GEORGE HARRISON WITH ERIC CLAPTON AND HIS BAND - OSAKA 1991 FINAL NIGHT: UNCIRCULATED MASTER(2CDR) [Uxbridge 1437]

GEORGE HARRISON WITH ERIC CLAPTON AND HIS BAND - OSAKA 1991 FINAL NIGHT: UNCIRCULATED MASTER(2CDR) [Uxbridge 1437]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Osaka-Joh Hall, Osaka, Japan 12th December 1991 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

 1991年12月に行なわれた故ジョージ・ハリスンのジャパン・ツアーは、世界でも日本だけで実現し、しかも大親友ミュージシャン、エリック・クラプトンと彼のバンドに全面バックアップされてのものだったということで、二人の固い友情を証明したスーパーイベントとして、もはや日本の洋楽ロック史上の伝説となっています。オフィシャルでは、中間に据えられていたクラプトンのセットをカットし、12日〜17日までの公演のベストテイクを選出する形でジョージ名義のライブ・アルバムがリリースされていますが、もちろん今日に至るまで、オーディエンスソースからこのジャパン・ツアーの音源は多数リリースされてきました。しかし、このたび当店はこれまで一切公開されたことのなかったオーディエンスマスターを入手致しました!日付は12月12日。大阪城ホール公演の5日目、最終日です。この日のオーディエンスソースは過去に「Rock Legends」(Mistral Music)がリリースされていましたが、それよりも圧倒的に音質が良く、この日の録音としては最高レベルです。マスターはビートルズマニアの提供者からで、当時の最高機種Sony Recording Walkman Pro で録音し、録音場所はステージに向かって右側のスタンド。PAの近くだったため、PAからのサウンドをダイレクトに録音できたとのこと。オーディエンスの歓声が特徴的なのもそれを物語っています。但し、ビートルズマニアゆえにリスニング&保存用にジョージの演奏パートのみをマスターテープからAxia AU-IV X Metal 60 2本に収録していたというファーストジェネレーションコピーです。残念ながら、後年大元のマスターテープを紛失されたため、クラプトンの単独セット部分は未収録ですが、オフィシャルライブ盤もクラプトンのパートをカットしてリリースされていることを思えば、本作は「オフィシャル盤の大阪バージョン」としてお楽しみいただけるのではないかと思います。クラプトンのパートが未収録のためUxbridgeからのリリースとなりますが、パンチの効いたサウンドで、質感はマイルド。楽音そのものがクリアーで分離感最高の音なので、本来なら問答無用にTricornからのプレス盤でリリースされる音質です。
 さてここで、このジャパン・ツアーが伝説と化した意味合いを当時のツアー・スケジュールから見ていきましょう。

・1991年1月21日〜29日:アイルランド、ダブリンのザ・ポイントにてツアー・リハーサル
・1991年1月31日、2月2日:ザ・ポイントでのウォームアップ公演
・1991年2月5日〜3月9日:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールで24日間連続公演
・1991年9月4日:ロサンゼルス、ロキシーでのバディ・ガイのギグに飛入り。
・1991年9月26日:ハリウッド、ザ・パレスで収録されたネイザン・イーストがハウスバンド・リーダーを務めるコメディショウに出演。この模様は29日の日曜にFOXチャンネルで放映された。
・1991年12月1日〜12月17日:ジョージ・ハリスンのジャパン・ツアーを自らのバンドと全面バックアップ

   12月1日:横浜アリーナ公演(追加公演)
   12月2日、3日:大阪城ホール公演
   12月5日:名古屋国際見本市ホール公演
   12月6日:広島サンプラザ公演
   12月9日:福岡国際会館公演
   12月10日、11日::大阪城ホール公演
   12月12日:大阪城ホール公演 ←★本作★
   12月14日、15日、17日:東京ドーム公演

