RAINBOW - BUDOKAN 1976 FINAL NIGHT(2CD) [Rising Arrow-055]

RAINBOW - BUDOKAN 1976 FINAL NIGHT(2CD) [Rising Arrow-055]

販売価格: 3,800円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。

Live at Budokan, Tokyo, Japan 16th December 1976 Evening Show TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)

 虹色の歴史において……いえ、日本の洋楽史でも“ハードロックの象徴”となっている伝説のショウ。その最長記録を塗り替える世界初公開マスターが登場です。
 その“象徴の夜”とは、RAINBOW初来日の「1976年12月16日:日本武道館(夜の部)」。単に名演と言うだけでなく、『ON STAGE』のデラックス・エディション(クレジットの大阪は間違い)や『WHEN EVENING FALLS』『THE END OF RISING』といったサウンドボード盤を筆頭に、無数の極上オーディエンス録音録音で知られるコンサートです。栄光のRAINBOW史でも、これほど名作・名盤を生み出したショウはないわけですが、本作はまたしても誕生した世界初公開の名録音。しかも、“最長”のオーディエンス録音なのです。
 その長さは驚異的でした。実は日本を代表する名録音家が秘蔵していたマスターなのですが、それをいつもの感覚で聴き進め「そろそろテープチェンジかな……」と身構えても、切れない。どの曲もどの曲も演奏が絶え間なく、いつまでもいつまでもシームレスにショウが続く。もちろん、時代柄アナログカセット録音なわけでテープチェンジもあるにはあるのですが、それがたったの1カ所。「Starstruck」から「Man On The Silver Mountain」へとリプライズする27秒間だけなのです。そこで会場に流れていたのはロニーのシンガロング「You’re the man, the man, the man」のみであり、リッチーの1ピッキング、コージーの1打も逃していない。120分テープを使用していたからこその史上最長の記録だったのです。
 しかも、単に長いだけではありません。そのサウンド・クオリティも凄まじいのです。本作は、史上最長のシームレス・マスターを最大限に活かすべく、録音漏れの27秒間や開演前/終演後のシーン等を既発で補填し、歴代最長のライヴアルバムに仕上げているのですが、その補填に使用されたのは『AN EVENING IN DECEMBER(Calm & Storm 010)』(そのため、再生して最初に流れるのは既発と同じ音。ですが「Over The Rainbow」に入る前に新録音に変わりますのでご安心を)。もちろん、『AN EVENING IN DECEMBER』は過去最高峰サウンドのオーディエンス録音と誉れ高い超名盤なわけですが、今回の新発掘マスターは、あの異常なハイクオリティ・サウンドと繋いでも違和感がまるでない……と言うより、むしろ繋ぎポイントが分からない。あの素晴らしくダイレクトで骨太、そしてクリアなサウンドを完全に受けることができるのです。
 実際、本作を貫くサウンドは強烈にもほどがある。『AN EVENING IN DECEMBER』があまりの超録音ゆえに、“頂点を更新する!”と断言するか迷いますが、肉薄しているのは間違いない。あえて言うなら鳴りの美しさ、艶やかさは『AN EVENING IN DECEMBER』の方が上。しかし、そのビビッドで鋭いエッジは本作が上回っている。そのエッジがクリアさを一層引き立てている。しかも、この鮮やかさはマスタリングで生み出されたものではない。マスター・カセット自体が吸い込んでいるディテールであり、だからこそキリッと立っていても、どこまでも自然なのです。
 そんなサウンドで描かれるショウは……止めておきましょう。「12月16日:日本武道館(夜の部)」は、あまりにも有名な“伝説のショウ”。今さら、何を語るまでもなく、皆さまよくご存じのことでしょう。しかし、語るべきはその“体験感”。あの灼熱の名演が水を差されることなく、止めどもなく流れ続ける。これまで意識的にでも無意識下にでも感じていた「そろそろ音が変わる」の警戒心が、ない。ただただ、リッチーのトーンに、ロニーの美声に、コージーのビートに酔い続けられる。これが絶妙にコンサートの現場感覚を醸しているのです。
 実のところ、このショウはオフィシャルのデラックス・エディションやらジージー・テープのサウンドボードやらで音質的な最高峰は体験済み。今さら、ピュア・オーディオ価値観で高みを目指す意味などありません。しかし、持続感・体験感は違う。オーディエンス録音ならではの息づかいと現実感は最高峰であり、それが(27秒間を除き)どこまでも続く立ち会い感は、これまで誰も体験したことがないもの。それが『AN EVENING IN DECEMBER』に肉薄するクオリティで味わえるわけです。

 この“伝説の夜”の現場に居合わせた方でも、ポジションによって聞こえ方はまちまちだったことでしょう。本作はベストに限りなく近いサウンドを、過去最長で味わえる1本です。時間と空間を超え、ショウを体験してこそのオーディエンス録音。その意味でありとあらゆる既発を超越し、クオリティ面でも頂点に肉薄する大傑作。もちろん、この体験は未来永劫、繰り返すことができなければならない。後世に伝えられなければならない。そのための永久保存プレス2CD。文化遺産に相応しい究極仕様で全世界初公開です。

★完全初登場の高音質音源です。(マスターは120分テープ)

Disc 1 (63:55)
1. Intro. 2. Over The Rainbow 3. Kill The King 4. Mistreated 5. 16th Century Greensleeves
6. Catch The Rainbow 7. Lazy Intro. 8. Man On The Silver Mountain
9. Blues / Vocal Improvisation 10. Starstruck 11. Man On The Silver Mountain (reprise)

Disc 2 (60:59)
1. MC 2. Keyboard Intro. 3. Stargazer 4. Still I'm Sad 5. Keyboard Solo 
6. Drum Solo feat. 1812 Overture 7. Still I'm Sad (reprise)
8. Guitar Intro. 9. Do You Close Your Eyes incl. Guitar Crash 10. Over The Rainbow

Ritchie Blackmore - Guitar Ronnie James Dio - Vocal Cozy Powell - Drums
Jimmy Bain - Bass Tony Carey - Keyboards