OZZY OSBOURNE - MONSTERS OF ROCK: KARLSRUHE 1984(1CDR) [Shades 1297]

OZZY OSBOURNE - MONSTERS OF ROCK: KARLSRUHE 1984(1CDR) [Shades 1297]

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商品詳細

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Wildparkstadion, Karlsruhe, Germany 1st September 1984 TRULY PERFECT SOUND

 世界中の重金属コレクターを湧かせている知られざる80年代の名手「G.Mann」。そのオジー・オズボーン篇が登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1984年9月1日カールスルーエ公演」。フェスツアーとなった“MONSTERS OF ROCK”の西ドイツ編を記録した傑作オーディエンス録音です。今週は『月に吠える』前後のライヴアルバムが何作も同時リリース。それぞれ時期もメンツも異なりますので、ここでもツアースケジュールでポジションを確かめておきましょう。

●1983年 《ジェイク加入》
・1月12日-30日:欧州#1(13公演)
《ブリッジウォーター→エイリー交代》
・2月11日-4月5日:北米#1(34公演)
《コスタ→デイズリー交代》
・5月29日:US FESTIVAL ←※THE COMPLETE SOUNDBOARD
《アルドリッチ→アピス交代/11月15日『月に吠える』発売》
・11月10日-12月22日:欧州#2(32公演)
●1984年
・1月10日-2月20日:北米#2(31公演)
《アピス→アルドリッチ交代》
・3月3日-6月10日:北米#3(61公演) ←※公式映像
・6月28日-7月7日:日本(8公演) ←※ULTIMATE BARKS: TOKYO 1984
・8月4日:プエルトリコ
・8月18日-9月2日:欧州#3(5公演) ←★ココ★
●1985年
・1月16日+19日:ROCK IN RIO(2公演) ←※プロショット
《アルドリッチ/デイズリー/エイリーが離脱》

 これがジェイク加入から『月に吠える』に関する活動のあらまし。ラストは“ROCK IN RIO”への出演でしたが、それはあくまでも追加的なもの。ツアー本編の最後は“MONSTERS OF ROCK Tour”となった「欧州#3」であり、本作はその4公演目となるコンサートでした。
 このショウは以前『MONSTERS OF ROCK IN GERMANY 1984 VOL.1(Non Label)』としてもお届けした事がありますが、本作はまったく別の新発掘マスター。今話題の名手「G.Mann」が公開した大元マスターなのです。この人物は1984年“MONSTERS OF ROCK”の極上録音を公開したことで注目を集めており、今週永久保存が決定したACCEPTのドニントン篇『Zodiac 436』やMOTLEY CRUEの西ドイツ編『NUREMBERG 1984(Zodiac 433)』もこの人物の作品。もっと言えば、今週同時リリースとなるオジーの『OFFENBACH 1983(Shades 1293)』も「G.Mann」コレクションであり、本作はその姉妹作となるものなのです。
 それほど話題になる要因は、もちろんクオリティ。本作も例に漏れず、クリアに透き通ったサウンドが絶品。反響する壁や天井のない野外会場というのもありますが、とにかく恐ろしく晴れ渡り、ディテールまでくっきりハッキリ。トミー・アルドリッジの暴れまくる乱打と歌うボブ・デイズリーのベースラインが絡んでも混ざり合わない。もちろん、ジェイクは引っ掻きピッキングのエッジまで鮮やかですし、オジーの歌声は歌詞の一語一語どころかそこに込められたニュアンスや息づかいまで分かるのです。
 異常な次元のダイレクト感は全編で炸裂していますが、特に驚くのは(意外とレアな)アウトロの「Goodbye To Romance」。終演を告げるBGMとして会場に流されるのですが、こんなささやかなパートまで超ド密着で、まるでスタジオアルバムをそのまま流しているかのようにビビッド! 現場PAの出音の関係か、ややワイルドなので永久保存プレス化は逃しましたが、骨太感もダイレクト感も異常な次元の名録音なのです。
 そんな超クリア・サウンドで描かれるのは、新たなる音楽“ヘヴィメタル”を世界中に知らしめたツアーの大名演。セットは“BARK AT THE MOON Tour”の標準的なもので公式プロショットとも同じなので分析は省略しますが、その演奏ぶりと開放感が凄い。何よりも強烈なのは、ジェイクの切り刻みギターで、『月に吠える』曲はもちろんランディ曲も凄まじい勢いで弾いて弾いて弾き倒す。その音数の多さはゲイリー・ムーアもかくやのマシンガンぶりで、一発一発のエッジの鋭さはジョージ・リンチも何する者ぞ。歴代ギタリストはそれぞれメタル史に名を刻む英雄ばかりですが、金属光沢や切れ味が生み出す「メタル感」ではジェイクに並ぶ者はいない。しかも、本作はそんなツアー最終盤であり、大群衆を目の当たりにする野外フェス。異様なほどのテンションが間欠泉の如く吹き出す、重金属噴火口アルバムなのです。

 オジーを独り立ちさせ、シーンの王座に就かせたのはランディ・ローズ。そして、その栄光を永遠のものにしたのはザック・ワイルドでした。しかし、音楽ジャンル“ヘヴィメタル”の魅力を全世界に広め、「なるほど、これは岩じゃなく金属だ」と音で納得させたのは間違いなくジェイクのギター。そして、彼を従えた邪悪な魔王オジーだったのです。本作から吹き出すのは、そんな1984年の大気そのものなのです。地球がメタリックに染め変わっていった歴史的な現場、どうぞ本作で存分にお楽しみください。

★「1984年9月1日カールスルーエ公演」の超クリア・オーディエンス録音。既発『MONSTERS OF ROCK IN GERMANY 1984 VOL.1』とはまったく別の新発掘録音で、そのサウンドは異様なほどにクリア。反響ゼロの野外会場でPAの出音をダイレクトに拾っており、ディテールまでくっきりハッキリ。トミーの暴れまくる乱打と歌うボブのベースラインが絡んでも混ざり合わない。もちろん、ジェイクは引っ掻きピッキングのエッジまで鮮やかですし、オジーの歌声は歌詞に込められたニュアンスや息づかいまで分かる。世界中にヘヴィメタルを広めた“BARK AT THE MOON Tour”でもハイライトな大会場ライヴで、燃えまくる爆テンションなフルショウを極上体験できます。

(72:09)
1. Carmina Burana
2. I Don't Know
3. Mr. Crowley
4. Rock'n'Roll Rebel
5. Bark At The Moon
6. Revelation (Mother Earth)
7. Steal Away (The Night)
8. Suicide Solution
9. Journey To The Centre Of Eternity
10. Drum Solo
11. Flyin' High Again
12. Iron Man
13. Crazy Train
14. Paranoid
15. Goodbye To Romance

Ozzy Osbourne - Vocals
Jake E. Lee - Guitars
Bob Daisley - Bass
Tommy Aldridge - Drums
Don Airey - Keyboards