3月9日から9月までオフだったことがお分かりでしょう。クラプトンは、前年の「ジャーニーマン・ワールドツアー」と2年続いてこなしたハードなロイヤル・アルバート・ホール連続公演が終了すれば、完全休養に入り、4歳になった幼い息子コナー君との生活をエンジョイするつもりだったそうです。ところが、その矢先の3月20日、あの事件が起こってしまいました。そこからクラプトンは、ご本人の言葉を借りれば「石のように」なってしまいました。幼い息子を失ったショックから、誰とも接触せず、自宅に引き篭もる生活が続きました。キース・リチャーズ、エルトン・ジョンに混じり、ジョージ・ハリスンからもすぐにクラプトンを気遣い慰める手紙が届けられました。クラプトンは友人ミュージシャンたちからの温かい言葉に励まされ、アルコール中毒匿名の会のミーティングに参加しながら、マネージャーのクルーザーで海に出るなど、何とか精神を正常に保ち続けました。そんな折、ジョージに会った際、クラプトンは前年にツアーで回った南米でファンにジョージの近況ばかりを尋ねられたと伝えたのです。ステージ復帰してもいいんじゃないか?というクラプトンの言葉をジョージは一笑に付し、この話を忘れることにしたのですが、ある日、ジョージははたと気づきました。「もし僕がツアー復帰するから手伝ってくれと言えば、エリックはその実行作業に追われ、あの辛い出来事から立ち直ってくれるのではないか?」そしてジョージはその気がなかったにもかかわらず、クラプトンにライブ復帰を伝え、協力を要請したのです。クラプトンはジョージの決断に驚いたものの、協力を惜しみませんでした。自らのバンドを招集し、ジョージのレパートリーからのセットリスト決定、パートの楽器分担とサード・ギタリストの人選、リハーサル会場の手配、スケジュールのすべてを取り仕切りました。しかしリハーサル中もジョージは「やっぱり復帰はやめる」と何度も言い出したそうです。74年の全米ツアーでマスコミから叩かれたことがトラウマになっていたとのこと。本当はライブ復帰などしたくはなかったのです。そこでクラプトンは、温かく、そして真剣に音楽を聴いてくれる日本をツアー場所に推薦し、ジョージを納得させました。そして遂にジャパン・ツアーが実現したというわけです。このジャパン・ツアーは、言わばジョージとクラプトンの生涯に亘った友情を目の当たりに示してくれたものだったのです。このツアーからは全公演の音源がリリースされていますが、時系列で聴いていくと、日を追うごとに緊張が解け、本来の調子を取り戻していくジョージの姿が分かります。それは12月10日の大阪公演あたりから完全なものとなりました。本作でもMCの量も多くなって打ち解けている様子が分かります。本作が、91年12月12日のジョージのジャパン・ツアー大阪5日目公演を最高音質で極めたファースト・ジェネレーションメタルテープマスターを最高の形で収録した決定版です!どうぞ二人の厚き友情を今また改めて確かめてください。

★録音者提供の完全初登場のオリジナル・マスター。12月12日大阪5日目・最終日の過去最高音質盤!!

Disc 1 (57:23)
1. I Want to Tell You
2. Old Brown Shoe
3. Taxman
4. Give Me Love (Give Me Peace on Earth)
5. If I Needed Someone
6. Something
7. What Is Life
8. Dark Horse
9. Piggies
10. Got My Mind Set on You
11. Cloud 9
12. Here Comes the Sun
13. My Sweet Lord

Disc 2 (42:43)
1. All Those Years Ago
2. Cheer Down
3. Devil's Radio
4. Isn't It a Pity
5. While My Guitar Gently Weeps
6. Roll Over Beethoven

George Harrison - guitar, vocals
Eric Clapton - guitar, vocals
Andy Fairweather Low - guitar
Chuck Leavell - keyboards
Greg Phillinganes - keyboards
Nathan East - bass, vocals
Steve Ferrone - drums
Ray Cooper - percussion
Katie Kissoon - backing vocals
Tessa Niles - backing vocals