THE MICHAEL SCHENKER GROUP - MANCHESTER 1982(4CDR) [Shades 1333]

THE MICHAEL SCHENKER GROUP - MANCHESTER 1982(4CDR) [Shades 1333]

販売価格: 2,800円(税込)

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商品詳細

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Manchester Apollo, Manchester, UK 12th & 13th December 1982 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND

GManOF Memories Series です
 グラハム・ボネットが電撃脱退し、期せずして本来の姿に回帰した1982年のMSG。その現場を体験できる新発掘ライヴ・セットが登場です。
 そんな本作に収められているのは2公演。「1982年12月12日+13日マンチェスター公演」の絶品オーディエンス録音をセットした4枚組です。”ASSAULT ATTACK Tour”はグラハム失踪のドタバタもあって初期MSGでも最も活動が停滞していた時期。良い機会ですので、ここでその全体像を振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。

●1982年
・8月24日:シェフィールド大学(グラハム失踪)
《8月27日:ゲイリー・バーデンとリハーサル》
・8月29日:レディング・フェス出演 ←※公式BBC RADIO ONE
・9月4日+5日:ゴールデン・サマーナイト(西独2公演)
《10月『ASSAULT ATTACK』発売》
・10月31日:ブリストル公演
・11月21日-12月13日:英国(14公演) ←★ココ★
●1983年
・1月13日-20日:日本(6公演)
《『BUILT TO DESTROY』制作へ》

 これが『ASSAULT ATTACK』にまつわる活動の全景。インタビューや資料によって細かい日付が異なるので公演数など細部は断言しかねますが、おおよその規模と流れはご理解いただけると想います。カンタンに言いますと「英国/日本/フェスがちょっと」という感じでトータル25回前後しかありませんでした。その中で、本作のマンチェスター公演は「英国」ツアーの最後2公演。翌1983年は日本公演で始まりますので、まさに来日直前のショウだったわけです。
 この2公演はこれまで録音が知られてこなかったのですが、ごく最近になって話題の「G.Mann」コレクションから新発掘されたのです。「G.Mann」と言えば、ACCEPTの『MONSTERS OF ROCK 1984(Zodiac 436)』やゲイリー・ムーアの『MONSTERS OF ROCK 1984(Zodiac 439)』、MOTLEY CRUEの『NUREMBERG 1984(Zodiac 433)』といったプレス名盤を筆頭に、UFO、THIN LIZZY、KISS、WHITESNAKE、W.A.S.P.等々、HR/HM系の名録音を送り出してきた2021年の名門。今回のMSG篇は「G.Mann」本人の録音ではないようですが、ブランドを汚すどころか、一層輝かせる銘品なのです。
 実際、本作のサウンドは2公演とも絶品。スタート時点でリアルな拍手や音色が分かるのでサウンドボードと間違えはしませんが、その後どんどんダイレクト感が向上。2-3曲目に達する頃には距離感も感じられなくなり、ビシッとした安定感まで獲得。えらく細かいディテールとも併せて「あれ? オーディエンスだったっけ?」と思い返すほどの鮮やか&タイト録音なのです。しかも、その個性が2公演とも共通。同じ曲だけ抜き出して比べれば(わずかな)録音ポジションによる音色や演奏の違いもハッキリしているのですが、全体を通すとどちらを聴いているのか迷ってしまうほど。同会場2公演を統一感いっぱいに一気体験できる4枚組でもあるのです。
 そんなサウンドで楽しめるのは、貴重な”ASSAULT ATTACK Tour”のフルセット×2公演。1982年と言えば、レディング・フェスの公式盤『BBC RADIO ONE』が基準になるわけですが、本作は比べものにならないほど曲数が多い。そこで『ROCK WILL NEVER DIE』とも比較しつつ、セットを整理してみましょう。

・現象(2曲):Doctor Doctor/Rock Bottom(★)
・神(6曲):Cry for the Nations/Bijou Pleasurette/Victim of Illusion(★)/Into the Arena/Lost Horizons/Armed and Ready
・神話(4曲):Attack of the Mad Axeman/Let Sleeping Dogs Lie/Looking For Love/Ready to Rock
・黙示録(3曲):Ulcer(★)/Rock you to the Ground/Desert Song
※注:「★」印は『BBC RADIO ONE』『ROCK WILL NEVER DIE』を合わせても聴けない曲。

……と、このようになっています。両日共に選曲は同一で「Ulcer」からスタートする”ASSAULT ATTACK Tour”らしいショウ。そのセットは日本公演でもお馴染みなわけですが、本作は十数公演を重ねた頃でアンサンブルもこなれ、かつ英国ツアーを無事に成し遂げた充実感も滲む。特に最終日(DISC 3-4)は明日の調子を心配する必要のない開放感で思い切りの良さまで溢れ出すのです。
 コージーもグラハムも居なくなったからこそ、ユニットとして完成した1982年のMSG。その本領が発揮され始めた「英国」ツアーの最終2公演を絶品サウンドで丸ごと体験できるライヴセットです。こんな銘品録音がポロッと出てくるからオーディエンス録音は止められない。そんなコレクター冥利まで思い起こさせる4枚組。どうぞ、心ゆくまで存分にお楽しみください。

★「1982年12月12日+13日マンチェスター公演」の絶品オーディエンス録音セット。最近話題の「G.Mann」コレクションから発掘された初登場録音で、そのサウンドは2公演とも絶品。距離感のないダイレクト感、ビシッとした安定感。えらく細かいディテール……聴いているうちに「あれ? オーディエンスだったっけ?」と思い返すほどの鮮やか&タイトな名録音です。「Ulcer」からスタートする”ASSAULT ATTACK Tour”らしいショウで、フェス出演だった公式盤『BC RADIO ONE』とは比較にならないほど名曲が山盛り。ゲイリーが歌う「Rock you to the Ground」「Desert Song」も現場体験できます。

Manchester Apollo, Manchester, UK 12th December 1982

Disc 1(35:29)
1. Intro
2. Ulcer
3. Cry for the Nations
4. Attack of the Mad Axeman
5. Rock you to the Ground
6. Bijou Pleasurette
7. Victim of Illusion
8. Member Introduction
9. Into the Arena

Disc 2(65:13)
1. Desert Song
2. Courvoisier Concerto
3. Lost Horizons
4. Let Sleeping Dogs Lie
5. Looking For Love
6. Armed and Ready
7. Doctor Doctor
8. Ready to Rock
9. Rock Bottom

Manchester Apollo, Manchester, UK 13th December 1982

Disc 3(33:55)
1. Intro
2. Ulcer
3. Cry for the Nations
4. Attack of the Mad Axeman
5. Rock you to the Ground
6. Bijou Pleasurette
7. Victim of Illusion
8. Member Introduction
9. Into the Arena

Disc 4(63:06)
1. Desert Song
2. Courvoisier Concerto
3. Lost Horizons
4. Let Sleeping Dogs Lie
5. Looking For Love
6. Armed and Ready
7. Doctor Doctor
8. Ready to Rock
9. Rock Bottom 

Michael Schenker - Guitars
Gary Barden - Vocals
Chris Glen - Bass
Ted McKenna - Drums
Andy Nye - Keyboards