LITTLE FEAT - TOKYO 1978 FINAL NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1402]

LITTLE FEAT - TOKYO 1978 FINAL NIGHT(2CDR) [Uxbridge 1402]

販売価格: 2,500円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。

Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 8th July 1978 STEREO SBD

 1978年に実現したLITTLE FEAT伝説の初来日。その象徴となってきたFMサウンドボードの最高峰盤が登場です。
 そんな本作に収められているのは「1978年7月8日:中野サンプラザ公演」。そのFM放送から生まれたステレオ・サウンドボード録音です。今週は奇跡の新発掘サウンドボード・アルバム『SHINJUKU 1978 SOUNDBOARD(Zion-178)』も同時リリースとなりますが、本作はまったくの別公演。その状況を理解する意味でも、まずは当時のスケジュールから紐解いてみましょう。

・7月1日:名古屋市公会堂 ←※FM放送&『NAGOYA 1978』
・7月4日:東京厚生年金会館 ←※『SHINJUKU 1978 SOUNDBOARD』
・7月5日:中野サンプラザ
・7月6日:大阪フェスティバルホール
・7月7日:中野サンプラザ
・7月8日:中野サンプラザ ←★本作★

 以上、全6公演。初日の名古屋公演もサウンドボードが残されていますが、本作は逆に初来日の千秋楽でした。このショウは当時ラジオ放送され、そのFMサウンドボードが奇跡の来日自体を象徴する定番中の大定番として君臨してきました。本作は、その最高峰として知られているマスター。実のところ、既発群と同じくラストの大曲「Day At The Dog Races」後半で受信ノイズがある等、完全無欠とは言えないのですが(どうもこの欠点を克服したマスターは出てきていないようです)、それは断言まではできないというだけの事。基礎的なサウンド・クオリティもオフィシャル級ですし、徹底的なリマスタリングによってノイズも可能な限り軽減されているのです。
 特に素晴らしいのはミックス。同時リリースの新名盤『SHINJUKU 1978 SOUNDBOARD』は欠点がない代わりに、いかにも流出物らしいラフな現場ミックスなのですが、その点本作はキチンと磨き込まれたFM放送。そのバランスは作品然とした気品が宿っており、生々しさ優先の卓直結系とは異なる準オフィシャル的な魅力に溢れている。「あとちょっとで完全無欠」「パーフェクトではなくてもベスト」となる見事なサウンドボード・アルバムなのです。
 そして、そのサウンドで描かれるのはプレス名盤『SHINJUKU 1978 SOUNDBOARD』とも異なるライヴ・イン・ジャパン。ここでは新名盤と比較しながらセットを整理しておきましょう。

●SAILIN' SHOES
・Tripe Face Boogie/Willin'
●DIXIE CHICKEN
・Fat Man In The Bathtub/Walkin' All Night(★)/Dixie Chicken
●FEATS DON'T FAIL ME NOW
・Skin It Back/Rock and Roll Doctor/Oh Atlanta/Feats Don't Fail Me Now
●THE LAST RECORD ALBUM
・Day Or Night/All That You Dream
●TIME LOVES A HERO
・Time Loves a Hero/Day at the Dog Races/Old Folks Boogie/Rocket in My Pocket
※注:「★」印は『SHINJUKU 1978 SOUNDBOARD』では聴けない曲。

……と、このようになっています。放送編集のため当日演奏された「A Apolitical Blues」がなく、「Dixie Chicken」の中盤でCMによるカットがあったり、「Willin’」の前でインタビューが挿入されたり。あくまでもフルライヴアルバムではないのですが、その代わり(?)『SHINJUKU 1978 SOUNDBOARD』では聴けなかった「Walkin' All Night」が披露されています。
 そして、そんなセットを綴るパフォーマンスが素晴らしい。『SHINJUKU 1978 SOUNDBOARD』のように某日本人シンガーソングライターとの共演はありませんが、LITTLE FEAT自身が充実。初来日を大好評のうちに完遂した自身が溢れ出しており、リラックスしながらも堂々とした演奏が実に素晴らしい。当時のローウェル・ジョージはドラッグ癖に苛まれていたわけですが、本作から流れ出るギターは味わい深く、2019年に帰らぬ人となったポール・パレアとの絡みも絶品ですし、歌声はポール・ロジャースばりにディープ。もちろん、名手リッチー・ヘイワードを軸としたケニー・グラッドニー/サム・クレイトンのリズム隊はカラフルにして鉄壁で、今なお要であり続けているビル・ペインも素晴らしい。その1音1音が鮮やか超ダイレクトなステレオ・サウンドボードでたっぷりと堪能できるのです。

 まさに伝説の名に相応しいLITTLE FEATの初来日。衝撃の新発掘盤『SHINJUKU 1978 SOUNDBOARD』ももちろん必聴ですが、1978の伝説を長年に渡って語り継いできたのは本作なのです。その象徴サウンドボードの最高峰盤。どうぞ、この機会にじっくりとお楽しみください。

★「1978年7月8日:中野サンプラザ公演」のステレオ・サウンドボード録音。以前から初来日を象徴してきた定番FM音源で、基礎的なサウンド・クオリティもオフィシャル級なベスト・マスターを徹底的なリマスタリングで磨き上げ。既発群では悩ましかったノイズも可能な限り軽減された最高峰盤です。放送編集なのでフルではありませんが、同時リリースされるプレス新名盤『SHINJUKU 1978 SOUNDBOARD』では聴けない「Walkin' All Night」も楽しめる伝統の名作です。

Disc 1(45:38)
1. Skin It Back
2. Fat Man In The Bathtub
3. Walkin' All Night
4. Rock and Roll Doctor
5. Time Loves A Hero
6. Day Or Night
7. Oh Atlanta
8. Day At The Dog Races

Disc 2(44:53)
1. All That You Dream
2. Old Folks Boogie
3. Dixie Chicken Pt.1
4. Dixie Chicken Pt.2
5. Tripe Face Boogie
6. Interview
7. Willin'
8. Feats Don't Fail Me Now
9. Rocket In My Pocket

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Lowell George - Guitar & Vocal Paul Barrere - Guitar Kenny Gradney - Bass
Sam Clayton - Percussion Bill Payne - Keyboards Ritchie Hayward - Drums