【取り寄せ】JETHRO TULL - BOSTON 1977(2CDR) [Uxbridge 1427]

【取り寄せ】JETHRO TULL - BOSTON 1977(2CDR) [Uxbridge 1427]

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商品詳細

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Live at Boston Garden, Boston, MA, USA 28th March 1977 ULTIMATE SOUND

 超絶級の新発掘が相次いでいる重鎮JETHRO TULLの“SONGS FROM THE WOOD Tour”。その大激戦を制して王座に君臨するであろう凄まじいライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1977年3月28日ボストン公演」。その超極上オーディエンス録音です。1977年と言えば『SONGS FROM THE WOOD』のデラエディで公式化されたランドバー公演が象徴的ですが、オーディエンス録音でもマイク・ミラードの名作『LOS ANGELES 1977(Uxbridge 1063)』『PASADENA 1977(Uxbridge 1369)』が大いに話題となりました。そんな激戦区ツアーの中で本作のポジションはいかなるものなのか。“SONGS FROM THE WOOD Tour”の全景から振り返ってみましょう。

・1月14日-23日:北米#1(7公演)←※ミラード2作
・2月1日-14日:英国(13公演)
《2月11日『SONGS FROM THE WOOD』発売》
・3月1日-4月10日:北米#2(33公演)←★ココ★
・4月16日-23日:欧州#1(8公演)
・5月24日-6月8日:欧州#2(12公演)
・9月4日-20日:豪州(15公演)
・11月4日-12月6日:北米#3(31公演)←※公式映像

 これが1977年のJETHRO TULL。公式のランドバー公演もミラードの2作も北米ですが、すべてレッグが違う。本作は『SONGS FROM THE WOOD』発売後に始まった「北米#2」の24公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウで記録された本作は、衝撃に背筋が凍るほどの超高音質。芯の力強さ、距離のない間近感、ディテールの細やかさ、鳴りの美しさ……すべてが圧倒的。1977年の客録でも間違いなく歴代No.1に輝く王座のアルバムなのです。これは普通の「ツアー代表作」等という次元ではありません。何しろ、このツアーはかの伝説名手ミラードの名作があるにも関わらず、本作には到底及ばない。そもそもミラードもJETHRO TULLのファンであり、その出音を研究して何度も録音するほど思い入れが強かった。そんな名作を超越しているのです。
 先ほどからミラードの話ばかりで恐縮ですが、もちろん本作を記録したのはミラードではありません。「Hezekiahx2」なる名称で知られる録音家です。作品数が限られているので知名度はそれほどでもないのですが、実はこの人物もとんでもない名手。例えば、EL&Pのプレス盤『DEFINITIVE BOSTON 1977(Virtuoso 383/384)』やBAD COMPANYの『BOSTON 1977(Uxbridge 930)』など、1本入魂な超傑作を手掛けてきた人物なのです。本作は、そんな超絶コレクションの1stジェネ・リールを名門「Krw_co」がデジタル化した銘品中の銘品なのです。
 そんな絶世の美音で描かれるのは、素晴らしき“SONGS FROM THE WOOD Tour”の世界。セットは公式化されたランドバー公演と同一ではありますが、良い機会でもあるのでここで整理しておきましょう。

・スタンドアップ:A New Day Yesterday (incl. Living In The Past)
・ベネフィット:To Cry You a Song
・アクアラング:Wonderin' Aloud/Cross-Eyed Mary/Aqualung/Wind-Up/Locomotive Breath
・ジェラルドの汚れなき世界:Thick As a Brick
・ウォーチャイルド:Skating Away On The Thin Ice Of The New Day/Back-Door Angels
・天井桟敷の吟遊詩人:Minstrel in the Gallery
・ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる:Too Old to Rock 'n' Roll: Too Young to Die
・神秘の森ーピブロック組曲:Jack-in-the-Green/Songs From The Wood/Velvet Green/Hunting Girl
・その他:Instrumental Jam/Symphony No. 9, Op. 125 (Ode to Joy)/Land Of The Hope And Glory

 それにしてもド肝を抜かれるサウンド。仮にJETHRO TULLを1曲も知らなかったとしても、この美音だけで心が溶かされることでしょう。マイク・ミラードは膨大な作品数でも録音史に巨大な足跡を残しているわけですが、“1本の高み”という視点なら本作はミラードさえも超えているのです。「客席からの空間録音」という得意な文化をアートのレベルに引き上げてしまう衝撃の名録音。1stジェネではなく大元マスターが発掘されることを祈ってUxbridgeとしましたが、本来であれば永久保存プレスが当然な文化遺産。襟を正して全霊で正対していただきたい名作の誕生です。

Disc 1(52:46)
1 Intro
2 Wondr'ing Aloud
3 Skating Away
4 Jack-In-The-Green
5 Thick As A Brick
6 Songs From The Wood
7 Instrumental Jam / Drum Solo
8 To Cry You A Song
9 A New Day Yesterday
10 Flute Solo incl. God Rest Ye Merry Gentlemen, Bouree
11 Living In The Past
12 A New Day Yesterday(reprise)

Disc 2(65:11)
1. MC
2. Velvet Green
3. Hunting Girl
4. Too Old To Rock 'N' Roll
5. Beethoven's Ninth Symphony
6. Minstrel In The Gallery
7. Cross-Eyed Mary
8. Aqualung
9. Guitar Solo
10. Wind-Up
11. Back Door Angels
12. Wind-Up (reprise)
13. Locomotive Breath
14. Land Of The Hope And Glory
15. Back Door Angels (reprise) 

Ian Anderson - Vocals, Flute Martin Barre - Guitar John Glascock - Bass
John Evan - Keyboards, Piano David Palmer - Keyboards, Piano Barriemore Barlow - Drums