MOTLEY CRUE - ALBANY 1990(DVD) [IMPORT TITLE]

MOTLEY CRUE - ALBANY 1990(DVD) [IMPORT TITLE]

販売価格: 2,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Knickerbocker Arena, Albany, NY. USA 11th April 1990 AMAZING SHOT!!!!

 「なんだコレは!?」「客席撮影って凄い……」。いきなり失礼いたしました。しかし、そんな言葉が漏れる猛烈な1本が登場してしました。本作は、MOTLEY CRUE絶頂期中の絶頂期、“DR. FEELGOOD WORLD TOUR 1989-1990”のオーディエンス・ショット。いかに絶頂期とは言え、80年代の客席映像がプレスDVDとは、意外に思われる方も多いことでしょう。何しろ、当方でさえ信じられないくらいです。しかし、本当に信じられないのは、本作の中身なのです。この凄味をどこまでお伝えできるか自信がありませんが、とにかく挑戦します。
 まずは、定型のスペック紹介から。本作は「1990年4月11日オールバニ公演」のオーディエンス・ショット。ステージ左側の2階席からステージ全景を収めたアングルには、前列の影などが一切入らず、ライヴそのものが視界いっぱいに広がる。遮蔽物ナシの光景に相応しく、クリアなサウンドが…………あぁ、ダメだ。こんな事に字数を費やしている場合ではない。本作の凄さは、そんなことではないんです!
 じゃあ、なにが凄いのか。ハッキリ言って撮影者が凄い。なんと言えば良いか、もうノリッノリ。ショウの見どころを押さえまくって果敢にズームするのですが、そのスピードがとにかくハンパじゃない。ご自宅のハンディカメラのズーム機能をイジっていただき、その最大スピードだと思ってください。全力スピードでズバッと寄るのですが、それでも狙いのメンバーをキッチリと真ん中に押さえる。これが固定ポジションから動かないバンドならまだ分かるのですが、ステージを所狭しと走り回る絶頂期MOTLEY CRUEなのですから、それはもう猛烈なアクティヴ映像なのです……と、こう書くとグチャグチャに揺れまくる画面を思い浮かべられるかも知れませんが、そうではないのです。ズバッと寄るだけでなく、ズバッと引く。いかにヴィンス・ニールやニッキー・シックスが暴れようと、ズームのまま追うのでは見にくいだけ。そうではなく、一度全景に引き、その上で再度ズーム。それゆえ、ワンカメなのにショウを完全把握しながらズームも楽しめる。まるで「1人マルチカメラ」とでも言うしかない撮影テクニックで、ジェットコースター感覚を描き出しているのです。
 これでもまだ誤解されてしまいそう。ズームイン/アウトを繰り返す画面が忙しないと思われることでしょう。実際にそうなのですが(笑)、それが見づらくないから凄い。三脚を使っているのか、猛烈に安定しており、思いっきりなズームでも手ブレはほとんどナシ。しかも、ショウの見どころを熟知……いや、完熟知しており、めちゃくちゃに的確なのです。そうですね、例えば「Live Wire」。曲の序盤でトミー・リーのビートが曲にくさびを打ち込みますが、その1打1打に併せてズームイン/アウトを繰り返す。曲のビートに乗って、谷啓の「ガチョーン」が繰り返される感じです。もちろん、終始リズムに合わせて「ガチョーン」しているわけではなく、曲のノリ、ショウの雰囲気にピッタリと合わせてズームの箇所もタイミングも自由自在。「Same Ol' Situation(S.O.S.)」では、グラマラスなガールズ・コーラスをたっぷり魅せてくれますし、大観衆の頭上でぐるぐる回るトミーのドラムソロもえらくダイナミックなのです。
 あまりに凄まじい映像ゆえに、大事なことを書き損じておりました。本作は、画質も凄い。先ほどからズームズームと大騒ぎしていますが、強烈に寄ってもまるでプロショットのように超美麗。鮮度も撮影マスターそのものから直接デジタル化したとしか思えないほどで、ノイズも劣化もありゃしない。叩きまくりながら振り乱すトミーの髪の毛1本1本まで超鮮明。そのクオリティで総てが見られるのです。歌舞伎のように床から飛び出すオープニングも、ビキニパンツを艶めかしく下ろすトミーのストリップも、ばんばん爆発するパイロの噴火も。ロックバカ丸出しの超絶エンターテインメントがどこまでも似合うジェットコースター・ショット。こんな凄いもの、観たことがない……。

 カメラ1台なのに、マルチカメラ・プロショットを遙かに超える見応え。そして映像美。一体、この撮影者は何者なのか。曲間などで慌ててカメラを隠すシーンもあるので関係者ではないようですが、それにしては腕前も、ショウ演出の理解も凄すぎる深すぎる。凄まじいまでの撮影テク、ノリの良さ。そして、撮影者にそこまでさせてしまう豪華絢爛・華麗奔放な絶頂期MOTLEY CRUE。すべてが揃ったからこその奇跡な逸品。正直言って、このツアーには大定番の極上プロショット(オーバーンヒルズ公演やカンザスシティ公演)があるわけですが、それすら相手にならない。
 「客席撮影なのに凄い」ではなく、「客席撮影だから凄い」。“オーディエンス・ショット”なる奇特な文化だからこそ実現した1本であり、100年後、200年後の人類にも「20世紀のロックって凄い」「オーディエンス撮影って凄ぇ」を伝えられる超・娯楽大作です。撮影者が現場で感じる「楽しい!」が丸出しの2つとないジェットコースター・ロック。今週末、あなたのお手元へお届けいたします。

(102:02)
1. Intro 2. Kickstart My Heart 3. Red Hot 4. Rattlesnake Shake 5. Too Young To Fall In Love
6. Shout At The Devil 7. Live Wire 8. Same Ol' Situation (S.O.S.) 9. Slice Of Your Pie
10. Guitar Solo 11. Drum Solo 12. Looks That Kill 13. Smokin' In The Boys Room
14. Wild Side 15. Girls, Girls, Girls 16. Without You 17. Home Sweet Home 18. Dr. Feelgood

Vince Neil - Vocals, Guitar Mick Mars - Guitar Nikki Sixx - Bass Tommy Lee - Drums

COLOUR NTSC Approx.102min.