ERIC CLAPTON - GREENSBORO 1974(2CD) [Beano-181]

ERIC CLAPTON - GREENSBORO 1974(2CD) [Beano-181]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Greensboro Coliseum, Greensboro, North Carolina, USA 2nd August 1974 SBD(UPGRADE)

今週のエリック・クラプトンは、またまたイギリス在住の重鎮テーパーからもたらされたロウ・ジェネレーション・マスターカセットからの秘蔵音源をリリースします!デレク・アンド・ザ・ドミノス解散後、3年間のブランクを経てカムバックしたことで有名な1974年の全米ツアーから、終盤に当たった8月2日のグリーンボロ公演を、メイン部分を抜群のモノラル・サウンドボード録音、追加のサブ部分を良好なモノラル・オーディエンス録音で構成し、完全収録版でお届けするものです。実はこの構成の音源にはCDRの既発盤がありました。「それと同じなんじゃないのか?」と不安がられている方、大丈夫です。重鎮テーパーから提供を受けた、ロウサウンドボードマスターと、同じく既発盤よりも音も良く、ピッチも正常なオーディエンスマスターをジョイントしての「決定版」なのです。重鎮テーパーのマスターを既発盤と比較したところ、サウンドボード部分は本盤の方が音質が良いことは明らかでした。序盤のアコギ・ナンバーでのギターサウンドが鈴のように鳴り響いている事から、高音が潰れていないことが判っていただけるでしょう。明らかにロウジェネレーションだったのです。さらにLet It Rainの終盤部分は元マスターでのテープよれが激しく、既発盤ではやむなくフェイドアウトさせて収録していましたが、本盤ではこのテープよれ部分をできる限り緩和し、通して聴けるレベルに修復したのです。従って、史上最長の完全収録バージョンとなっています。そして、オーディエンス録音部分は本盤のマスターの方が既発盤よりもイントロが約3秒長く収録されていました。しかも既発盤はピッチが低いという欠点がありました。そこでこのオーディエンス部分のピッチを完璧に正してヒスノイズを少し緩和し、未公開のイントロ部分(3秒だけですが)を付けた完全版としてジョイントしました。その結果、「グリーンズボロ1974」の決定版に君臨するクオリティとなったのです。クラプトンマニアの方々にこそ聴いていただきたい最上級アップグレード盤が本盤です。
さて、ここでこの日の公演がこのカムバックイヤーでどのような位置づけだったのかを見ていきましょう。

・1974年6月19日、20日:全米カムバックツアーのため、北欧にてウォームアップ・ギグ
・1974年6月28日〜8月4日:全米ツアー ←★ココ★
≪1974年8月5日:アルバム「461 OCEAN BOULEVARD」リリース≫ 
・1974年8月〜9月:アルバム「THERE'S ONE IN EVERY CROWD」をマイアミにてレコーディング
・1974年9月28日〜10月6日:第2回全米ツアー 
・1974年10月31日〜11月6日:初のジャパン・ツアー
・1974年11月27日〜12月5日:ヨーロッパ・ツアー

カムバックツアーもあと2公演を残すのみとなった8月2日のグリーンズボロ。実際にはこの時期、まだカムバック作「461」がリリースされていなかったわけですが、ほぼ1ヶ月以上に渡り十分なプロモーションもできてきて、バンドの結束も磐石となっていた時期でした。この日のトピックは何と言ってもクラプトンの親友ミュージシャン、ザ・フーのピート・タウンゼントとキース・ムーンが飛入りしたことです。クラプトン自身も酒は入っていたものの、体調が良く、プレイにも冴えが見られた日でした。Have You Ever Loved A Womanでの非常に切れ味のある素晴らしいプレイを聴くとそれがお判りいただけると思います。その次の曲にピートが飛入りすることになっていたのですから、クラプトンの乗り気も分かるというものでしょう。ピートは次曲で飛入りし、彼らしいリズムカッティングを聴かせるものの、突出したプレイは捉えられていないのが残念です。しかし二人の共演は数少ないだけに、記録としてはクラプトンファン、ザ・フーファンの両方にとって重要なことでしょう。クラプトンのMCを聴くと、この日のレギュラーセットのラストナンバーはLet It Rainだったようで、ピートとキースはアンコールに登場しました(ピートは二度目の飛入りです)。登場した時、ピートはウクレレを持ち込み、それをクラプトンの頭にクラッシュさせ、ザ・フーのお家芸である「ギタークラッシュ」ならぬウクレレクラッシュを披露して場内の爆笑を誘った、と伝えられています。じっくりお聴きください。そんな場面が分かりますか?(この演出は前日のアトランタ公演だった可能性もありますが)ピートとキースはこの時期、クラプトンのコンサートに飛入りするため、わざわざ渡米したようです。しかもフーのサウンド・エンジニアであるボブ・プリデンを伴い、クラプトンのコンサートのPAミキシングを担当させました(プリデン曰く、「フーのコンサートに比べれば、クラプトンのコンサートのサウンド・プロダクションは楽だったよ。」とのことです)。親友のカムバックがそれほど嬉しかったのでしょう。思えばピートは、まだクラプトンがドラッグ中毒最中の前年1月に「レインボー・コンサート」をオーガナイズして親友のステージ復帰を助けていました。その後、また雲隠れしてしまったクラプトンをピートは心底心配していたわけですから、自力でカムバックを果たしたクラプトンのことを聞き、居てもたってもいられず渡米したのではなかったかと思います。親友とはいいものですね。こんなことにも思いを巡らせながら聴いていただきたいグリーンズボロの決定版です。初回のみの限定プレスCDでのリリースとなりますので、お早めのオーダーをお願い致します。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (59:56)
1. Intro 2. Smile 3. Easy Now 4. I Can't Hold Out 5. Tell The Truth
6. Blues Power 7. Have You Ever Loved A Woman

Disc 2 (60:44)
1. MC 2. Willie And The Hand Jive * 3. Get Ready * 4. I Shot The Sheriff
5. Let It Rain 6. MC 7. Layla * ** 8. Badge * ** 9. Little Queenie * **

SPECIAL GUEST:
Pete Townshend *
Keith Moon **

SOUNDBOARD RECORDING