DAVID BOWIE - A STAR IS BORN: ROYAL FESTIVAL HALL 1972(1CD) [Wardour-287]

DAVID BOWIE - A STAR IS BORN: ROYAL FESTIVAL HALL 1972(1CD) [Wardour-287]

販売価格: 2,500円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Live at Royal Festival Hall, London, UK 8th July 1972 *UPGRADE (2 Source Mix)

 “ZIGGY STARDUST TOUR”でも特別すぎる一夜が最高峰クオリティで登場。永久保存プレスCD化決定です。
 その特別な夜とは「1972年7月8日ロンドン公演」。この日は前年に設立された国際環境団体“地球の友(Friends Of The Earth)”によるベネフィット公演。あのルー・リードが初めて英国のステージに立った日としても知られ、彼とボウイの共演も実現した記念碑コンサートなのです。このショウは古くから録音が知られてきましたが、本作はその最高峰となるマトリクス・アルバムなのです。
 気になる内容の前に、まずはショウのポジション。“ZIGGY STARDUST TOUR”の初期と言えば、目まぐるしくメンバーチェンジもありました。まずは、日程でその事情を整理しておきましょう。

・1月29日:アリスバーリー公演
《2月4日『ジギー・スターダスト』完成》
・2月10日-7月15日:英国#1(50公演)←★ココ★
・8月19日+20日:レインボーシアター2公演
・8月27日-9月7日:英国#2(10公演)
・9月22日-12月2日:北米(29公演)
・12月23日-29日:英国#3(4公演)

 “ZIGGY STARDUST TOUR”は1972年1月から1973年7月まで続きましたが、上記はその1972年分だけを抜粋したもの。この時期はキーボードが細かく入れ替わっており、上記の日程はニコラス・ペグの名著『THE COMPLETE DAVID BOWIE』に準じて交代を整理しています。「英国#1」では初代キーボーディスト:ニッキー・グラハム、8月のレインボーシアター2公演はマシュー・フィッシャー、「英国#2」はロビン・ラムリー、そして「北米」から1973年のツアー最後までがマイク・ガーソン。本作のロンドン公演は、ニッキー時代「英国#1」の最後から3公演目という終盤のコンサートでした。
 前述のようにそんなショウは以前からオーディエンス録音が何種か知られていましたが、本作の元になっているのは従来盤とは異なる。近年になって海外のコアマニアが発表したマトリクス・アルバムなのです。使用された録音は2種で、片方はヒスノイズがキツく、片方は高音質ながら低音が薄かったそう。このマニアは録音2種でもベストなものを厳選し、丁寧にトリートメントした上でシンクロ。低音が薄かった録音はマトリクスにより厚みと艶やかな鳴りを手に入れ、演奏音の機微に影響しないギリギリのレベルでヒスノイズも取り除かれている。その丁寧な仕上がりには世界中のコレクターが驚き、研究家も「こんなに良い音は聴いたことがない」と絶賛しているのです。
 本作では、そんなマトリクス音源をさらに細心リマスターで磨き上げたもの。もちろん、無闇矢鱈の音圧稼ぎで意匠サウンドを汚すようなマネはしておりません。ごく僅かに残されていた瞬間的な異音やノイズを緩和し、半音の30%ほど速かったピッチをジャストに補正。さらに「I Feel Free」中盤にあった15秒の欠けを別ソースで補完しました。コアマニアの意匠に最大限の敬意を払いつつ、“最後のツメ”を施したのです。
 そうして史上最高峰クオリティで甦ったショウは、まさに伝説の名に相応しい。ベネフィット・ショウだけにメディアも招かれていたらしく、各種レビューが絶賛の嵐。メロディ・メイカー誌も当日の様子を熱っぽく伝えていますが、その見出し「A STAR IS BORN!(本作のタイトルでもあります)」がすべてを物語っている。決して絶叫まみれではなく、骨太・肉厚な演奏が現場を掌握しきるものの、その演奏に込められた熱気が素晴らしい。ベネフィットだけにボウイのファンだけが集っているわけではないのでしょうが、新たなアイコンの誕生に圧倒されるような歴史の1ページに立ち会えるのです。
 そして、歴史的なルー・リードとの共演。ショウの終盤にボウイが誇らしげにルーを紹介し、THE VELVET UNDERGROUNDの「White Light White Heat」「Waiting For The Man」「Sweet Jane」の3曲で共演を果たす。「White Light White Heat」「Waiting For The Man」の2曲はツアーのレギュラーでしたが、「Sweet Jane」はライヴ記録すらほとんど残っていない激レア・パフォーマンス。さすがにメインで歌うのはルーですが、そこにボウイの……いえ、ジギーの歌声が絡む。そんな世紀の共演が史上最高峰クオリティで楽しめるのです。

 ルー・リードとの競演が実現し、辛口で知られる母国イギリスのメディアも刮目した歴史的な夜。その全貌を最高峰クオリティで描ききったマトリクス・アルバムです。コアマニアの情熱が生み出した銘品に“最後の一手”を加えて完成させた世紀のライヴアルバム。短くも目映かったジギーの歩みの中でも、特別すぎる1枚。どうぞ、永久保存プレスCDで存分にご堪能ください。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(77:57)
1. Kenny Everett Introduction 2. Ode To Joy 3. Hang On To Yourself 4. Ziggy Stardust
5. Life On Mars 6. The Supermen 7. Starman 8. Changes 9. Five Years 10. Space Oddity 
11. Andy Warhol 12. Amsterdam 13. I Feel Free 14. Moonage Daydream 15. White Light White Heat *
16. Waiting For The Man * 17. Sweet Jane * 18. Suffragette City

David Bowie - Vocals, Guitar, Harmonica Mick Ronson - Guitar, Vocals Trevor Bolder - Bass
Woody Woodmansey - Drums Nicky Graham - Keyboards

Lou Reed - Vocals / Guitar *