ERIC CLAPTON - BOSTON SEPTEMBER 1974: STEVE HOPKINS MASTER(2CD) [Beano-185]

ERIC CLAPTON - BOSTON SEPTEMBER 1974: STEVE HOPKINS MASTER(2CD) [Beano-185]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Boston Garden, Boston, Massachusetts, USA 30th September 1974 TRULY PERFECT SOUND(HUGE PGRADE)

今週もイギリス在住の重鎮テーパーより提供されたエリック・クラプトンのマスターカセットを2作リリース致します!その一つめは、1974年カムバック全米ツアー・セカンド・レッグから、9月30日のボストン公演を非常に良好で広がりのあるモノラル・オーディエンス録音で完全収録した「マスターカセット」です。このマスターは、スティーヴ・ホプキンスという人物が名機Sony TC-55にコンデンサーマイクをジョイントして録音されたカセットテープからDATにコンバートし、マスタリングを施したものです。これが現時点では最高音質、クオリティと言われています。それを入手していた重鎮テーパーはさすがというところ。それを今回提供してくれたというわけです。従いまして、既発盤の音質とは雲泥の差がございます。恐らく既発盤は何代かのジェネレーションを経るうちにどんどん音質が劣化していったマスターを使用して製作されたのでしょう。Mainline Floridaのイントロ欠落は変わりませんが、既発盤ではそのままだったピッチの狂い(前半部は半音の70%程度、後半部は半音の20%程度高い)を完全にアジャスト。さらに元々高音質ながら、ダンゴ状態だった低音域の状態を緩和し聴きやすくしました。聴いていただければ既発盤との違いは「一聴瞭然」です。
さて、ここでこの日の公演がクラプトンのカムバックイヤーでどのような位置づけだったのかを見ていきましょう。

・1974年6月19日、20日:全米カムバックツアーのため、北欧にてウォームアップ・ギグ
・1974年6月28日〜8月4日:全米ツアー
≪1974年8月5日:アルバム「461 OCEAN BOULEVARD」リリース≫ 
・1974年8月〜9月:アルバム「THERE'S ONE IN EVERY CROWD」をマイアミにてレコーディング
・1974年9月28日〜10月6日:第2回全米ツアー  ←★ココ★
・1974年10月31日〜11月6日:初のジャパン・ツアー
・1974年11月27日〜12月5日:短期ヨーロッパ・ツアー

6月からのカムバック全米ツアーの大成功で気を良くし、キャリアの再出発に自信を持ったクラプトンは、製作意欲に溢れ、早々と次のアルバムのレコーディングまで完了し、またすぐにツアーに出たことが分かります。レコーディングしたての新曲を逸早くファンに聴かせるためにブッキングしたのがこのセカンド・レッグだったと言え、本公演は序盤に当たっていました。従ってクラプトンの中では余計にその気持ちは強かったことでしょう。この日はBetter Make it Through Today、Little Rachel、Singing The Bluesの3曲を披露しています(Singing The Bluesの前には、録音したてのアルバムからのナンバー、とてもいいよ、とアナウンスしています)。新曲だけに丁寧に演奏されている印象ですし、酒に溺れて臨んだ全米ツアーだった割には、この日は酒の影響がほぼありません。新曲に加え、リリースしてほぼ2ヶ月が経ち、全米ナンバーワンに輝いた大好評のカムバック作「461」収録のナンバーも取り上げながら、ブルージーなテイストも忘れない心憎いセットになっています。I Shot The Sheriffの後奏でのクラプトンのプレイもシャープですし、Badgeでのソロもグッド。この曲はブリッジ部を繰り返さないという珍しいパターンで次曲に入ります。Mainline Floridaもかなりレアなレパートリーでした。Key to The Highwayの終盤では、クラプトンのシャープなフレーズが炸裂していますし、Laylaの後奏のフレーズもスリリングです。このセカンド・レッグからの変化の一つは、バックボーカルにマーシー・レヴィが加わったことでした。イヴォンヌ・エリマンがハスキーな低音域の声だったのに対し、時には甲高いばかりのマーシーの高音が加わったことで、高低音域のバランスが取れ、サウンドを厚くすることに貢献しました。さらにマーシーの得意技はブルースハープ。この日のステージでも随所でブルージーなプレイを聴かせてくれています。この体制で強固なタルサ・トップスは1ヶ月後には初めて日本の土を踏むことになります。単にクラプトンのバックアップ・バンドというだけでなく、早くもバンドとしてのアイデンティティを確立したのがこのレッグだったのではないでしょうか。同じ74年でも今回同時リリースのファースト・レッグからの「New Orleans 1974」とはまた違った趣きのある本盤。セカンド・レッグのボストン公演では本盤が最上版と断言できます。初回のみの限定プレスCDでのリリースとなりますので、お早めのオーダーをお願い致します。

★オーディエンス録音と聴いて侮るなかれ。優れたAUD録音はSBDに優る時がありますが、これはその典型的作品です。凄い!

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (37:08)
1. Intro 2. Better Make it Through Today 3. Can't Find My Way Home 4. I Shot The Sheriff
5. Badge 6. Little Rachel 7. Mainline Florida

Disc 2 (54:21)
1. Little Wing 2. Singin' The Blues 3. Key to The Highway 4. Tell The Truth
5. Layla6. Blues Power

Eric Clapton - Guitar, Vocals George Terry - Guitar Dicks Sims - Keyboards
Carl Radle - Bass Jamie Oldaker - Drums Yvonne Elliman - Backing Vocals
Marcy Levy - Backing Vocals