RETURN TO FOREVER - LENOX 1973(1CDR) [Gravy Train 004]

RETURN TO FOREVER - LENOX 1973(1CDR) [Gravy Train 004]

販売価格: 1,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Lenox Music Inn, Lenox, MA. USA 2nd September 1973 STEREO SBD

 ジャズ界の……いえ、音楽文化の巨匠チック・コリア死去。2020年は『PLAYS』を発表するなど精力的に活動し、今年は音楽活動60周年を迎えたチックでしたが、最近になって発見間もないという珍しい癌を患っている事が発覚。2021年2月9日、タンパベイの自宅にて享年79歳で息を引き取りました。
 その訃報は今この瞬間も世界を駆け巡り、ファンに限らず、数々のアーティスト/ミュージシャンから追悼の言葉や音楽が発表され続けています。そこで、当店アーカイヴからも巨匠の足跡を振り返るのに相応しい名作群を復刻。今週の再入荷が決定しました。偉大なるチックの人生を偲ぶ、音楽の供。ぜひ、当店の傑作コレクションをお役立てください。

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リターン・トゥ・フォーエヴァーの1973年9月2日レノックス公演(レニー・ホワイト加入直後)をステレオ・サウンドボードでコンプリート収録!(この4人編成のラインナップでは翌年3月のライヴ「Live Space Circus」が、コンプリートではありませんがリリースされています)極上のアンサンブルを、極上の音質で終始たっぷりと味わう事ができます。73年前半は、ドラムがスティーヴ・ガッド(Spainのキレたプレイが半端ではありませんでした)、ギターがビル・コナーズ、パーカッションがミンゴ・ルイスという編成(スタジオ・アルバムは残しておらず、3曲のみ収録の5月のジャズ・ワークショップでのサウンドボード音源、オフィシャルのベスト「Return To The 7th Galaxy」)でした。今回のアイテムは、10月リリース「Hymn Of The 7th Galaxy」直前の(6月〜9月にかけて、メンバー・チェンジ→レコーディング)5人編成から4人編成に変わった新生RTFを、リアルに体感できる大変貴重なものです。この時期だけにセット・リストがとにかく魅力的で、アルバムから6曲中5曲、SpainとChildren's Song以外は新曲のみというとても魅力的な内容になっており、もちろんアンサンブルも圧巻で、レニーの抜群のハイハット・ワーク(アイアート・モレイラとは全くアプローチが違ってます)、テンション・コードを多様したローズの絶妙な絡みが味わえるSpace Circus、ラテンパートでの完璧なユニゾン、鮮やかなリズム・チェンジ(スネアの頭打ちでの 後半での異常な盛り上がりが凄い)が堪らないCaptain Senor Mouse、8/6拍子で展開するChick Corea、Bill Connors驚異のユニゾンが凄まじいThe Game Maker等、本当に聴きどころ満載です!!ここまで終始テンションの高い、テクニカルなパフォーマンスは他ではそう味わえません。まさにフュージョン黄金期へ突入する第2期リターン・トゥ・フォーエヴァーの決定盤が、大好評Gravy Trainレーベルから登場です!

★beatleg誌 vol.93(2008年3月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

チック・コリア卒いるリターン・トゥ・フォーエバーの73年9月3日「レノックス・ミュージック・イン」におけるサウンドボード収録。冒頭Hymn Of The Seventh Galaxyは黄金期ジャズロックを偲ばせるような、スリリングなレニー・ホワイトによるドラミングが何より聴きものだ。ビル・コナーズによるロック魂溢れるギタープレイも70年代中期のジェフ・ベックのゆおうに変幻自在のプレイを聴かせてくれる。このライヴはアルバム「第七銀河の賛歌」リリース直前に行われたもので、先の1を含む2,4,7,8の5曲が新作からのナンバーとして披露されている。Theme To The Mother Shipはレニーの驚異的なドラムワークの後、ダイナミックが展開が印象的なロングナンバー。続くBass Folk Songはスタンリー・クラークのベース・ラインを核に、ビル・コナーズのギターが炸裂する一曲だ。各プレイヤーが持ち味を存分に発揮したここでのプレイは、絶妙なアンサンブルを産み出すことに成功している。Children's Song #1の中盤以降で聴かれるインタープレイは、あのBB&Aを凌駕するほどのインパクトを聴き手にあたえてくれる爽快な演奏が聴きもの。「アランフェス協奏曲」からインスパイアされたお馴染みのSpainも、このメンバー構成でなくては成し得ない、独特の緊張感が終始キープされている。Captain Senor Mouseはスピード感溢れるリズムの中、ビルのギターとチック・コリアのピアノが丁々発止の共演を見せてくれる本作のハイライト。ラテン・フレーバーが持ち味のこの曲をしっかりとサポートしているのは、他でもないレニーのドラムワークである。一方、ラストのGame Makerはの主役はギタリストのビル。80年代初期にキング・クリムゾンが模索していたハイパーサウンドを逸早く導入していたと感じるのは、当方だけではあるまい。第二期リターン・トゥ・フォーエバーという一番ロック色が濃厚だった時期の彼等の魅力が、このライヴに集約されて言っても過言ではない。

★超高音質ステレオ・サウンドボード。絶品。

1. Hymn Of The Seventh Galaxy
2. Theme To The Mother Ship
3. Bass Folk Song
4. Children's Song #1 / Space Circus
5. Spain
6. Show Interruption
7. Captain Senor Mouse
8. Game Maker

Chick Corea - Fender Rhodes Piano
Stanley Clarke - Bass
Bill Connors - Guitar
Lenny White - Drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING