ERIC CLAPTON - HAMPTON 1974(1CD) [Beano-175]

ERIC CLAPTON - HAMPTON 1974(1CD) [Beano-175]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Hampton Coliseum, Hampton, Virginia, USA 28th September 1974 STEREO SBD(UPGRADE)(from Original Masters)

イギリス在住の重鎮テーパーより提供されたエリック・クラプトンの発掘マスターカセットの第3弾は、第2弾の「Tempe 1974」が行なわれた1974年カムバック全米ツアー・ファーストレッグに続き実施されたセカンド・レッグから、9月28日のヴァージニア州ハンプトン公演の中盤部分をステレオ・サウンドボード録音で収録した「マスターカセット」です。このサウンドボードソースも「Tempe 1974」のマスターと同様、コンサート会場でエンジニアのチェック用にPAアウトとして録音されていたもので、かつて「A Drunkard's Night」という海外製の1CD既発タイトルでリリースされていたものと同ソースです。しかし今回の重鎮マスターは「マスターカセット」というだけあって、既発盤と比較して音質は、1ランク以上アップしてクリアになっています。しかもこのソースはこれまで「モノラル」として知られてきたのですが、重鎮のマスターは「ステレオ」だったのです。完全にセパレートしているわけではないのですが、音に広がりがあり、左右バランスも明白に異なるので、これはステレオ・サウンドボードで間違いありません。1曲目が同じ部分からの途中収録は変わりませんが、この日はクラプトンのプレイクオリティが高いので、聴き通す価値が十分にあります。この日は酔っ払い度も低く、しっかりMCをしていますし、新しいメンバーとしてマーシー・レヴィをMCで紹介したり、キーボードをフィーチャーしたところでディック・シムスも紹介しているなど、バンドメンバーにも配慮した冷静なリーダーぶりも見せています。

さて、ここでこの日の公演がクラプトンのカムバックイヤーでどのような位置づけだったのかを見ていきましょう。

・1974年6月19日、20日:全米カムバックツアーのため、北欧にてウォームアップ・ギグ
・1974年6月28日〜8月4日:全米ツアー
≪1974年8月5日:アルバム「461 OCEAN BOULEVARD」リリース≫ 
・1974年8月〜9月:アルバム「THERE'S ONE IN EVERY CROWD」をマイアミにてレコーディング
・1974年9月28日〜10月6日:第2回全米ツアー  ←★ココ★
・1974年10月31日〜11月6日:初のジャパン・ツアー
・1974年11月27日〜12月5日:短期ヨーロッパ・ツアー

6月からのカムバック全米ツアーの大成功で気を良くし、キャリアの再出発に自信を持ったクラプトンは、製作意欲に溢れ、早々と次のアルバムのレコーディングまで完了し、またすぐにツアーに出たことが分かります。レコーディングしたての新曲を逸早くファンに聴かせるためにブッキングしたのがこのセカンド・レッグだったと言えます。しかも本公演はその初日でした。余計にクラプトンの中ではその気持ちは強かったことでしょう。この日はLittle Rachel、Singing The Bluesの2曲を披露しています。新曲だけに丁寧に演奏されている印象です。コンサートの中盤部分を収録していますので、序盤のアコースティック・ナンバーはありませんが、全編「ブラッキー」を使用してのエレクトリックセットは充実の一言です。リリースしてほぼ2ヶ月が経ち、全米ナンバーワンに輝いた大好評のカムバック作「461」のナンバーも取り上げながら、ブルージーなテイストを忘れない心憎いセットになっています(中でもMainline Floridaはかなりレアなレパートリーです)。ブルースといえば、この日はレアなマディ・ウォータースのHoney Beeをプレイしているのが特筆事項、かつハイライトです。1'12"の一瞬の音跳びは既発盤と変わりませんが、クリアになった音質で聴くこのブルースは腹に堪えます。ファースト・レッグでは一度しかプレイされなかったレアなナンバーで、ここでのクラプトンのプレイはタメを効かせた非常にテンションの高い出来となっています。「Tempe 1974」と共にもたらされた重鎮テーパーの秘蔵マスターカセット。経年劣化で半音の35%程度高い所をふらふらしていたピッチを完全に矯正してお届けします。同じ74年でもファースト・レッグの「Tempe 1974」とはまた違った趣きのある本盤。これだからクラプトンのライブはすべて聴きたくなるのでしょう。初回のみの限定プレスCDでのリリースとなりますので、お早めのオーダーをお願い致します。



(78:00)
1. Tell The Truth 2. I Shot The Sheriff 3. Little Rachel 4. Willie And The Hand Jive
5. Get Ready 6. Singing The Blues 7. Badge 8. Blues Power 9. Honey Bee 10. Mainline Florida

Eric Clapton - Guitar, Vocals George Terry - Guitar Dicks Sims - Keyboards
Carl Radle - Bass Jamie Oldaker - Drums Yvonne Elliman - Backing Vocals
Marcy Levy - Backing Vocals

STEREO SOUNDBOARD RECORDING