BLACK SABBATH - BLOOD ON YOUR HANDS: CLVELAND 1994(2CDR) [Shades 176]

BLACK SABBATH - BLOOD ON YOUR HANDS: CLVELAND 1994(2CDR) [Shades 176]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Agora Theatre, Cleveland, USA 19th February 1994 PERFECT SOUND

1994年「Cross Purpose」に伴うUSツアーより、ツアー9日目の2月19日のクリーブランド公演を極上レベルのオーディエンス録音で完全収録・初登場です。本ツアーからは初日のスティング公演がライン録音で流出しており、その日のトニー・マーティンの調子が不調なため、「Cross Purpose」ツアーはマーティンのボーカルが今一つ、という印象を持たれている方も多いと思いますが、このクリーブランド公演ではボーカルの調子が非常に良く、マーティンが全編に渡って素晴らしいパフォーマンスを披露しているのが特徴です。他公演テイクで確かに感じられた声の擦れや高音域の伸びの無さはこの日は全く無く、絶好調の歌声を楽しむことができます。音質は非常に良く、若干、ホールの鳴りを拾ってはいるものの、各パーツのサウンドは非常にクリアーでパンチも抜群。迫力ある非常に良好なサウンドでショウの全貌を堪能できます。「Dehumanizer」ツアーを引きずったセットになっているため、オープニングのTime Machine、ロニー時代のChildren Of The Seaといった次回のForbiddenツアーではセット落ちしてしまうナンバーを聴くことができ、新曲I Witness、Psychophobia、Immaculate Deception、Cross Of Thorns同様に、それぞれが聴き所になっています。またこの時期既にオリジナル・サバスの再編が陰で進行しており、その影響か、80年代には演奏されなかった70年代クラシックのInto The Void、Symptom Of The Universe、The Wizard、Sabbath Bloody Sabbathといったところが久々にセットインしたことも、このツアーの特徴と言えるでしょう。更にライブ終演後のSEのFluffが延々と収録されており、実は非常に珍しかったりします(会場内の生々しい会話も1分程そのまま収録)。ボーナストラックに1994年UKツアー初頭の4月14日のニューポートはレジャー・センターでのサウンドチェックを約30分追加収録。北米と日本ツアーを経て行われたUKツアーからの貴重なリハーサルテイクです。冒頭はアイオミのギターチェックで後半Die Youngのアルペジオが登場。面白いのは次にキーボードを加えて演奏される「Cross Purpose」収録のCardinal Sinのカシミールみたいなリフがバンドで奏でられる部分で、それがそのままアイオミのギター主導でShiningに変貌するというレアな演奏が聴けます。そもそもこの2曲はツアーで演奏されていないので嬉しいテイクです。続いてはFairies Wear Bootsで、これも1995年ツアーには演奏されていますが、この時点の94年ツアーは演ってません。94年ツアーの聴き所であるAnno Mundi、Time Machine(それぞれボーカル入り)に続いては「Mob Rules」のVoodoo、「Cross Purpose」の Dying For Loveと実際のライブでやっていない曲を演奏しているのには驚かされます。マーティン絶好調のツアー初頭ライブと、レアなサウンドチェックをカップリングしたマニア必聴の1枚が登場です。

★beatleg誌 vol.119(2010年6月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 1994年、アルバム『CROSS PURPOSE』のプロモーションにともなうアメリカ・ツアーから、2月19日-クリ―ヴランドでのステージを臨場感溢れる良好な音質のオーディエンス録音で収録したCD-R。トニー・マーティンはロニーやオジーの影武者的な扱いと言ったら当人に激怒されそうだが、このツアーでのセット・リストを見ると、つくづく、そう思わずにはいられない。オープニングを飾る「Time Machine」は明らかに、ロニー在籍時のツアーの置き土産的な色合いが強いし、新旧のSABBATH CLASSICを絶妙にというよりも、何の脈絡もないかの如く、並べたセット・リストを見ると、トニー・アイオミは、一体何を考えているんだろうかと思案してしまう。ネガティヴな話はこれくらいにしてポジティヴな部分について目をやってみると、ロニー時代にはあり得なかった「Into The Void」「The Wizard」「Symptom Of The Universe」「Sabbath Bloody Sabbath」など、レア曲が目白押しで、悪くないな、と呟いてしまう自分がいたりする。終盤にプレイされる「Symptom Of The Universe」を聴くと、70年代のSABBATHの底知れないパワーを今更ながらに痛感させられるし、アンコールにして最終曲の「Sabbath Bloody Sabbath」のヘヴィなリフと美しい旋律のコントラスは、唯一無二のものだ。トニー・アイオミがいれば、SABBATHだとは言わないが、やはり、SABBATHの歴史を通して、アイオミのみがオリジナル・メンバーとして君臨している事実は重いし、そのことも頭に置いて、このステージを聴くと、また、違った魅力を感じることだろう。
 ボーナス・トラックとして収録されているのは、1994年4月14日にニューポートで行なわれたツアー・リハーサルを約30分収録している。ツアーではプレイされなかった「The Shining」「Fairies Wear Boots」などを含めて、トニー・アイオミのギターを中心にリハーサルが続けられるが、1995年のORGINAL SABBATHでのツアーを念頭に置いたトニー・アイオミ主導のリハーサルとして聴けば、納得出来る貴重な音源と言えるだろう。

Disc 1
1. Supertzar 2. Time Machine 3. Children Of The Grave 4. Children Of The Sea 5. I Witness
6. The Mob Rules 7. Into The Void 8. Psychophobia 9. Black Sabbath 10. Neon Knights
11. Immaculate Deception 12. The Wizard 13. Cross Of Thorns

Disc 2
1. Symptom Of The Universe 2. Drums Solo 3. Headless Cross 4. Guitar Solo
5. Paranoid/Heaven And Hell 6. Iron Man 7. Sabbath Bloody Sabbath 8. Fluff(Taped Outro.)

Soundcheck at Leisure Center, Newport, UK 14th April 1994

9. Guitar Check 10. The Shining 11. Fairies Wear Boots 12. Anno Mundi 13. Time Machine
14. Voodoo 15. Dying For Love 16. Drum Check/Sabbath Bloody Sabbath

Tony Iommi - Guitar Tony Martin - Vocals Geezer Butler - Bass
Bobby Rondinelli - Drums Geoff Nicholls - Keyboards