっていた。それがここに来てインプロを大胆に再導入したわけです。初来日ではラフなロックンロール・メドレーを引き合いに「YESのように緻密じゃない」と言われていたのも懐かしい話ですが、いっそ本作のようにインプロヴィゼーション大会をぶちかますライヴだったら、比較される相手はYESではなくDEEP PURPLEとなって、彼らの未来は変わっていたかも知れない。そして、もしそこにウェットンがいたら。ベースを豪快に轟かせ、「One Way Or Another」で見事なブリティッシュ・ヴォイスを聴かせるベースヒーローがいて、七色声のデイヴィッド・バイロンや幻想世界の魔術師ケン・ヘンズレイと役者の揃ったライヴを魅せていたとしたら……。そんな“もしかして”さえ頭をよぎってしまう極上のライヴアルバムです。
 ウェットン時代の最高録音という次元を超え、ブリティッシュ・ハードロックの“ひとつの理想”を体現した1本。その究極サウンド盤です。これほどのライヴアルバムをウェットンやURIAH HEEPのファンだけが楽しむのはもったいない。大英帝国の薫りに目がない方、それこそDEEP PURPLEやRAINBOWがお好きな方にも聴いていただきたい。そんな想いを永久保存のプレス2枚組に託し、今週末あなたのお手元へお届けします。

Disc 1 (46:35)
1. Intro. 2. Devil's Daughter 3. Stealin' 4. Shady Lady 5. Make A Little Love
6. One Way Or Another 7. The Wizard 8. July Morning

Disc 2 (50:39)
1. Midnight 2. Easy Livin' 3. Gypsy 4. Improvisation 5. Sweet Lorraine 6. Bass Solo
7. Sweet Lorraine(reprise) 8. Bird Of Prey 9. Love Machine 10. Look At Yourself

David Byron - Vocal Mick Box - Guitar Ken Hensley - Keyboards & Guitar John Wetton - Bass
Lee Kerslake - Drums

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★★特別企画

★“ジョン・ウェットン時代ならまずはコレ”の大名録音を究極サウンドに磨き上げた超傑作「BOSTON 1976」に、もう1つのウェットン時代の傑作録音「LIVE FANTASY」が特別に付属いたします。

URIAH HEEP - LIVE FANTASY(Special Bonus CDR)
Live at Guildhall, Preston, England 2nd December 1975 AMAZING SOUND

 アルバム「RETURN TO FANTASY」「HIGH AND MIGHTY」だけでは到底知りようもなかった“ジョン・ウェットン時代URIAH HEEPの真価”を伝えてくれる歴史的な名録音「BOSTON 1976」。そのボーナスには、もう1本の傑作録音をお贈ります。
 本作が録音されたのは「1975年12月2日プレストン公演」。本編プレス2CDのボストン公演は“HIGH AND MIGHTY TOUR 1976”だったわけですが、それに対して本作は“RETURN TO FANTASY TOUR 1975”を伝えてくれるオーディエンス録音。ショウ終盤の「Bird Of Prey」「Love Machine」「Look At Yourself」こそ未収録ではありますが、かつてSireneレーベルから通常リリースされたこともある録音。10年前に登場した際には、トレード音源より音が良い!と話題になったもの。もちろん、歴史的な本編プレス2CDとは違って、“当時としては”の枕詞が付くものの、驚異的にクリアな素晴らしいサウンド。客席録音らしさは生々しさだけにとどめられ、一切邪魔するものがない空間を楽音が真っ直ぐに突っ切ってくるのです。
 そして、その楽音で奏でるのが、バンド史上最大ヒットとなった「RETURN TO FANTASY」の幻想世界。本編プレス2CDでも「Devil's Daughter」「Shady Lady」は聴けましたが、本作ではさらに「Prima Donna」「Return To Fantasy」も披露。共に「RETURN TO FANTASY」からのシングルカットでもあり、新曲にも関わらず盛り上がる盛り上がる! 「Return To Fantasy」のリアルタイム・バージョンも最高ですが、「Prima Donna」ではウェットンが煽りまくっての“rock ‘n’ roll!!”の大掛け合い。最大ヒット真っ最中のノリにノった本国ムードがたっぷりと詰まっています。他にも名曲「Rainbow Demon」、ヘヴィな「Suicidal Man」もレアな美味しい曲。特に、ウェットンのベース&コーラスで蘇った「Rainbow Demon」はレア度ヌキでも最高です。

 “HIGH AND MIGHTY TOUR”の「BOSTON 1976」に対し、“RETURN TO FANTASY TOUR”の本作。ウェットン時代の2つのツアーを代表音源でたっぷりと味わえるお得セットです。後の「金のため」発言のせいか、どうも軽く見られがちなウェットン&URIAH HEEP。しかし、ファンタジックな幻想ハードロックにインプロヴィゼーションをたっぷりとまぶしたライヴは、英国ハードロック史上でも屈指のポテンシャルだった。その事実をまざまざと見せつけてくれる強力なライヴセットです。KING CRIMSONやUKはもちろん素晴らしいですが、今週末はどうぞ“様式ハードロックも似合っていたウェットン”も存分にご堪能ください。

1. Intro 2. Devil's Daughter 3. Stealin' 4. Suicidal Man 5. Shady Lady
6. Prima Donna 7. Rainbow Demon 8. July Morning 9. Return To Fantasy
10. Easy Livin' 11. Gypsy 12. Improvisation 13. Sweet Lorraine

David Byron - Vocals Mick Box - Guitars John Wetton - Bass & Vocals
Ken Hensley - Keyboards, Guitars & Vocals Lee Kerslake - Drums

Special Bonus CDR for "BOSTON 1976"(Virtuoso 270/271)