【取り寄せ】RATT - MONSTERS OF ROCK 1985(1CDR) [Shades 1289]

【取り寄せ】RATT - MONSTERS OF ROCK 1985(1CDR) [Shades 1289]

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商品詳細

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Castle Donington, Donington Park, UK 17th August 1985 PERFECT SOUND

 『OUT OF THE CELLAR』『INVASION OF YOUR PRIVACY』連続ヒットの余勢を駆って世界制覇に乗り出した1985年のRATT。その現場を極上体験させてくれる新発掘ライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1985年8月17日ドニントン公演」。英国最大のロックフェス第6回“MONSTERS OF ROCK”に出演した際の初登場オーディエンス録音です。この年のMORはZZ TOPをヘッドライナーにすえつつ、BON JOVIやMETALLICAといったHR/HM新星がこぞって出演。RATTもその一員として二番手で登場しました。そのフレッシュな時代感は、RATT自身の活動歴を見るとさらにハッキリとする。ここで当時のスケジュールも振り返っておきましょう。

●1985年
・1月4日:ホノルル公演
・3月20日-27日:日本#1(6公演)
《6月13日『INVASION OF YOUR PRIVACY』発売》
・6月18日-8月13日:北米#1a(41公演)
・8月17日:MONSTERS OF ROCK出演 ←★ココ★
・8月20日-12月31日:北米#1b(86公演)
●1986年
・2月6日-28日:英国(17公演)
・4月7日-28日:日本#2(17公演)
・4月30日:アンカレジ公演
《8月9日『DANCING UNDERCOVER』発売》
・12月4日-31日:北米#2(18公演)

 これが一大全盛に突入した1985年/1986年のRATT。伝説の初来日や2回目の来日も含めて膨大な数のショウをこなしていますが、本作もMOR出演は『INVASION OF YOUR PRIVACY』の約2ヶ月後。全米ツアー「北米#1」の最中にポツンと1回だけ渡英して行われたコンサートでもありました。実は、これが彼らにとって初渡欧。それまでは北米と初来日しか行っておらず、初めてヨーロッパに進出したイの一番でもあったのです。
 そんな記念碑ステージを記録したサウンドも素晴らしい。あくまで80年代のヴィンテージ・オーディエンスではありますが、野外会場だからこその反響ゼロなビビッド感が強烈で、極太な芯が凄い。ただし、録音は素晴らしくても現場の出音はどうではありませんでした。二番手の出演ということもあってか、やや手探り状態。そもそもの分離感も今ひとつなのですが、もっと驚くのは2曲目「Wanted Man」のエンディング。RATTはバシッと決めて間髪入れずに「You Think You're Tough」へと雪崩れ込んでいくのですが、ここでPAが落ちてしまう。こうれはもう、完全にスタッフのミスで、現場の観客も不満げ。「You Think You're Tough」の1分台でパッと回復しますが、その騒然とした雰囲気も歴史のドキュメントなのです。
 そんなヒストリカル・サウンドで描かれるのは、初期の魅力をギュウ詰めしたショウ。二番手での出演だったために約35分と持ち時間は少ないわけですが、これはざっくり言って『OUT OF THE CELLAR』や『INVASION OF YOUR PRIVACY』1枚分とほぼ同じ長さ。そこに名盤2枚+デビューEP『RATT』の必殺曲を濃縮しているのです。ここでセットも整理し、特濃ぶりを実感していただきましょう。

・RATT:U Got It/You Think You're Tough/Sweet Cheater
・OUT OF THE CELLAR:Wanted Man/The Morning After/Round and Round
・INVASION OF YOUR PRIVACY:You're in Love/Lay It Down/Never Use Love

……と、このようになっています。まさに黄金時代の縮図。大代表曲がズラリと並びつつ、その後20年以上も封印される事になる「U Got It」「Never Use Love」が散らされているのもリアルタイム感バツグン。そして何より、そんなセットをブチかます熱演! これがもう、本当に熱い。初渡英にしていきなり数万人を前にしたテンションは天井知らずで、2本のギターはリフもキレにキレて舞い踊るリードもアグレッシヴ。ビートも前のめりなノリでグイグイと突っ走っていく。前述の通り、序盤でPAトラブルがありますが、それに気づいているのかいないのか(まあ、気づいているでしょう)、ものともしないパッションがスピーカーから吹き出してくるのです。
 母国アメリカや日本での成功を足がかりに、HR/HMの故郷イギリスへ攻勢をかけていったRATT。その最前線を現場体験できるドキュメント・アルバムです。彼らのライヴアルバム自体が貴重ではありますが、さらに歴史的な熱気に圧倒される。こんな音源がふっと新発掘されてしまうから、コレクターは止められないのです。そんな感慨まで溢れ出す1枚。どうぞ、存分にお楽しみください!

RATT初のヨーロッパ公演となった「1985年8月17日MONSTERS OF ROCK」のオーディエンス録音。ごく最近発掘された初登場マスターで、野外会場だからこその反響ゼロなビビッド感と極太な芯が強烈。2曲目「Wanted Man」エンディング〜「You Think You're Tough」の1分台で現場PAがトラブルを起こしますが、その騒然とした現場感も超リアル。二番手での出演だったために約35分と持ち時間は短いものの、そこにEP『RATT』『OUT OF THE CELLAR』『INVASION OF YOUR PRIVACY』を濃縮したショウが炸裂。初英国だからこその爆テンションがスピーカーから吹き出す激アツの1枚です。

(33:28)
1. Intro
2. U Got It
3. Wanted Man ★エンディングでPAが落ちる
4. You Think You're Tough ★1分目でPA回復
5. You're In Love
6. Lay It Down
7. The Morning After
8. Never Use Love
9. Round And Round
10. Sweet Cheater

Stephen Pearcy - Vocals
Warren De Martini - Guitar
Robin Crosby - Guitar
Juan Croucier - Bass
Bobby Blotzer - Drums