DEEP PURPLE - SWEDISH STRANGERS: STOCKHOLM 1985(4CDR) [Shades 491]

DEEP PURPLE - SWEDISH STRANGERS: STOCKHOLM 1985(4CDR) [Shades 491]

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商品詳細

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Live at Isstadion, Stockholm, Sweden 14th & 15th June 1985 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)

 アナログ時代の名盤コレクターズ・アイテム「THIRD NIGHT」でも知られる、DEEP PURPLEの1985年スウェーデン・ストックホルム3連続公演より、初日と2日目の模様を優良オーディエンス・マスターでセットにした、マニア必聴必携の一本が登場です! 先日のリリース直後からファンの間で話題となった「HUNGARIAN LIGHTS」(Shades)に続き、オフィシャル化された"3連続公演"の真実を明らかにします!

 黄金期とされる第二期のラインナップが再集結し、1984年リリースの「PERFECT STRANGERS」で劇的な再結成を遂げたDEEP PURPLEは、'84年暮れのオセアニアツアーを皮切りに、翌'85年始めには北米各地を、5月には日本へとツアーの足を伸ばし、世界中のファンを大興奮させました。その来日公演の終了後、バンドは6月から満を持してヨーロッパツアーを開始します。そのハイライトは何と言ってもイギリスの"ネブワース・フェスティバル"でしょう。その模様はラジオ放送用の音源を用い、(実際には不完全な内容ですが)公式化されたほどです。
 そのフェスティバル出演に先立ってPURPLEはスウェーデンにおいて全4公演のライヴを(ウォーム・アップを兼ねて)行い、ストックホルムでは14日から16日にかけて3日間連続公演を披露。ヨーロッパのファンに強烈な印象を残しました。このうち3公演目となった6月16日の模様は「THIRD NIGHT」のタイトルでアナログ時代よりマニアに親しまれ、10年ほど前には'87年のハンガリー公演等と併せてオフィシャル化もされています。それに対し初日と2日目については、マニアの間で(あまり質の良くない)ビデオの存在が知られているものの、音源としては今までほとんどリリースされておらず、空白に近い状態が続いてきました。「THIRD NIGHT」を聴いたファンならば、「初日や2日目の様子も知りたい」と、一度は思った事でしょう。
 本作はそのマニアの願いを叶える充実の一本! 今回は残された14日と15日の模様を、海外よりもたらされた優良なオーディエンス・マスターで音盤化しています。上記したオフィシャルの「THIRD NIGHT」と併せて聴く事で、'85年ストックホルム公演の模様をほぼ全て知る事が出来るのです! 

 ディスク1と2では初日となった6月14日のライヴを約100分にわたって収録しています。ライヴ前半は低音が若干歪み気味ですが(これは演奏が進むにつれて解消されていきます)、音の明度は非常に優れており、ホールらしい自然なエコーが効いた空気感や臨場感は理想的。また演奏のバランスも良好で、聴き手は当時のPURPLEらしい旨みと迫力を併せ持ったライヴを楽しめます。
 来日公演から約1ヶ月のインターバルを挟んだおかげで、ギランのヴォーカルはオープニングの「Highway Star」や「Nobody's Home」から好調で、要所のスクリーミングもしっかりと決まっています。リッチーのギターにも気合が感じられ、曲によって豪快さと繊細さを使い分ける多彩なトーンからは、ソロとバッキングの双方でリッチーらしさを満喫できます。ストックホルムでは再結成後初めてのPURPLEライヴという事もあり、オーディエンスの盛り上がりが素晴らしいのも本録音のポイント。「PERFECT STRANGERS」からの新曲も熱いリアクションを勝ち得ていますが、それ以上に第二期時代のクラシック・ナンバーでの反応は爆発的です。特に「Strange Kind Of Woman」の中盤でギランとリッチーが「Jezus Christ Superstar」を取り上げる場面では会場全体も大合唱しており、この会場の一体感は聴いていて圧倒されてしまいます。この日の「Child In Time」はギランの声も良く出ており、リッチーとジョンの掛け合いも非常にスリリング。これらバンドの熱演ひとつひとつに揺れる会場のムードは実況録音らしい味わいを感じます。ライヴ後半の「Space Truckin'」・「Woman From Tokyo」・「Black Night」におけるノリに乗ったムードは、会場は言うまでも無くバンドも演奏を楽しんでいるムードが良く伝わり、聴き手を大いに満足させてくれるでしょう。残念ながらマスターの都合により、この日は「Difficult To Cure」に続いて披露されたジョン・ロードのソロ、さらにアンコールの「Smoke On The Water」中盤以降が欠落していますが、ストックホルム初日のドキュメントは間違いなく貴重です!

 続く2日目の模様を収めたディスク3・4は前日を越える約110分間のボリュームで、ショウの模様をほぼ全て捉えています。前日以上にテーパーとステージの近さを感じるダイレクト感溢れる音像、見通し明瞭で分離感にも優れたサウンドは素晴らしいの一言(あえて問題を挙げれば、前日と似たような低音の歪みが多少見られる点でしょうか)。とりわけ輪郭鮮やかなリッチーのギターとイアン・ペイスのドラムは存在感があり、ダイナミックな「Highway Star」や「Nobody's Home」・「Strange Kind Of Woman」は聴き手をノックアウトするでしょう。
 マスター鮮度の高さは静かな場面でも演奏をリアルに描き出しており、「A Gypsy's Kiss」冒頭の「Blues」でリッチーが爪弾くようなギターのトーン、ふくよかなジョンのオルガンも心地良いサウンドで楽しめます(この「Blues」ではギランが叩くコンガの音もしっかり拾っています)。さらにシンフォニックな「Perfect Strangers」、ハードでエキサイティングな「Under The Gun」、第五期PURPLEの旨みを凝縮したような「Knockin' At Your Back Door」と、本録音で聴ける「PERFECT STRANGERS」収録曲の聴き応えは絶品と言うほかありません。もちろん前日同様クラシック・ナンバーもスリリングで、とりわけ「Child In Time」の中盤、リッチー,ジョン,ロジャー,ペイスらが縦横無尽に暴れまわるようなソロ・インタープレイのパートは聴き手を悶絶させる事でしょう! こちらでは前日カットが見られたジョンのキーボードソロや「Smoke On The Water」もラストまできちんと収録しています。イコライジングやコンプレッサーの影響がほとんど感じられないナチュラル・サウンドでライヴの全貌を楽しめる本録音は、オフィシャルの「THIRD NIGHT」以上に味わい深く、また聴き応えにも富んでいると言えます。
 
 本作に収められた初日と2日目はバンドの演奏が生き生きとしており、ギランのヴォーカルも(声が出ていなかった3日目がウソのように)張りがあります。3日目を収録した「THIRD NIGHT」を聴いた人ほど、本作で聴ける演奏には心惹かれるものを感じるでしょう。
 またこの'85年ストックホルムと同じく"3連続公演"・"オフィシャル化"の共通点を持つ'87年ハンガリー公演も、先日リリースされた「HUNGARIAN LIGHTS」で全容が明らかとなり、熱心なDEEP PURPLEファンを多いに驚かせました。しかし第五期PURPLE絶頂の日々を、高い鮮度の優良マスターでリアルに記録した本作は、マニアにとって前掲アイテム以上に重大な関心を抱かせる一本となるはず。資料的にもエンターテイメント的にも充実の4枚組は、全てのDEEP PURPLEマニアが見逃せないビッグ・タイトルです!

★beatleg誌 vol.143(2012年6月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 1985年5月に行われた日本公演後のヨーロッパ・ツアーから、6月14日〜16日の3日連続で行われたスウェーデン-ストックホルム公演の内、14日&15日のステージを収録したCD-R。
 まず、Disc-1&2の14日のステージは、序盤こそ歪み気味ながら良好な音質のオーディエンス録音で収録。セット・リストは日本公演に準じたというよりもワールド・ツアーに準じたもので、オープニングの「Highway Star」から安定したプレイが楽しめる。ギランのヴォーカルもステージによっては露見した不安定さを感じさせないし、リッチーのソロも指グセを多用しながらも流麗なフレーズが迸るかのように繰り出される。「Strange Kind OF Woman」でのギランとリッチーの掛け合いでは「Jesus Christ Superstar」で観客のコーラスのサポートも凄まじく、リッチーとギランも圧倒されているように聴こえるが、そのリッチーも「Child In Time」ではフィードバックしながらソロに突入して破綻寸前の凄まじい音の洪水で観客を圧倒している。裏ジャケットにはクレジットされていないがDisc-1(12)に「Knocking At Your Back Door」が収録されているので、この日のステージは全曲収録されている。アンコールは「Woman From Tokyo」のショート・ヴァージョンから、「Black Night」「Smoke On The Water」とお約束のような曲目ながら観客を喜ばせる(「Smoke On The Water」はリッチーのソロの途中で惜しくもフェイド・アウト)。
 Disc-3&4の15日のステージは、14日以上にクリアで良好な音質のオーディエンス録音で収録している。セット・リストは14日と同様ながら、特に「Child In Time」でのリッチーのソロは14日以上に弾きまくっているように聴こえるし、「Difficult To Cure」でのジョンのソロも静と動のコントラスを絶妙にミックスしながら、「Space Truckin'」に導くようで素晴らしい。アンコールも曲こそ14日と同様ながら、「Black Night」でのギランを中心としたお遊びも楽しいし、この日の「Smoke On The Water」はラストまで収録している。16日のステージはオフィシャルで聴くことが出来るので、このアイテムと合わせて三夜連続のストックホルムのステージを堪能して欲しい。

★2公演ともライン録音に匹敵する素晴らしいサウンドです。予想以上の音質の良さ、演奏の素晴らしさに大満足の4枚組です。

Live at Isstadion, Stockholm, Sweden 14th June 1985

Disc 1(66:23)
1. Intro. 2. Highway Star 3. Nobody's Home 4. Strange Kind Of Woman 5. Blues 6. A Gypsy's Kiss
7. Perfect Strangers 8. Under The Gun 9. Lazy 10. Drum Solo 11. Child In Time 12. Knocking At Your Back Door

Disc 2(23:11)
1. Difficult To Cure 2. Space Truckin' 3. Woman From Tokyo 4. Black Night 5. Smoke On The Water

Live at Isstadion, Stockholm, Sweden 15th June 1985

Disc 3(56:17)
1. Intro. 2. Highway Star 3. Nobody's Home 4. Strange Kind Of Woman 5. Blues 6. A Gypsy's Kiss
7. Perfect Strangers 8. Under The Gun 9. Lazy 10. Drum Solo 11. Child In Time

Disc 4(48:28)
1. MC 2. Knocking At Your Back Door 3. Difficult To Cure 4. Keyboard Solo
5. Space Truckin' 6. Woman From Tokyo 7. Black Night 8. Smoke On The Water

Ian Gillan - Vocal Ritchie Blackmore - Guitar Roger Glover - Bass
Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drums